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お腹痛い時だけ有神論

あー、神様お願いします。
飲み過ぎも食べ過ぎも控えます。
人に優しくして、悪口もいいません。
だから、お腹痛いの治してください。

と、今だにトイレで祈る夜があるよね。


小さい頃から、お腹ピーピー体質の私は、事あるごとにお腹を下してきた。
食べ過ぎとか、ちょっと合わない食べ物とか、ちょっと冷えたとか、ちょっとストレス感じる、とかそんなことで。


そして、腹痛に悶える時、私は神に祈る。


でも、神様だって困るよな。
普段は、別に神を信じていないので、神のイメージもあやふやな奴が、お腹痛い時だけ、全力で頼ってきたら、困るよな。


「お前、誰だよ。しんどい時だけ、頼ってきて…普段は、信じてないくせに…」って思うよな。

そもそも、神様、お腹痛いの治せるかも分かんないし。

「…え、そんなこと言われたって、治せないよ?」って思ってるかもしれないもんな。


でも、お腹が痛い時、神様に祈ることで救われるような気持ちになって、腹痛が良くなるまで耐えることが出来ること、これこそが信仰の力なのかもしれない。
これが、宗教というものなのかもしれない。

お腹ピーピー教があったら、私、入信してしまうかもしれない。

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