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今の時代になってSurface pro7+とかいうマイナー機種をおすすめする亡霊(モ)

 はろーはろー! moti-です。

 せっかくの休みをごろごろして全潰ししてしまいました。そもそも今日が本当に休みかどうかもわからない。
 そして日記の準備もまったくしておりません。話すネタも実はあまりないなぁ。

 というか、昔の私ってフォーマットをどうしてたのか忘れちゃったや。

【Surface pro7+がめちゃくちゃ丁度いい話】

 少なくとも私にとってはなんですが、Surfaceという端末は相性が良くて助かっています。

 具体的にどういう理由で? といえば、moti-の創作関係と趣味をこの端末に一括してまとめることができるからですね。

 軽い上に薄いため、取り回しがすごく良いのもポイントです。特殊規格ではありますが、充電コネクタの柔軟性はその他のデバイスではなかなかない感じで、よく出来ているように思います。

 ただ、サードパーティ製の充電器ではペン入力の際に磁力による干渉が起こる気がします。マウスカーソルがうまく動かなかったり、ペン入力の邪魔になったりするので、外で使う場合はUSB-C充電がおすすめ。純正はサイズが大きいので可搬性がよくありません。

 特にイラストと小説関係のものが気軽なのが便利です。あと、あまり触ってないけれどDTMでも問題ない程度のスペックはありますし。
 
 大きいところでは、軽いゲームやフリゲなんかはわりと動きます。フリゲはともかく据え置きゲーをこれであんまりやる意味はないと思うんですけど、ダクソリマスターなんかは一時期寝転びながら練習したいときがあり、そのときは重宝したものです。Switchよりロード速いしね。

 そして最後に、個人的な理由で助かっていることなんですが、実はSurfaceって音が良いです。

 より正確に言えば……3.5mm出力から、ちゃんと設計されたごくニュートラルな音のデジタルアンプの音がします。

 このデジタルアンプというものはちゃんと作ればどれもほぼ同じ音がするので「音が良い」っていうのは若干語弊がありますが。

 なので正しく言うと、HD650程度の鳴らしやすいヘッドホンなら破綻なく鳴らせるくらい最低限のパワーがあり、尚且つイヤホンでの使用時にホワイトノイズが混ざらない、至ってニュートラルな音質のデジタルアンプです。

 素晴らしい。

 ただ、気のせいかもしれませんが、無音状態でかなり集中してみるとごくわずかに高周波ノイズが聴こえるような気がするので、感度が高すぎるイヤホンなんかだとノイズが混じっちゃうんじゃないかなと思います。

 おそらくCampfire AudioのAndromedaあたりだとノイズが主張してきそうかなぁ、とか。あれはめちゃくちゃ鳴らせないらしいし。

 でもイヤホンに10万とかかける人はここにいないと思うので、誤差だと思うよ。
 というかそれ買えるならちゃんとしたDAP買ったほうがいいよ。moti-はそう思う。

 Surfaceの良いところは、この高品質な出力が上述したものに引っ付いてきていることです。こんな感じで、端末ひとつでいろいろなことが高水準で完結するから、moti-はSurfaceが丁度いい端末だと思っています。

 じゃあ、どうしてここに「7+」という微妙なモデル指定までしているのかというと……。

 まず最初に、ファンレスという理由を挙げておきます。

 Surface pro8はファンレスではありません。(という話を見た)

 Surface pro7はCPUが一世代前のIntel第10世代です。pro7+は11世代。性能の向上で冷えにくい可能性もありますが、まぁそんなめちゃくちゃ重たい作業をするわけでもなし。それならなるべく優秀なものを搭載しておきたい気持ちがあります。

 このバージョンアップの主な点は基本グラフィック性能の部分にありますので、もしGPUを使う作業をする場合に恩恵を受けられるのも間違いありません。イラスト用途なら3Dモデルとかになるのかなぁ。ただ、そこらへんになるとメモリに足を引っ張られるような気がします。

 設定を落とせばダクソ3もそこそこ遊べるくらいにはなります。まぁノートPCでゲームするものじゃないけどね。

 次に、SSDの換装が可能な点を挙げましょう。

 まず、Surfaceは7+からユーザーによるSSD換装が容易になりました。トルクスバーは要りますが、SIMピンを用いて簡単にユーザーがアクセスできます。
 SSDの規格がM.2 2230だとかの特殊な規格なので入手性はあまりよくありませんし、割高になりますが、これまでオプションで大容量SSDを選択しないと増設不可だったことを考えればこれは明確な改善だと思います。

 moti-は128GBから1TBに増設しました。結構簡単でした。ヒートシンクがぺらぺらなのは怖かったかも。
 信頼性を求めるのなら、たしかDELLの公式サイトでの販売があったはずです。一ヶ月ほど到着にかかるのは留意しておいてください。
 値段で選ぶなら海外通販サイトなんかが選択肢に上がりますかね……?

