見出し画像

「溺れるナイフ」

鑑賞前の妄想

金髪の美少年が黒髪ロングの美少女をビッグスクーター後部座席に乗せて海岸線沿いを颯爽と、二人とも清々しいほどの笑顔である。
それはそうである。
華のある二人に花まで添えてある、快晴。

溺れるナイフとはどういう事か、それはつまり傷口に刺さったナイフの事であろう。

この二人の存在自体がナイフであった。

街中で寂しい人間が幸せそうなカップルに冷笑を送る事がよく言われるが、彼らの存在が寂しい人間の心をかき乱したのである。

憎らしい、妬ましい、羨ましい、、

憎しみが憎しみを生み、そして戦争が始まる、ロボットも出てくる、正義が勝つ。


鑑賞後の感想

青春キラキラ、絶景のロケーション、神憑って危うげなイケメンとの恋、その恋には障害となる出来事があって、傷心した自分の事を励ましてくれる心優しい爽やかイケメン、そして何より自分自身が超絶美少女、最高。

ゆれる薙刀というタイトルで男性用も作ってもらえないだろうか。

高校へ進学とともにジャニーズ事務所を退所し、父親の実家の旅館がある田舎町に引っ越した。
そこで薙刀師範代の娘と出会う、彼女はどこか翳があり浮世離れした美しさがある、二人はすぐに恋に落ちる。
ある事件をきっかけに二人は距離をとることになり、傷心した主人公を慰めようと優しくしてくれるのがこれまた美少女、とにかく明るく人の気持ちがわかる優しい委員長である、黒タイツ。
揺れ動く主人公の気持ち、俺の気持ち。

そして主人公は芸能界に戻り国民的アイドルになって生命保険のテレビCMに抜擢されたとさ。R.I.P.

☆☆☆☆☆☆☆☆★★