ブルーピリオドが面白い!な話

こんにちは。かえるです。

今回はブルーピリオドという漫画にはまったのでその魅力を書いていこうと思います。

この漫画の内容はざっくり言うとDQNの男の子(主人公)が藝大を目指すと言う話です。初めは全く美術に興味のないDQNくん。しかしふとしたきっかけから絵画にはまります。

この漫画は藝大を目指すという内容のため、多くの読者にとって想像しにくい内容であり、バトル漫画やロボットアニメのようなロマンあるものでもないです。ですが主人公の細かい心理描写は多くの読者の共感を得るものだと思います。受験を経験したことがある人や、趣味に本気になった人や絵を描くことが好きな人…。主人公やその周りのキャラクターのリアルな心理は綺麗な面だけでなく汚い面も見せてきて何か訴えてくるものがあります。

一例として彼は友人の話を聞くことが得意なのですが、自分のことを話すことには慣れていません。周りの空気を読むことは出来るけど自分のことを出すのが怖いのです。そんな彼が言葉ではなく絵という手段で自分の思っていたことを伝えたとき、涙を流します。

僕は彼の心情にどこか共感することがあったのか、自然と目頭が熱くなりました。心理学には自分が嫌な記憶を無自覚のうちに抑圧することがあり、それを思い出す事が精神病を治すきっかけになるそうですが、僕はもしかしたら彼が自分のことを伝えることが出来なかったこと(≒嫌な記憶)に自分を重ねて(≒思い出して)目頭が熱くなったのかなと。

主人公はとんでもなく努力家です。努力でどこまでも伸びていく人なので出来なかったことを出来ることに変えていくため、重ね合わせた自分とは異なる景色を見せてくれるかもしれません。

どこか自分に共感し、努力の先を見せてくれる。勿論他にも様々な魅力がこの作品にはありますが、

どれも色々考えさせられる作品だと思います。

そしてなんと!この漫画は今年アニメ化もするそうですね!僕は現在8巻まで見ているのですがどこまでなんでしょう?とても楽しみです…!

今日はここまで。

それでは。

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