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AFS 感想①

昨日はアコフェス(フリーライブ)の日でイオン新潟西店さんの特設会場で詩を語らせて(歌もした)もらった。先月、1月17日のアコフェスがひとり人前でちゃんと声をだすのがはじめてで、今回は二回目、急に出れなくなった方の代わりで出させてもらった。

今月は7日にもとある喫茶店で友人のbirthdayLiveがあり、ギターのサポートとして参加させていただいたりして、わりと人前に出ているような気がする。それでも、自分の世界に入るまでは緊張からの震えと、人酔いでほんとうに出て大丈夫なのかという感じで早く場馴れしたいなと思うくらいだ。

知人があるとき自分がいきたいと思っている方向にはじわじわよっていけるものよと言っていたが、その通りなのか、出会いや巡り合わせの運で、前々から思っていた、人前で朗読をしたいという想いが実り、リアルでそういう機会をいただけるようになってきた。わたしは車を運転できない、足がないので、アコフェスなど県内のライブの送迎を運営の人や知人にしていただいていている。とてもありがたい。特にアコフェスの主催kouさんには人一倍感謝している。

前置きが長くなってしまった。前回と今回のアコフェスに参加した感想を書きたいと思う。

1月17日(日) イオン新潟西店さん

あいにくの雪。学生じゃなくなってからはじめてちゃんとひとりで人前で弾き語りをした。前日はほぼ眠れなかった。出かける前も会場に着いてからも緊張していてご飯が全然食べれなかった。会場に着いてからはヒソカちゃんという子と知り合いその子と順番を待っていた。(その後出会って三週間でユニット革命Applepieというユニットとして少しだけライブのサポで出た。)

持ち時間は30分。あっという間だった。塩野真那さんの司会でほぐれた心で歌ったり、語ったりした。終わったあとのインタビューでも癒された。途中途中でこういう救いがあるとありがたい。(人前で話すことが苦手なので...)

出演者は、Kouさん、凜緒、クッカルさん、小沢守さん、seasons endさん、ヒソカさん、もみの木Ⅱさん、Breathさん。

この日のわたしのセトリ↓
・空も飛べるはず/スピッツ
・ぼくたちの失敗/森田童子
・二十九、三十/クリープハイプ
・愛がなんだという/自作詩
・birthday song/さユり

この日は二十歳になって数ヶ月ということでさユりさんのbirthdaysongを自分に向けて歌った。birthdayにちなんだ曲は色々な人が出しているが、自分の気持ちにあう、またよく聞いているアーティストでもあるという事でさユりさんのbirthdaysongにした。この曲をうたうと生まれた意味が分からなくても生きていこうと思える。始まりの曲だ。学生のころの自分の亡霊を引きずってはいるが20代、新しい章としての自分で生きていきたいと思う。

全体の詳細や写真⇒ https://ameblo.jp/banmono/entry-12652375781.html

2月21日(日) イオン新潟西店さん

曇り空。強風。肌に触れる空気が春を纏っているよう。9時近く。イオン到着。機材係、証明担当、アコフェスの熟練スタッフがプロ並みの設営を始まる数時間前から行う。ミーティング、リハを通して、11時30分。塩野真那さんの明るい司会からの幕開け。

出演者は、MAIYANさん、kouさん、カンバヤシカズユキさんの代打で凜緒(自分)、実希さん、えちご姫さん、lienS ∞ mellow(りあんずめろう) さん、小沢守さん、カタソビさんだった。

この日のわたしのセトリ↓
・どうしようもないことがあるんだ/自作詩
・赤の前/クリープハイプ
・over the party/大森靖子
・愛がなんだという/自作詩
・花に亡霊/ヨルシカ

今回は自作の詩を三つ用意していたが練習不足で前回の詩と先週の水曜日に音をつけたばかりの詩を読んだ。

この頃、通院とオープンマイク、食料品の買い物以外あまり外に出れていない。その中で、家にいると人とあまり話すことがないので内側から言えない、外に放てない言葉が溢れてその行き場がなくてどうしようもないという事態に陥る。言いたい事の行先は、言えなかった言葉はどこに放てばいいのか、どうしようもないことがあるんだ、この詩はそういう葛藤の詩だ。

そして、愛がなんだという。は年末に書いた自作の詩に音をつけてみたもの。年末は彼氏と別れて1ヶ月、ひとりで過ごすのが苦しくて、1週間ほど知人の家で過ごしていた。その期間、愛ってなんだろう、頭の中で私のこの行動は、相手のあの言動はなど考えては思考をシャットダウンしての繰り返しだった。

三曲目、大森靖子さんのover the party。この曲にはネットスラングスが多い。だから、その場限りの感情だったり出来事というもの、捨てて終わっていくもの、それをとびこえてまた希望を見出して明日を始めようという気持ちを込めて歌った。また、この曲は韻を沢山踏んでいる。韻を踏むという行為には、「音」を「意味」から解放するような機能がある。それは既存の文脈からその言葉を解放してくれる。大きくいえば、人間は人間として存在することにこの社会で縛られていると制約されている、そういうのからも音や詩で解放できるんじゃないかと思う。事実音楽で開放される部分が多々ある。

アコフェスはアットホームな雰囲気漂う音楽イベントだ。主催側も演者も観客もみんなとてもあたたかい。閲覧は自由。また出たい、見に行きたいイベントである。

次回:3月21日いわむろや伝承館さん。

・おまけ
カタソビさんからのサイン↓

MAI-T布教↓

頂いた写真↓



全体↓

感想の後編は二回分の出演者について詳しくかけたらいいなと思っている。