2024/7/1
堕ちるところまで堕ち切れて、失うものも全て失ってしまった。友人も家族もその概念、そのものがもう手元に残されていない。これが一時的なものではなくてもう長いこと続いていて、終わりがあるのかわからない。誰か何か私を救ってくれるのかと思ったけれどそれを待っていたら、目の前を走る車に飛び込みたくなり電車のホームに落ちたくなった。他者を救うことでしか自己は救えないのだと思ってバイトとか就職先もひとに直接関われるものにしたけれど、それまで自分の生命維持を信じることができない。泣けなかったのに最近は目を瞑ると、歩いていると、涙が流れる。何に悲しんでいるのかわからない。悲しみがつらさを慰めてくれる時期にうまく悲しめなくて、もうこの涙が何のためなのかどんな意味をもたらすものなのかわからず、ただ茫然と涙が止まるのを待っている。私が私を殺すしかこれからを生きることができないという結論しか導き出せなくて、思考を手放し人間関係を諦め生活の場所を変えることにした。大切な友人らへ、最後まで、信じきることができなくてごめん。生き返れたら会えるのかな。
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