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あの頃のあなた方はきっと、

みぞーゆー(ちゃうで、未曾有(みぞう)やで)の事態。震災やバブル崩壊や911など世界が激震する事態は何度もあったけど、震災は被害地域とその他では影響の度合いが違う。経済危機や911、湾岸戦争等でも全ての人に同様な影響が直ちに起きたわけではない。内野と外野と観客と、そんな風に分けられた。でも、今回全世界の全人類に同様に影響が直ちに起こってる。全員当事者だ。こんなこと、平和ボケな日本国民の大半は初めての経験だ。ただ、太平洋戦争当時はこんな感じだったのかもな、と思う。物がなく空襲の危険に晒され知人や親族が(戦死やらで)死んでいく。いつまで続くかわからない(歴史を知る私たちは太平洋戦争は4年で終わるのを知ってはいるが)。こんな様々な制限を強いられて不自由に生活しなくちゃいけない事に、あの頃のあなた方は耐えていたのだね、と思う。戦前生まれで戦時中をまともに覚えてる人はかなりの高齢者になっちゃうけど。

小学生低学年の時、クラスの女子が1人、赤痢に罹患した。学校に行くと教室が消毒されてたような記憶がある。幸い、クラスの他の誰も学校内でも更なる罹患者が出なかったような記憶になってる。そのクラスの女子は治ってから学校に登校してきたし文集にその時のことを書いてた気がする。それを読んだような記憶がある。その女子はその後、転校した。子どもだったから「ふーん」って思っただけなんだけどいい大人になった今、赤痢に罹患した関連で差別的なことがあったりしなかったろうか? 居づらくなるような状況はなかったろうか、それが故の転校ってことはなかったろうかと思ったりする。田舎のことなので周囲から色々取り沙汰されてもおかしくない。いや、田舎じゃなくても昔のことじゃなく今でも、今回のようななんだかよくわかってない対処療法しかない病なんかでも、不安と我が身のためだけの理由であからさまコトをする人がいるだろうし、実際に報道でも聞く。しかし、そんな事しちゃあいかん。そもそも、これらは常に明日は我が身だし。

有事になると、それぞれの人となりがあらわになる。そんな人の振り見て我が振り直そうと心がけるけども、誰がどんな事したり言ったりしたか忘れないから(◉皿◉)覚えておいて。気を付けてね。

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きっと幸せになりますよ(私が