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おわりに(ア)

先週さようならと言ってしまったんですが、裏が4/4からなのよく見てなくて穴開けたアホすぎるので、そしてシンプルな日記一回も書かなかったので、さすがに普通の日記書いて終わろう!と思います。書こう描こう言った手前だし自分からやらなきゃね
でも隅々まで書くと身の回りがいろいろバレるので、ぼかしつつ、この記事内で見抜ける嘘を一個だけ混ぜようと思います。疑いながら読みな!
あといっぱいリンクついてるけど補足なので別に踏まなくていいです。

バイト先で、すごく懐いてくれる生徒がいます。
「あすみん(仮)だ!ねえ!今日来てたんだ、大好き!」と言いながら、手を広げて駆け寄ってくるのは惚れっぽい私にとってはそこそこ残酷で、かといって突き飛ばすわけにはいかないので、いつも相撲だったり抱き抱えて振り回したりで応戦してます。
まん丸の目と眼鏡をきらきらと輝かせながら、際限なく愛嬌を振り撒く姿には元気をもらっています。

かわいい

「あすみんはね、likeだよ!んでこっちはlove!」と同級生を指差しているのを聞かされた時、今の子は本当に強くてかっこいいな~て思いました。その子に詳しいわけでもないのに憧れています。(丸眼鏡も若干その子に影響された気がします。もちろんほかの理由もある)
知人友人にいきなりハグされたら焦ったり怖くなったりするものですが、バイト先の子供たちだけは大丈夫でした。
この純粋さは、いわゆる尊いと言うにふさわしいのかも……とか考えると同時に、彼女らとちょうど同じくらいの年のとき、子供みたいな大人にそういう疑いのなさを無邪気に蹂躙されたことを思い出して、あんなふうにならないようにしなきゃと思います(ただ怒り続けたいだけなのかもしれないし、自分も悪い面があることを認めたくないだけかもしれないけど)

この前は、もう逃げられない姿勢に追い込まれてついにハグし返してしまって、「あすみんはあったかいねえ!」と言われました。そうかな〜と返事しつつ怯えさせるかもしれないのがだいぶ怖くて、そこでびっくりさせてむこうから離れてもらおう(危機状況でひらめきがち)と私の冷たい手を彼女の首に当て……てもなにもなく、彼女ははてなを浮かべたあとしゃべり始めました。私は手を降ろしたあと、自慢の冷え性が効かなくて恥ずかしかったことと、無邪気なハグは怖くないこと、今のそういう自分がかなりキモいということを考えていました。アア~

でも、大好きな先生たちがどうして生徒たちに優しかったのか少しわかった気がして嬉しかったです。
その晩、お皿洗いをしながら「おじいちゃんが絵を描く動画」を見て、お世話になった絵の先生のことを思い出していたから、また会いに行こうと考えていました。先生の作品は、自然体で、荘厳で、荒々しい跡を残しつつも繊細さがにじみ出る抽象画で、なにより楽しそうで贔屓目抜きに大好きなのでHPや展示のリンクを貼りたいんですけど私が貼られる立場だったら絶対特定を試みるのでやめました。あとHPの経歴みて白目むいた。飾らず、技術のことは最低限しか教えず、ただ一緒に楽しく絵を描いてくれる素敵な先生です。絵は、楽しんだり喜んだり、描き手を含む人の心を軽くするものであってほしいという理念は、先生と描き遊び続けたから手放さずにいます。

二年前の秋はそんなこと言ってられずデッサンを見てもらっていた(当時の様子)

幼稚園の頃からお世話になったのに一年近く会っていません。親不孝ならぬ先生不孝になっちゃう。こんなに大好きなのに会いにいかないのなんでだろうと思うんですが、たぶん「いつでも会いに行ける」と油断しているのだと思います。急にそうじゃなくなる可能性があることをふだん忘れようとしている自分が嫌~
こんな気持ちで行ったらいつかいなくなることを肯定しているみたいだとも思うけど行かないよりまし!!!これを書いていたらもうじっとしていられなくて連絡しました。すぐ連絡来た。
進級したんですよ、とか、最近散歩にハマっています、とか、話したいことがたくさんあります。
手土産を持っていきたいけど、先生への贈り物ってよくわからないな。一緒に絵を描いていた時みたいにお菓子いっぱい買って行こう。お酒を買えるようになったら絶対に真っ先に自分より先生に贈りたい。

贈り物をすること自体は大好きで、先日も友達と金額を決めて花を贈りあい、プレゼンをするということをしました。600円までね、と約束し、小さい花屋をうろついたあと、交互に会計するといった具合で……赤いラナンキュラスにグリーンベルを添えたら友人らしくなったのでそれにしました。ラッピングをしたら700円を超えてしまったけれど、取り消すわけにもいかず、そのまま払います。
私たちは街を少し抜けて、人の少なくなった港でじゃん!とお互い花を取り出しました。

じゃん!

