【Materials】物語『わたし』

①はじめに

 どうも、カガリです。
 突然ですが、私のことを知らない人が多いんじゃないかなと思いまして、なぜ創作を始めたのか、創作を始めた原点とはなんなのか、自分にとって創作とはなんなのか、一体どのような背景でこの小説を執筆しているのか、少しでも理解していただき、今後の作品を楽しんでいただけたらと思います。

 一部、皆様を不快に思わせるような考え方や記述があるかもしれませんので、ブラウザバックを推奨します。

②篝 永昌とは

 私の名前は、篝 永昌(カガリ ナガマサ)と言います。大学生をしています。中学校時代は苗字の篝を神狩と名乗っていましたが、とある方に「宗教上、抵触に触れてしまうのでやめた方がよい」と言われ、現在のこの名前になりました。
 札幌市出身宮城県在住です。アスペルガー症候群という発達障がいを持っています。現代ものはたいてい札幌が舞台です。異世界転生とか、悪徳令嬢などの今流行りの作風は毛嫌いしてます。流行りすぎて嫌いです。「どうせ全部同じなんやろ」みたいに感じてしまいます。よく精神の調子を崩します。現実が忙しいからです。
 主に小説を描いていますが、イラストも描きますし、作曲もします。Javascriptは今勉強中です。一緒にゲームを作る人は募集しています(さらっと募集)

③今に至る経緯

 私は20年前に生まれました。
 ごく一般的な家庭かと言われたら、おそらくそうなのかもしれないし、そうでもないかもしれないです。
 幼い頃から、友達と見えている世界にかなり差異があることに気づいていたようであり、その正体がアスペルガー症候群であることが私が10歳の時に判明しました。当然いじめもありましたが、私はその都度いろんな方々に支えられていました。
 中学校は小学校の友人たちと別れて、私立中学に進学しました。そこで創作に目覚めて、忙しさをそっちのけでよくイラストやシナリオを書いていました。この時はまだ現在のような作風には至っていません。正直まだ、お遊び程度です。当時は生徒会長を務めていました。
 高校はそのままエスカレート方式で進学しましたが、教師陣の嫌がらせや、毎日登校して雑務のようなことをやらされるような生徒会であったことや、その他さまざまなことが要因で退学に追い込まれました。それだけではなく、人間関係もうまく行かず、完全に自分が崩壊してしまい、自分の幸福とはなんなのかを探索するようになりました。完全に人間不信になってしまったので、親やバイト先の人にも誰にも相談することはできず、一人で苦しむ時期が二年ほど続きました。
 その後は、高校に編入することはせず、高卒認定を受けて大学に進学しました。精神的に不安定になりつつも、なんとか大学生活を送っていましたが、家族の体調が悪くなりつつあったので、大学生活を犠牲にして家族のために時間を使うようになり、自分が思う幸福とは程遠くなっていく感覚を得たまま、現在に至ります。

④創作を始めたきっかけ

 実は自分が13歳(=中学1年生)だった頃、小学校の友人がとある実況動画のパロディーで色々イラストを書いていて、三人組をそれに準えて設定をしたところ、創作をすることがきっと楽しいことなのだと思い、それからラノベを読み耽るようになりました。最初は自分で世界観を構築するのがとても苦手だったので、パクリと言わざるを得ない設定ばかりでしたが、中学の友人に「パクりやろ」と言われてしまい、それから自分の世界観を構築しようと思いました。私が確認している限り、その小学校の友人は今でも創作活動をしているようです。
 そのあと、自分の文章力を上げるためにラノベから文豪の小説を読み耽るようになりました。

⑤作風の変遷

 自分の作風はどんな作風なのか、と言われたら自分でもそれを説明することはかなり難しいです。
 小説を書く契機になったラノベは『とある魔術の禁書目録』です。物語の構成の仕方や、文体、どう描写すればコミカルに見えるのかはそこから学びました。中学校時代のパクリは大体このネタからです。マジで厨二病を患っていました。その時に中学の友人にパクリだと指摘されて、自らの世界観で描くようになりました。
 今は設定が消失しましたが、『私の歩く道』とか、そういう名前の少年期の進路や、夢、現実について思い悩む少年少女のラブコメを書いていました。どこかには設定があるので、そのうちリメイクして投稿しようかなとも思っています。
 そのあと、"Key"作品に触れて、物語には他人の心を動かす力があることを知りました。以降、自分の欲望を満たすような、自己満足で終わるような物語ではなく、有意義な物語を書きたいと思うようになりました。この時から、小説を書く時に師匠に評価していただくようになりました。
 のちにTYPE-MOONさんの作品の数々、そして宮沢 賢治の『銀河鉄道の夜』を拝読し、自分の世界観を構築する素晴らしさを知り、今に至ります。
 昔は、特に自分の描きたい物語を書いていたので、すごくテーマがあべこべでしたが、今は漠然としたテーマがあり、物語の始点と終点の間の経緯は全て問わないものになっています。書いているうちに想定とは違った展開になることもありますし、思い通りに動く時があります。自分のテーマを伝えるためにある程度のキャラに自由を与えています。
 中編小説の『彩の旅』は未だテーマを明かしていませんが、短編小説群はあとがきにどんなことを背景に執筆したのかを記述してあります。

 話を戻して、今の作風ですが、日々思っている疑問を小説で解決するような感じが一番正しいのかもしれません。自分が他人とズレている事柄を大学やバイト先の人たちの様子を見てネタは思いつきます。オチは必ず、意味のあるものにすることを心がけています。レポートとかだと、テーマに沿った自分の解を結論で述べる感じが正しいです。
 過去に私が書いた『The Final Train』がいい例でしょう。あれは私の葛藤例です。自分の正義が他人に迷惑を被るのではないか、などさまざまな葛藤があってあの小説が生まれました。若者が故の葛藤ってヤツなんですかね。

 今の作風は、宮沢 賢治、奈須 きのこ、虚淵 玄、麻枝 准の四人(敬称略)の影響が大きいです。

⑥おわりに

 同級生には「あなたはアイデンティティが崩壊している」と、
 ある創作仲間には「あなたの中には、今まで経験した中で解決したいことがあって……いろんな感情が動く中で答えを出そうと思っている内省的な作風」と評され、
 とあるバイトの方には「あなたの作風はとても面白い」と言われました。
 自分の作品が誰かに影響を与えているかと言われたら、正直自信はないです。
 でも、自分は書き続けます。誰かの心に留まって、読む前のあなたと読んだ後のあなたはどこか違うような、これからの生き方が変わるような作品を描き続けたいと思います。
 正直、評価はされたいですし、いいねも欲しいです。そのために私は自分を磨き続けます。
 そして、もしも私の作品を読んで貴方の心が動かされたのならば、いいねやコメントを書く時間を少しだけ私にいただければと思います。
 
 ここまで読んでくださり、ありがとうございました。日々精進して参りますので、是非今後の作品を楽しみにしていてください。
 
 かがり

⑥参考文献

・鎌池 和馬(2004)『とある魔術の禁書目録』電撃文庫
・高橋 しん(1999)『最終兵器彼女』ビックスピリッツコミックス

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