透明な声、消えそうな声
私には、声で好きになる歌手がかなりいる。なんなら曲が良くても声が好みじゃなければハマらないことも割とある。もしかしたら多くの人があることかもしれないが。
しかし、どういう声って表現が難しい。高いとか低いとかではないのだ。誰かに伝えられるような言葉は、自分の語彙力の範囲外にある気がする。
強いて言葉にするとしたら、誰にも伝わらないこと覚悟で言うとするならば、を前提として表現すると「透明な声」、もしくは「〝ぎゅっ〟って掴んだら〝ぱっ〟って消えちゃいそうな声」。
伝わらない。確実に伝わらない。困った。
というわけで例示する。
①yui(FLOWER FLOWER)
声が良くてyuiが好きなのか、yuiが好きだからそういう声を好むようになったのか。定かではないが、とにかく最初に好きになった。
芯のある透明さを感じる。以前語ったことがあるのでこれ以上は無い。
②石野理子(赤い公園)
赤い公園に2018年から新しく加入したボーカル。
彼女は、細かく言えば「目を離した隙に目の前からいなくなってしまいそうな声」という感覚なのだが、それも結局伝わらないので黙ります。若さゆえの儚さ、という感じかもしれない。
解散しちゃうの寂しいな。
③佐藤千亜妃(きのこ帝国)
曲によって声に暖かさがあったり冷たさがあったり、表情が豊か。安心感を覚えるので寝る前によく聴いてしまう。
透明よりも、消えちゃいそうな感じが合ってる。私の感覚では。
轟音のギターの中でも存在感を放つ声。
以上。
もっとたくさん声に惚れた人はいるのだけど、私の中で特に神格化している3人を挙げてみた。どういう声か伝わっていれば幸いである。
こんな声に生まれたかったな。
というか歌上手くなりたいな。
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