 他にも、USBタイプA端子とタイプC端子で分かれていることなんかもありますが、まぁ大きい理由はこの2つですかね。

 特にファンレスは譲れません。このイヤホン出力の良さの要因はここのウェイトが大きいでしょうから。

 さて……。

 いいところを言ったので悪いところを述べようと思います。

 まず、イラスト用途ならキーボードが邪魔なので除けて描くかと思われます。

 おそらくこれが要因ですが、ちょっと放置したあとに打ち込もうとするとキーボードが反応せず、再接続のために数秒の時間をとられるようになりました。これがかなり厄介。
 執筆の休憩にお菓子を取ってきたり、飲みものを取りに行っただけでこの現象が起こるので、かなりもやもやとさせられます。

 半年くらい使ってこうなったので、特にイラスト用途に使う人は注意してください。

 タイプカバーを買わずにBluetoothキーボードにするのもありだと思います。とはいえ、スリープからの復帰が遅いものなんかは同じようなことになっちゃう気もしますが。

 あ、漫画のセリフ入れのためだけにタイプカバーを接着するのも面倒なので実はそっちのほうがいいくらいまでありそうです。

 次に、メモリが8GBだけなこと。

 増設不可能なのが大きいです。ここさえどうにかなれば無敵になれたんですが、まぁこのタブレット型の端末で基盤にアクセスするのは難しいですよね。SSDはなんとかしてくれたんですから、そこは高望みするべきではないです。

 あと値段が高いこと。

 ここが一番きついです。同スペックの値段で見るとSurfaceはかなり割高になります。その上、メモリを増やすためにはお金を出す以外の選択肢がありません。そうなると、よりハードな作業をするならもう最新機種を買ったほうがいいと思います。その場合でも、イヤホンジャックがなくなるくらいで基本的な使い方は変わらないでしょう。

 私からすれば一番重要な部分が消えちゃってるけど?

 今見てきたら定番構成の端末本体で11万円くらいなので純正ペンを足して12万円くらい……と考えると、一応iPad proあたりとはいい具合に競合している気がします。

 ただ、タブレットとして作られたiPad OSとPCとして作られたWindowsではそもそも設計指向も違っています。タブレットとしての使い勝手は間違いなくiPadのほうが良いでしょう。スリープ解除までのレスポンスもかなり悪いです。

 ただ、タブレットとしての使い勝手は別に悪くありません。スマホなんかの感覚でやると、若干レスポンスが微妙かなと思うシーンもありますが、ペーパーライクフィルムを貼ってることにも一因はあるでしょうし。

 あと音楽再生用途で比較した場合、Surfaceのほうが出来が良いです。Apple製のものは微妙にエッジが立ち、そこがボーカルにも掛かってきます。その結果、微妙にボーカルが荒れるようにmoti-は感じました。
 少なくとも、音が「刺さる」ような現象は、Surfaceでは若干抑え込まれているように思います。

 まぁ、AシリーズのWALKMANと同レベルくらいには。ちなみにMA650比較です。ただ、ここらへんは微々たる差ではあります。一聴してはっきり聴いてわかる差というのはなかなかないので、それが出てきた時点で結構、音響機器としての差はあると思います。

 あと……オーディオインターフェイスを使えるかどうかはかなり大きな差になるでしょう。IOSでも使えるものはありますが、選択の幅は必然狭くなります。お下がりみたいな感じで機器をもらう人なんかは、PCを持っていたほうが良いでしょう。

 マイク入力の選択肢の幅はこちらのほうが広いし、外でRecする場合なんかも使える気がします。防音環境がない人は外で録音することになるでしょうが、一人で行うのなら特にファンレスなことが大きいでしょう。不要なノイズ源が減らせるに越したことはないですからね。

 次、Apple pencilと比較して筆記感は若干劣ります。そして純正替芯が馬鹿みたいに高いです。

 私の場合、ケント紙のペーパーライクフィルムを貼ってHの替芯を使うのが、一番書き味を一般的なデバイスに近づけられるかなと思っています。
 少なくとも、液タブとiPadの書き味に近づけるならこれが一番でした。

 ただし……このHの替芯は、純正品を入手するために4000円以上を払わなきゃいけません。

 しかもそこまで出してたった1本だけ。一応2Hの芯も悪くありませんが、Apple pencilに慣れると抵抗が強すぎるように感じます。

 サードパーティ製も、Hの替芯は1000円で1本だけです。
 芯自体が長いので結構使えそうですが、それにしてもこれは結構不安になります。耐久性はまだわかりませんが、2Hは凄まじい勢いですり減っていったのでかなり心配です。

 ずいぶんな商売をしていますね。

 最後に……7+の場合、カスタムの選択肢がもうあまりないような気がします。なのでi5のメモリ8GBがメインになるでしょう。SSDは128GBだけなので増設するしかないし。容量次第で3万ほど飛んでいきます……。

 以上、個人的Surface pro7+が丁度いい話でした。iPad miniを導入してより良さが実感できた気がします。個人的に創作人にイチオシですが、コスパという点ではめちゃ悪いので各々自分の持ってる子たちを愛してあげてください。

 最近触ってて「できる子だなぁ」と思うことが多かったのでついついいっぱい話しちゃった。

 たぶん、熱を考えなきゃ原神もこれでできると思うんですよねぇ。寿命縮めるからやらないけど。

 いっぱいの文字数になってしまった! 薄めで行く予定だったのにー!!

 どうして……。


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Twitter:@moti_iroiro