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暖房キノコ(ハイツピルツ)のスタンバイ

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。すでに薄手のコートを羽織らないと朝は勿論日中の風も冷たくなってきました。

今日はパンと冷たい食事で簡単に済ませました。

ドイツでは、「カルテスエッセン(=冷たい食事)」という、夕食の準備・調理に火を使わず、手間暇をかけずに簡易的な食事をとる文化があるので、冷たい食事にしてもよしおさんは全く嫌な顔をせず楽です。

今日はツォプフという三つ編み型のパンに薫製の鱒、トマト、オリーブ、チーズをいただました。

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食後の温かい飲み物。(ハーブティー)

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今日は確かに肌寒かったので、とある屋外のカフェ兼レストランで炎が🔥ゆらゆら。ちょっと早いのではないかと。

どちらかというと暖をとるためというより飾りのつもりのよう。ここは最近できたアジア系のカフェ兼レストランなのですが何ちゃって寿司を出したり、その他のアジア系料理を出したりメニューにもまとまりがないのと同様トータルコーディネートがありません。造花の桜に炎ってどうなんだろう。殺風景さは消えておりますね。日本人には秋に桜キツいです😅

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このカフェはかわいそうに新装開店してからお客がつかないうちにコロナ第一波と重なり苦戦していました。鰻の寝床のような店内はガラガラ。毎日色々頑張った結果、屋外のテラス席をゴテゴテ派手目の飾るように。

さすがにこれはまだ稼働させていませんが、スタンバイ。通称Heizpilz ハイツピルツ、つまり暖房キノコという名前です。

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暖房キノコでちょっとでも飲食してもらえるなら御の字とばかりに何台か置いてありました。これが稼働して果たしてどれだけ効果があるのか…。この冬ウォッチしたいと思います。

実は持ち帰り含めてまだ一度もこの店を利用していないのですが…、😅応援はしています。

実はこの戸外に置くタイプの暖房はエネルギーの無駄、ケシカランと近年悪者にされている気の毒なピルツです。意識高い系の人に怒られるだけでなく、ガスを使うタイプのハイツピルツはドイツの多くの州や都市においてレストラン、カフェ、バーでの使用が禁止されてしまいました。フランクフルトのようにまだ禁止はされていない都市もあります。

ただ今年の冬に限ってはホテル業や飲食業の業界団体が使わせてと申し入れており、行政側もこの冬はちょっと仕方ないが…という流れになっているようです。というわけで今年はハイツピルツをドイツ各地で見かけるかもしれせん。

それでは

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

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