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ラボ日記「要支援者等の共助モデル構築WG」の第10回目を実施しました。

令和6年3月18日(月)晴れ
参加者:かがわDX Lab会員及びLabフェロー 約20名(オンライン含む)
場 所:かがわDX Lab及びオンライン

本日は、ラボにおける福祉・防災分野の研究項目「要支援者等の共助モデル構築WG」の第10回目を実施しました。
本WGは、認知症高齢者等の要支援者に対して、位置情報を活用することを念頭に、徘徊捜索支援や災害時の迅速なサポート体制の整備など、平時・災害時それぞれのケースに合わせた支援策を、行政のみに頼らない、民間事業者を含めた地域で支え合う仕組みを構築することで、より実効性の高い、「共助型社会」の実現を目指しています。
本日は、県内2自治体、県、かがわDX Lab会員が集まり、主に実証内容に関する議論が行われました。
本日のWGでは、実証内容に関する3つの方向性の案が提示され、それぞれ議論が行われました。実証内容の進め方の大枠についてはWGで合意できましたが、内容についてはそれぞれ意見が出されました。
かがわDX Labフェローからは、「アーキテクトの部分でGISプラットフォームとの連携などを前提に検討した方が良いのでは」「各分野でアプリが極力乱立しないように、他WGで検討しているサービスとの連携も、今後検討していく必要がある。」といったアドバイスもいただきました。
自治体からは、現状の徘徊SOSネットワーク事業の運営体制や警察も含めた情報共有の仕組みが共有され、実証に向けた検討のポイント等についてそれぞれ議論が行われました。
今後も、具体的な実証研究計画の策定、及び詳細なビジネスモデルの構築に向けて、引き続き議論を進めて参ります。

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