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オーディション

高校生時代は 劇団なんかに入って

俳優を 目指していた 時期もありました

それと 平行して ヘビメタバンドで

狂っていました

渋谷の東急ハンズで 血のり買って

もったいないので 水で薄めて

吐いていたら 粘り気がないので

本当に血を 吐いたと思われ

みんなに 大丈夫ですか なんて 言われて

これじゃあ 病人バンド

とある日 アイドル雑誌を 読んでいると

歌手のバックバンド募集の記事

すぐ応募しました

連絡が入り 5000バンド位出るけど

オーディション 受けますかと

やめてもいいよって感じでした

マジか そんなに出るのかよ

一応 出ることになって

最初は カセットテープ審査

その歌手のバック演奏と いつもバンドで

やっている曲 Mr.クロウリーを 入れて送りました

忘れた頃に 連絡が入り 受かった一次審査

演奏を聴きたいから 来てください

CBSソニーのスタジオへ

まだまだ 200バンド以上いるみたい

担当者の前で 2曲を披露しました

オーディションより 結構芸能人がいて

三田寛子さんを 目の前で見て

みんなで 感動してました

数週間後 第二審査合格

次は 新宿アルタで 公開審査

3バンドが 本物の歌手のバックバンドを

最後に演奏したんですが 歌手がずっと

笑ってました

わかりました なぜ ここまで来れたか

他のバンドは みんなバック演奏の

完コピ みんな うまかった

私のバンドだけ 全てアレンジしてたんです

最初はコピーしようと 考えていたんですが

毎日練習している間に どんどん変えて

しまっていたんです

なぜか アルタで 一位になりました

でも 一位になった理由は 一番面白かったバンドはと

歌手が答えたバンドが 私たちのバンド

面白いバンドと いうだけ

まあ いいか オリコン雑誌に

写真も載ったしって 感じです

その後 日本青年館で バックバンドをやりました

メチャクチャに してあげました

その話は またの機会に お話しします

                     ありがとうございます




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