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ワクチン不足がフランクフルトを直撃〜特別接種会場の閉鎖

グーテンターク!皆さまこんにちは。昨日からなんか様子がおかしいなと思っていたので、先日私がワクチン接種をしてもらった特設会場の前に行ってみると…ここだけでなく特設会場全てが閉鎖されていました。ワクチン供給の配送に問題が発生したためとあります。とりあえず12/4までは目処がたたないのは確実のよう。そのあとは状況をみて判断ということでしょうか。


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家庭医で接種を受けたい人が増えてそちらへの配分量が増えたから、予約なしで受付する会場に回せなくなったのかな?と思い調べたところ、それも一因でしたがベルリン(連邦政府)からのワクチン供給がフランクフルト市の発注より大幅に減らされたからとのこと。医療機関や高齢者介護施設、保養所などでの接種数確保などを鑑み、予定なしで行ける特設会場の殆どを閉鎖せざるを得なくなったようです。市のプレスリリースが11/29に発表されていました

ベルリン(連邦政府)によって強制的に供給量を減らされたと、ワクチン接種体制を整えて市民に接種を呼びかけていた市長も大激怒しているのか、プレスリリースにも残念などという言葉ではなく、激怒している、言葉がないなど感情を表す言葉をちりばめてありその怒りと失望の大きさがわかります。ただ前述の通りワクチン供給が停止したのではなくしぼられた状態なので接種率は多少なりとも上がりそうです。

フランクフルト市が怒るのも無理ないなと思うものの、連邦政府も別にわざとフランクフルトに少なく配分したわけではないと思うのですよね。最近明らかにまた接種数が増えていますから、ベルリンはベルリンでフランクフルトを少なくするなんらかの理由はあるかと…。早くこの需要と供給のバランスが安定するとよいのですが。

今日のドイツ

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フランクフルトのあるヘッセン州は北部、西部に比べると接種率が低めだから頑張っているのにワクチンありませんって言われたら切ない。

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全独のデータですが、ワクチン供給されたらすぐ使っているので(92.5%)どこかでためこんでいるわけではなく。きっとフランクフルト市の分はどこかで誰かに接種されているはず。

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ちなみにドイツでは殆どがバイオンテックのワクチンです。

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私が接種したジョンソンエンドジョンソンはマイナーですが、今回はバイオンテックをブースター接種。明日12/1から接種証明が有効になるのでそれまでグレーアウトしたままです。

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ちなみにですが、ワクチン接種した人の中には初回アストラゼネカ、2回目モデルナ(完了)、ブースターがバイオンテックという猛者もいます。各々に特段の副反応なくお元気です。

勿論ワクチン接種しても感染リスクは残りますし、信条としてワクチン接種したくないという人、あるいは体質上避けたい人も中にはいらっしゃるとは思いますが、私の周りでワクチン接種反対!という人は皆無です。またフランクフルト市の雰囲気としてもたとえばデモ活動などはありません。なので今は希望する人にワクチン接種ができますようにと願っているところです。

アプリでお知らせしてくれるフランクフルト市の新規感染者数、入院率指標をみると高いままですが、矢印が久々に下降マークがついていてちょっとホッとします。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊


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