吐き出し
就活でお手本とされる返答の仕方がどうしても気持ち悪く感じてしまう。
妙な笑顔を絶やさず、うまい具合に話を整理して、ミスをしないように並べる言葉が、どうしても気持ち悪い。
どうしてあんなに堂々と自分の有用さをアピールできるのだろう。
考えても考えても、自分の社会的能力のなさ、存在の小ささを見つけてしまう。
その上、小中で勉強ができたため変に高いプライドだけは持ってしまっている。しかし自信はない。
自信がないから、他人の評価が気になりブレてしまうことがある。
ではどうしたら、外部他者の評価より、自己評価の方を信じられる状態に持っていけるだろう?
どうしたら自信を持って生活できるだろう?
まずは「自分は本当はできる」という考えを、浮かぶたびにぶっ殺そう。
可能性を残し、いま動いていないやつは「できない」のだ。
いま現在、僕は日本社会が求める能力をほとんど持っていない。
Lv.0である。
ならば何かを積み上げよう。コツコツ毎日小さな何かを達成しよう。
毎日腕立てを10回しよう。
時間を守ろう。時間に丁度はない。早いか遅いかだけだ。
比較していることに気づこう。
今キツイのは、他の誰かと比べているからだ。
就活をスムーズに終わらせた友達、大企業の内定をもらった友達、YouTubeの画面内でお手本とされる学生だち
そこと比べるのは早すぎる。おこがましい。
僕はLv.0だ。
毎日生活していくこと、なんとか一人暮らしを成立させること、心身共に健康でいること、大学の課題を遅れながらもこなすこと、に精一杯だ。
他の人は実家で、そんなことに気を使わなくて済むかもしれない。
また、性格の違いで、僕が苦だと思うことを苦だと思わない人なのかもしれない。
そんな人たちと比べたところで、スタート地点が違うから先にいるのは当然だ。
比較をやめるのは難しい。というか無理だ。
ならば比較してしまった時に気づこう。
比較は無意味だと思い出そう。
そして、Lv.0ならLv.0なりに
謙虚な姿勢で学び、経験を積もう。
自分の好きな自分になれるよう、動こう。
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