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ドイツコロナアップデート〜下降停滞とワクチン進捗

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。

独コロナ警告アプリをみると、7日間の10万人あたり新規感染者数が落ち切らずに足踏み気味です。そしてR値が0.94と少し上昇。B1.1.7.変異株かな…ちょっと不気味です。

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↓下記ロベルト・コッホ研究所のツイートはドイツのコロナ感染の種類と割合を示しています。英国の変異株B.1.1.7は濃い赤で現在全体の22%をしめています。


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 https://youtu.be/xJBkpGq-aP4 より引用


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 https://youtu.be/xJBkpGq-aP4 より引用

10万人あたり7日平均新規感染者数で、全独で最低のシュヴァインフルト7に対しトップのティルシェンロイトは319。そう遠くない地域ですが、ここまで激しい差が出てしまうのがこのコロナパンデミックの厄介なところ。

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 https://youtu.be/xJBkpGq-aP4 より引用


続いて現在のドイツ予防接種状況についてはドイツ連邦保健省のダッシュボードが便利です。

一般の人がざっくりと知りたい概要が視覚化されており日々更新されます。詳しくレポートや数字はロベルト・コッホ研究所のウェブで公開されています。

2021年2月18日には139,128回の予防接種が実施されました。累計では、3,085,114人(総人口の3.7%)が1回目の予防接種を受け、1,634,786人が2回目の予防接種を受けたことになります。

グラフ化したものがこちらです。

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ワクチンの1日投与量に関するグラフが続きます。

2021年2月18日には1回目のワクチン接種は88,829回、2回目のワクチン接種50,299回実施されています。これまでに最も多く接種が行われた日は2021年2月12日の15万5999回。グラフは薄い青が1回目,濃い青が2回目を表します。

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次はワクチンの配送について

2021年2月18日現在で、ドイツには6,813,795回分のワクチンが納入。このうち、5,740,995回分がバイオンテック/ファイザー製、736,800回分がアストラゼネカ製、336,000回分がモデルナ製。バイオンテック製が多いです。

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最後に優先4グループの進捗です。

医療、介護の専門職 45,9 %

高齢者グループ38,6 %

介護施設の入居者 26,0 %

既往症のある方 3,6 % がそれぞれ1回目接種、2回目接種の数とともに割合が示されています。

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さて、ドイツはバイオンテックの接種が多めですが、今までマイナス70度で保管と言われていましたが、マイナス25-25度くらいで大丈夫でしたとアメリカの当局にバイオンテックとファイザーが変更申請したいうニュースが流れました。

BioNTech/Pfizer Covid vaccine no longer needs ultra-cold storage

アメリカの話ですが、EUやドイツで同じ変更になるなら保管、配送、管理の負担が減るので結果的にに接種スピードも上がりそうです。どうなるのかな。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊


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