私への花は淡い色の花二つにラッピングがされたもので、明らかに600円を超えていたんですがその時は嬉しくて気づきませんでした。
熱意がすごいし似合うから赤だよとか、わかってんねえとか、お互いにプレゼンと感想ないまぜの会話をして、地元の最終バスが発つ時間に海の上でマック食べてました。「どうせバレるから話すね」と価格越えのネタバレはここでされました。自分から話すのかよ

少し前まで、私をイメージして贈られた花が家に二束ありました。一つは差し入れとしていただいた暗い紫の花のハーバリウム、ひとつはもう枯れてしまった華やかな白い生花二輪。真逆といってもいい雰囲気のものが自分に向かって贈られたことが、なんにでもなっていいし、なれているということを証明しているようで嬉しいです。

そう!意識的に自由を謳歌しています!(道徳の範疇で)
たとえばいままで着なかった好きな服を着てみたり、あたらしいことを始めたり、畳んだり、時間ギリギリに大学でウーバーイーツを頼んで警備の人が巡回する前に食べきったり哲学の授業を大真面目に受けているふりをしながらゴアゲーを開いたりしています。後者はよくないですが……
何年も長くしていた髪も昨年の夏ごろにばっさり切りました。かわいい格好もかっこいい格好も気になりました。夢はフワっとしていてもやってみたいことは山のようにあるので、いままで無意識に抑えていた欲に踏み込んで、ささいな願いを少しずつ消化しています。ただケチれない部分もあるので、つくる以外に趣味が少なくてよかったな……と思いました。読書や散歩なども少しずつ楽しんでいます。
最近はお風呂の時間に本を、お皿洗いの時間にラジオや動画を観ることで時間を兼ねています。なんだか急いでいるようですが、休みの期間は(やることが常にあるとはいえ)そんなに忙しいわけでもなくて、ただ、そうしないとなかなか読まないし観ないんです。

まあだいたい寝てるんですけど

川で読書する会を友達と開いたときも、持ってきた本はしまって寝ていました。ランニングの音、チャリの音、全然聞こえない会話など、生活感が頭の上を過っていってよかったです。

毎年(まだ二回目)春になると外でコーヒーとアルフォートを買って一人で昼寝するイベントを作っています。あったかくて最高です。
​​プラスチックだと冷たいんですが、木のベンチだと温かさを保ってくれるので寝られます。
​​一番よかったのは滑り台です。体を包み込まれる感覚、風をよけるあの形、暖かさを保つ鉄の素材、体を自然な姿勢にできる坂も最高!
ただ、昼の公園は子供のいる場所であってほしいので、寝るなら平日の午前とかにします。
​​あと服はちょっと迷います。阿澄沿線は黒や青、ボルドー系統かつ彩度の低い服を好んで着るのですが、黒いスキニーに置いた自分の手は病的に青白くて情けなく、びっくりしました。
​​それもあって体調が悪い人に見えかねないので柄シャツとかで強そうな感じを演出するんですけど、ワルに見えたら通報されかねません。難しい……

​​あと、太陽の出ているとき、細やかなテクスチャの表面に顕れる、バラバラな虹が好きです。散歩してる犬のキラキラの背中好きすぎる。
​​それで思い出したんですが、小林秀雄の「色とは、壊れた光である。」と言う言葉が好きです。好きすぎて歌を詠んだほどお気に入り(どんなものかは言いませんけど)。
​​五七五のリズムが大変好きなので、漫画のセリフによく見出します。もう歌にしか聞こえないがち。かといって古典に詳しいわけでもないですが……古文の成績思い出せない。
まあいいや!とにもかくにもさようなら。これにて私は失礼します。

またいつか気が向いたときに書きに来ます、いつになるかはわかりませんが!
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good:)bye