ラボ日記「教育データ利活用WG」の第11回目を実施しました。
令和6年6月27日(木)曇り
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約20名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab
本日は、かがわDX Labにおける研究項目:教育「教育データ利活用WG」を開催しました。
本日のWGは、サブWG②「主体性の研究」に焦点化して実施しました。特に、外部講師として、県内で先進的な取組を進めている教員をお招きして、意見交換を行いました。
まず、講師から、ご自身や勤務校での取組をご紹介いただきました。その中では、子どもたちが自己表現を行う場を数多く設けたり、子どもたち自身で学校行事を企画させたりと、一人一人の個性や主体性を尊重しながら教育活動を展開している様子がうかがえました。
それを受けての主な協議として、特に「評価」をどう考えていくかという話が出ました。従来、紙面テストのような数値化できるものが中心的に評価されてきましたが、これからは表現力や探究力といったパフォーマンス的な側面を重視したり、特に一人一人の成長を長期的な視点で支援するような価値観で評価を伝えていく姿勢を大切にしたりすることが求められる、といった意見が出されました。
次回に向けては、以上の取組や価値観を加味しながらサブWG②の協議を進めることで合意しました。また、サブWG①「データ流通」についても、実証事業の具体的な見通しや、それに伴って実施するアンケートの内容等を検討していく予定です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?