質問者さんへ

この時期もやもやしますよね~何やっても心の底からは楽しめないというか……わたしは気が逸れやすいほうなので本を読んだりTRPGを遊んだりしている間は忘れていましたが、夜なんかは心がもやもやして輾転反側として眠れなかったりしました。たぶんこれは合格発表まではもう誰にもどうしようもない現象なので、せめて合格発表前の時期はものすごく楽しいことをしてすべて忘れて過ごすのが良いのかなと思ったり。その時期を部屋に閉じこもって悶々と過ごしたからといって、不合格によるマイナス感情がプラスに転じるわけではないので……!
あと、なんか、わたしは「人生の分岐点で、予想・期待していたのとは違う方向に進んでしまったとき、その先が行き止まりになっていて勝手に人生ゲームオーバーになればいいのに」と思ったことがあるのですが、実際には人生はそういう建て付けになっていなくて、思わぬ方向に分岐してしまってもそれはそれで無慈悲に線路は続いていってしまうんですよね……。「人生詰んでもそれはそれとしてなんとか自分で口に糊して生きていかなあかんのや」という気付きは本当に絶望なんですけど、わたしはその気付きを得たときにいつも通り気が逸れてしまい、「あれ? そしたらわたしは次に何をしたらいいんや……??」と思って司法試験リタイア組のブログや公務員の採用情報を調べはじめて、「そっか、司法試験に落ちたら落ちたで就活して労働して遊んで普通に楽しく生きていけばいいんやな……」という当たり前の事実に気付き、少し落ち着いた経験があります。もちろん大前提として質問者さんの合格を心から祈っていますし、合格発表20日前の受験生の方に響く言葉では到底ないことを承知のうえで、司法試験の不合格は全然「人生おわり」を意味しないということを書いておきたいと思います……。なんというか、「人生おわり」は言霊的で、そう思い込むことによって「人生おわり」感を無限セルフデバフする感じがあって……、「思わぬ分岐に進んでしまった」という事実が厳然としてあるとき、「人生おわり」と思い込むのと、「まあこれはこれで俺の人生!」と思い込むのと、たぶん後者のほうが気分が楽なので、今から「これはこれで俺の人生」の練習をしておいたほうが人生を楽に生きられる感じがしませんか!? えらそうにすみません……人生はつらいことが多いので、つらいことをフラットに乗り越えられる方法論、わたしも模索中です……。あと、「不合格だった場合にどう生計を立てていくか」を考えるのは割と他人事っぽくてもやもやした気持ちから目を逸らす良い方法です、単純に! 合格、本当にお祈りしています!!


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