スタートアップ企業の戦い方

 今28歳。社会人に夢を見て、自分ならキラキラした社会人になれるはずだ!と思っていたあの頃が最早懐かしいものになっています。この歳で3社目というのも恐らくハイペースなほうだとは思うのですが、自分の振り返りも兼ねての投稿になります。

  • 1社目 某大手通信企業
     かなり規模の大きい企業に新卒で就職。固定回線(いわゆるインターネットサービス)を扱う部署に配属となり、プロダクト・サービスの企画、エリア改善など様々な業務に関わらせていただいた。

    【メリット】
    1. 予算に余裕があり、高価なツールなども扱う機会をいただけた
     ∟Tableau, ArcGis, Alteryx など
    2. いろんなタイプの人がいて、視野を広げることができた
    3. 業務以外でも挑戦する仕組みがあった
    【デメリット】
    1. 細分化された業務のため、裁量がないと感じることもある
    2. いろんなタイプの人がいるため、いやだと思う人も多い
    3. 過去経緯が不明になっている施策なども多い

  • 2社目 スタートアップ(成熟しつつあった)
     医療業界のスタートアップ。インターネット調査の結果をもとにレポートを作成する業務を行っていた。

    【メリット】
    1. スタートアップのスピード感と、安定期の境目の不安定さを体験できた
    2. 普段の業務内容として、業務改善に使う時間を与えられていた
    【デメリット】
    1. 取引先の力が強く、納期がいつもギリギリでの対応だった
    2. 人の入れ替わりが激しく、成果物や対応の品質が担保できない
    3. ボトムアップと言われて入社したが、トップダウンだと感じることが多かった。

  • 3社目 成長期のスタートアップ
     HR系のプロダクトを自社開発して、提供している。業務内容としては、社内のオペレーション向上のために尽力する(顧客獲得の促進や、データ管理、必要なデータのとりまとめなど)。

    【メリット】
    1. 人数が少ないため、ほぼ全員と何かしら関わりを持つことが出来る
    2. 経営はもちろん、他部署の業務内容についても触れる機会が多い
    【デメリット】
    1. 自分の中でやりたいことがはっきりしていたほうが、やりがいを感じやすい
    2. 圧倒的成果主義(特に自分の上司は)なので、出来なければ詰められる
    3. 企業として持っている情報が少ない

 ここまで経験してきた、経験していることを踏まえてまとめてみた。社会人経験で「仕事楽しかったな」と思えた期間が実は1回だけあり、いい先輩方にお世話になった記憶が鮮明に残っている。能力の高さや、会社のブランド、といったものに今まで惹かれる傾向にあったが、結局は「誰と」やるかだな、ということをすごく感じ、その点当時お世話になった先輩とも意見が一致している。
 そうなったらやることは一つしかないだろう。今まで以上にいろんな人と会って、自分が一緒に働きたいと思う人を見つけて一緒に仕事をする。これしかないだろう。業務内容として取り組みたいのは改善業務。すると、自分で何か新しいものを作るという経験をあきらめる、と言っているのと同義なのだが、その経験はプライベートの時間で創っていくことにする。

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