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最初の個人面談

中間テストの結果も出て、学年での立ち位置も分かったところで、ウチの学校では、参観と個人面談がある。初めて担任の先生と一対一で話せる貴重な機会。
事前の保護者アンケートで、ぶーの忘れ物が多いことなど、相談したいことは答えてあった。
まず、先生からみて、ぶーは、「自分に甘い!」という印象だそうで、一回注意してもまた同じことをするし、忘れ物はクラスで一番多いらしい。これでは、先生の信用を失っても仕方がない、と私も思う。
ぶーの特徴を少しでも理解していただきたくて、悪気はないし、先生をなめてるわけでもなく、視野が狭くて、注意力がなく、、、でも、小学校の頃よりはマシになっており、人よりも遅いけど、成長はしていることを、話した。長い目で見守っていただきたいと。そして、親として、できることはするので、おっしゃってくださいと。

成績は学年で、下の2割に入っている状態。

部活停止とか、補習とか、何か手を打っていただけないかと聞いてみたが、
ぶーを部活停止にすると、他の数人も同じように部活停止にしなきゃならなくなるので、できないと。そもそも補習はないし、と。

今回の期末テストで挽回しないとまずいと、担任の先生の言葉から伝わった。
「心配なゾーンです」とおっしゃった意味は、このままいくと、"高校に進学できなくなる"ということだ。中高生一貫校なのに、成績次第で、他校を受験するしかなくなるのだ。やっぱり世の中そんなに甘くない!と、ぶーにも伝えた。
ぶーも少しは自覚したのか、期末テストの時間割は発表日にメモして帰った。それを見て、勉強の計画を立てる。中間テストよりも科目数が多いので、覚えることも多い。大変だ。今回も、やっぱりまー先生を頼るしかなく、本当に申し訳ない。

そして、面談では、もう一つ気になることも。
保護者面談の前に、生徒にアンケートをとったようで、そこに学習面の目標とか、部活のことや友達のことが書かれている。ぶーのアンケートは、ひらがなメインの小学生のような文章で、ちょっと恥ずかしい。
が、それは置いておき、クラスの他の生徒のアンケートに、ぶーのことが書かれていたと。内容は、ぶーがクラスの数名から、からかわれたり、バカにされりしていると。そのままでいいのか心配だと、いうことらしい。
担任の先生は、まだ様子見つつ放置してます、と。理由はぶーが全く気にしてる様子がないから、ということ。
なるほど、それは小学校でもあったな、と思い出した。ぶーは隙だらけで、ツッコミやすい。忘れ物が多いから、先生にも叱られる、だから、クラスメイトもからかいやすい、ということだと思う。からかわれたりバカにされたり、その場はきっとぶーも嫌な思いをしてるだろう。言語力は乏しく、上手く言い返すこともできないのだろう。ストレスが溜まりそうだが、でも、それを引きづらい、忘れることができるのも、ぶーの特徴だ。それがいいのかは、わからないが。
とにかく担任の先生も、気にかけて様子を見てくださるとのことで、お任せするしかない。
家でも、表情など観察して、注意しておこうと思う。もう、親に何でも話してくれるわけではないから。

そんな話で、15分のはずの面談は、35分に延びた。担任の先生も、時間がかかることがわかっていたのだろう。
いろいろ話した最後に、担任の先生から、彼は素直なんですよ、と言われた。そういうふうに受け止めてくださるなら、大丈夫と思えた。
たぶん、ずる賢さもなく、策を講じることもなく、周りの人を観察して行動することもなく、上手く立ち回ることもなく、ただ自分の気の赴くまま、やりたいこと、そのままに、行動してる、それはときにマナーやルールを無視してることもあり、、、ゆえに隙だらけでツッコミ所満載だが。

でも、そんなぶーだからこそ、心許せると友だちになってくれる子もいるような気もする。ぶーの話聞いてると、いろんなタイプの友だちができたようだから。

生きにくいことも、この社会では多いだろうけど、めげずに、真っ直ぐ、力強く生きていってほしい、母としてそう願う。

さぁ、とにかく、期末テストだ!いつまで親が手を出すのか?という声も聞こえるが、迷わず、できることをサポートしようと思う(笑)だって、ぶーだから!

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