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四季のフォトスポット・早春      5.兵庫県


5.1灘黒岩水仙郷

500万本の野生の水仙が風にそよぐ灘黒岩水仙郷

  灘黒岩水仙郷は、今から約180年前に付近の漁民が海岸に漂着した球根を山に植えたのがだんだん繁殖したとされている。 
 今ではここ淡路島の南部に位置する標高608mの諭鶴羽山系から海を臨む45度の急傾斜7ヘクタールにわたって500万本もの野生の水仙が風にそよいでいる。
 花は一重咲きの野生のニホンスイセンが中心で、わずかに八重咲きの花も混じり、1月を中心に12月下旬から翌年の2月下旬まで付近一帯、甘い香りに包まれる。 

1月24日撮影

 長く急な階段を上がって展望台に着く。
 そこからは、遠くに沼島を望み、水仙のレモンイエローと穏やかな海のブルーが見事なコントラストを描いているが、水仙の花は海の方を向いているので、海をバックに花を正面に撮るのは至難のわざだ。

1月24日撮影

5.2綾部山梅林 

①晴れた日 紅梅・白梅のコントラストが美しい

兵庫県の南西部、西播磨の最南端に位置する綾部山梅林。
 見渡せば国立公園新舞子浜の海岸、瀬戸内の家島群島、小豆島、淡路島などの島々、また、遠くには四国が望める。
 24ヘクタールの広大な綾部山は海の見える梅林としては西日本一という。
 うららかな早春の一日、天候にも恵まれて、満開の紅白梅と、素晴らしい瀬戸内海のコントラストを心ゆくまで撮ることができた。

3月10日撮影

②雨の日もまた楽し

3月19日撮影

    この日は朝から雨だった。
 前日の天気予報では「終日雨」だったので、「水滴を撮ってやろう」とマクロレンズと三脚を用意して撮影に臨んだが、格好の被写体がなかなか見つからない。急な斜面を歩き回ってやっと見つかっても三脚がうまく立てられなかったので手持ちで撮ったのが上の作品だ。

 傘をさして観梅する女性の姿も雨ならではの被写体だ。

3月19日撮影

5.3新舞子海岸

早春は夕日が見事な新舞子海岸

3月10日撮影

 新舞子海岸は近畿隋一の遠浅の海岸。瀬戸内海国立公園に属する美しい景勝地だ。
 早春は夕日スポットとして有名だ。

3月10日撮影

5.4 兵庫県立舞子公園

舞子浜から明石海峡大橋の夜景を撮る

 「千鳥通う白砂青松」と古くから詩歌に詠まれ、陸路、海路を旅する人々にこよなく愛されてきた舞子浜は。明治33年(1900)、兵庫県立都市公園として開園された。
現在は、世界最大級の吊り橋である明石海峡大橋”パールブリッジ”のゲートとして衣がえし、夕日や夜景スポットとして多くの写真愛好家が訪れている。
絞り:F10   シャッタースピード:6秒にし、露光間ズームで撮影した

2月6日18時10分撮影
2月6日18時24分撮影


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