十四松(真テ)

はじめに

と書くと

鳥ではなく某六つ子アニメのキャラクターになります。鳥の方は十姉妹と書くからですね。

さぁ、今回は画像が多いのでさっさと始めます。

本文

失敗は誰にでもある

先頃、私のフォロワーさんの一人からようつべの料理動画のリンクを貼った上で名指しで「てれちゃんなら作れそう」とコメントいただきました。
期待されたなら(それが好意の側に属する人からであれば)応えたくなるのが人情。
というわけで挑戦してみましたバナナキャラメルケーキ。


敷き詰めるバナナは熟成が甘いものが良い

まずは型の大きさにそってクッキングシートを切り取り、型紙を作ります。それにそって半分に割ったバナナを切り、型に敷き詰めます。この際バナナが完熟していると柔らかくて潰れてしまうので、この工程でのバナナはまだ硬さの残るものが良いでしょう。


チョコみたい(だが異なる)

続いて小鍋に砂糖(グラニュー糖)と少量の水を入れ、煮立たせて焦がしキャラメルを作ります。事前に生クリームも用意しておきましょう。
火が強いと泡立って噴きこぼれますので、中火以下で加熱しましょう。沸騰し、全体が泡まみれになったら焦げ付かないようにかき混ぜつつ加熱を続けます。
ある時点で「おや?少し黄色みが」と思った直後一気に焦げて茶色くなります。ガチで刹那の勝負です。色が変わり始めたなと思ったら火を止めてしまいましょう。私は遅れたので焦げました。
火を止めてからもかき混ぜは続けて下さい。その中へ生クリームを一気に流し込みます。ジューという焦げ音がしますが構わずに混ぜて下さい。全体がなじんだらOKです。少し冷まして(固まらない程度に粗熱をとり)型に流し込んで表面を均し、バナナがはみ出ないようにしてください。


ここまでは順調気味だったのに

生地を作ります。
バナナ、バター、薄力粉、ベーキングパウダー、卵、きび砂糖、砕いたミックスナッツを混ぜて流し込みます。ナッツは時間があれば一度ローストするとさらに香ばしくなります。

ここで私は失敗しました。恐らくベーキングパウダーが多かったことと、長時間のブンは一度途中でとめて様子を見るべきという基本をおろそかにしました。


ご覧の有様だよ!

膨張した生地部分が型から隆起して、その隙間からキャラメルとバターが溶けだし天板に流れました。そして加熱時間が長かったので焦げています。
皆さんはくれぐれもレシピに「45分ブンする」と書かれていても、一気に45分にセットせず、15~20分くらいで一度止めて中身を確認し、適宜追加加熱するように心がけてください。

ともあれ、この状態のケーキの上に重しを載せてなるべく平らにします。後々ひっくり返すからです。安定性のためです。


どうにか収まりはついた

重しは皿なり板なり、平たいものの上に熱が伝わっても問題ないものを載せれば何でもいいです。
どうにか形は取り戻せたので、念のために一時間ほど冷蔵庫で冷やしたのち、ひっくり返して型から外します。


これだけならまだ見れなくはない

キャラメルが途中で流れなければもっと見栄えの良いものになっていたのかもと思うと惜しい気持ちしかありません。あと天板のキャラメル&バターはカチカチだし油ギトギトだしで洗うのめっちゃしんどかったです。


厚み

味ですが、苦いです。
キャラメルが苦く、生地も底面は焦げているので苦いです。生地そのものは甘く、またナッツが歯応えと香ばしさを演出してくれていますが、苦さを相殺するには足りていません。バナナの甘さも強烈な苦さの前では「まぁ、なんと野蛮な」と眉をひそめて立ち去ってしまうお嬢様のような上品さでしかありませんでした。
リトライの予定はありませんが、

・長時間のブンは分けろ
・BPは目分量するな

この二点は深く心に刻みましょう。

他の飯テロ


明太クリームパスタ

生クリーム、余りがち。
というわけで今回は余った生クリームとスーパーで見かけた辛子明太子で、明太クリームパスタを作りました。
フライパンにバターを溶かし、生クリームを注ぎ辛子明太子をほぐして、あとはフィーリング(黒コショウを振ったりチーズを溶かしたり)でソースを作り、ゆでたパスタに絡めて皿に盛ったら仕上げに海苔(今回は韓国のり)をちぎって載せるだけ。
パスタはジェノベーゼソースとか海鮮系でない限りパパッと作れていいですね。


パイ

ひき肉と戯れたい衝動にかられたので、購入。
ハンバーグを煮込むつもりでしたが、そう言えば以前ベリータルトの際に冷凍パイ生地を買っていたことを思い出したため、ミートパイに変更。
ミートパイのミートはミートソースのミートとほぼ同じです。ひき肉とみじん切り玉ネギ&ニンジンを炒めてケチャップ、ウスターソース、塩コショウ(+白ワイン)で味付けし、水分を拭きとるなり飛ばすなりして冷ましたらミートは完成。
パイ生地は4枚入りのやつの1枚を半分にカット。片方にミートを載せて縁に卵黄+水+塩の液を塗り、もう半分に切れ込みを入れてから上に被せて端っこをフォークの歯で押し潰します。
恥ずかしながら私、パイのレシピにおけるフォークの使い方をこの時点で初めて見出しました。フォークの””背””とばかり書いているレシピだらけですが、違います。「歯」です。確かに背側ですが、歯の先端で押し潰し、そのままスッと引く感じにすると比較的綺麗に閉じることができます。焼いてる途中で開いたりもしないでしょう。ワオ!
閉じたら、表面に卵液を塗りたくります。これを4つ作り、天板(ペーパーon)に並べて、200℃予熱のオーブンで20分ブンします。とある企業レシピでは200℃スタートで、表面が色づいたら180℃に下げるともありましたが、我が家のオーブンはそんな細かい調整できませんので。

ちなみに

私の記事を毎度ご覧いただいている方の中には、お気付きの方ももしやおられるかもと思いますが、私、レシピより多い分量をそのまま押し通しがちでございます。
今回もひき肉を多めに買ってきましたので余りました。
そちらは玉ネギと混ぜてハンバーグ種にしてラップ&冷凍しておりますので、また後日煮込むかと思います。乞うご期待。

終わりに

個人記事を

先日思い立ってつらつらと書いてみたら割と反応がいただけましたので、また折を見て何か書こうと思っております。

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