流木

宛てはあるか 望みはあるか
流されていないか
流されようとしていないか

みちは開けている
導きの光が伸びている 海

自分のために生きるのもいい
誰かの元へ辿り着いて生きてみるのもいい

宛てはあるか 望みはあるか
そこに希望はあるだろうか
気持ちを無下にしていないか

みちは開かれる
未知の世界が広がっている 荒野

自分のために歩いてみるのもいい
誰かのために歩いてみるのもいい
歩幅をあわせてみるのは時々
自分にも相手にも優しくなれる時がある