とにかく笑おう。バカになって

あなたの潜在意識の中のあなたと会えます。
つまり、あなたの潜在意識と会話ができるのです。

心の中に鏡を思い浮かべます。
そこに映っているあなたをよく見てみましょう。
いつも見慣れているあなたとちょっと違います。
どこが違うか、よく詳細に調べてみましょう。

鏡の中の私にもっと理想的になってもらいましょう。
だんだん変わってきましたね。
鏡の中のあなたが変われるように、
鏡の外のあなたも変われます。

もしも、彼女の愛の告白をしたいなら、鏡の中のあなたにすべてを任せてしまおう。
どうやって彼に登場してもらったらいいのか、と言うと、
1.確信をもって、物事をあらかじめイメージすること
2.現実に起こっていることをよく見て、よく感じること
3.目の前で起こっていることを判断しない。(これ重要)
3番の注意は、あなたの常識と経験則に照らし合わせて物事を見ないということです。

鏡の中のあなたと、鏡の外のあなた。
もう一度、イメージしてみてください。
二人とも、あなた自身に、外見はそっくりです。
しかし、その表情や仕種が微妙に違います。

外のあなたは、皮肉屋で、エエカッコシイのあなたです。
中のあなたは、純粋で、天真爛漫な表情をしています。

外のあなたは、めったに肯定的な意見を言いません。
ましてや、肯定的な行動など、望むべくもありません。
そして、外のあなたは、決してあなた自身のいうことを聞いてくれません。

なぜなら、外のあなた(表面意識)(顕在意識)が、あなたが考えて行動することに対する、最大の批判者だからです。あなた自身を批判し評価することが、自分の仕事と考える存在だからです。

鏡の中のあなた(潜在意識)は、とにかくひたすら楽天的です。なぜなら、何も考えていないからです。あなたの本能の中から生まれてくる、ありのままのあなた自身だからです。

あなたは常に、心の中に、この両者を抱えているのです。でも、現実せ活の中で、あなたはたぶん、外のあなたの存在しか知らないはずです。あなたの思い(願望)が、現実生活の中でうまく実現しない理由がここにあります。

たとえば、叶えたい願望があるとします。しかし心の中では、その願望自体を批判・評価する顕在意識がいます。そのため、望んでいる願望の実現に対する、否定的な意識が生まれてくるわけです。あなたの潜在意識は、最終的には、その「願望実現に否定的なイメージ」を受け取ってしまいます。これでは、永遠にあなたの願望は実現することはありません。

なぜなら、願望に対して無意識のうちに否定的なイメージを送り込まれたあなたの潜在意識は、その否定的なイメージをシンボライズ化して、集合的無意識に送り届けるからです。否定的なイメージは、さまざまな否定的な意味を持った状態と集合的無意識の中で同調し、それが増幅されて現実生活の中に表れてきます。それは、あなたが想像する否定的なイメージそのものの形を取るだけでなく、予想もしなかったマイナスの状態をあなたの人生の中につくりだすことになります。

逆に肯定的なイメージが潜在意識に送り届けられると…おわかりですね。

「一心不乱に祈る」ということは、現実には自分は望んでいるものを持っていないと、潜在意識に強く刻み込むのと同じことです。
潜在意識は、それをそのまま受け取りますから、「私が、○○を今、持っていません」と認識します。
すると、持っていないという概念が集合的無意識に浸透し、現実では、常に逆の結果が起こることになります。これが「マイナスの集中」です。心理学用語ではこれを「努力逆転の法則」と言います。

ですから、一心不乱に「○○が欲しい」と祈るのではなく、「私は、今、それを手に入れたぞ。とってもうれしい。」と実現した時の感情をイメージしてみましょう。

現実化するのは、願望ではなく、「実現した」と確信した時に生まれる「感情」そのものなのです。

とにかく、イメージの鏡に向かって笑うことです。「わはは」と大きな声で笑うイメージを描きましょう。本当に、心の底から笑い出したくなるまでイメージしてみましょう。
必ずあなたの人生は、肯定的な方向に向かっていきます。

第二の自我、陽気な自我を目覚めさせましょう。あなたの最高のパートナーです。

実は私たちは、頻繁に潜在意識からのメッセージを、日常的に受け取場っているはずなんだそうです。ただ、それが、シンボリックな形で意識に送り込まれているせいで、気が付かないのです。
無意識からのメッセージに気づく練習をしましょう。

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