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カメラ紀行「世界の絶景」

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世界を巡る旅で撮った写真を厳選して"カメラ紀行「世界の絶景」"としてテーマ別にまとめました。
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2024年3月の記事一覧

「世界の絶景」          6.島 その4. イースター島(チリ)

1モアイ像の島 南米チリから3,800Km、タヒチから4,000Km、南太平洋にぽっかり浮かぶ「絶海の孤島」イースター島。  人口は3,800人。面積は佐渡島のおよそ1/3。市場もひとつ、教会もひとつのこの小さな島を、住民は「大いなる大地」という意味をこめて「ラパ・ヌイ」と呼ぶ。  オランダの提督ヤコブ・ロッグフェーンが西洋人として始めてこの島を発見したのが1722年の復活祭「イースター」の日だったことから英語でイースター島と名づけられた。  この島を有名にしたのは言うまで

「世界の絶景」   6島         その3 ラバウル・ピジョン島      (パブアニューギニア) 

1.ラバウル ニューギニア島の東半分が最後の秘境と云われるパプアニューギニア。 大小700もの島から成るこの国は、総面積46.2万k㎡で日本の約1.25倍、人口は約513万人で、パプア人やニューギニア人、高地族を中心に多くの部族で構成されている。  そのパプアニューギニアの北東に、サンゴ礁の海に囲まれた魅力溢れるニューブリテン島があり、ラバウルはその島の北端にある、この国随一の美しい街だ。  ラバウルの港からは、間断なく噴煙の吹き上がるダブルブル山が見える。 2.ダブルブ

「世界の絶景」      6.島       その2 バリ島(イントネシア) 

1.古寺と自然が融合する島 バリ島は、神々が宿る美しい島と称され、魅力にあふれるビーチリゾートとして知られている。  一年を通して熱帯性気候を享受できるため、訪れる時期を問わず、まるで永遠の夏が広がっているかのような気候に浸れる島である。  この島には、バリ・ヒンドゥー教の伝統にまつわる寺院や、壮大な自然が息づく場所が数多く点在しており、写真愛好者なら何度も訪れたくなるフォトスポットだ。 2. クタビーチ サーフィンのメッカでもあるクタビーチには、ハーフウェイ、エアポート

「世界の絶景」     6.島           その1 ガラパゴス諸島

1.進化論の島・ガラパゴス諸島(エクアドル) ダーウィンが進化論を着想したガラパゴス諸島。  「ガラパゴ」とはスペイン語で「リクガメ」のことで、ガラパゴスは「ゾウガメの島」という意味。  5~10百万年前の火山活動(ホットスポットの活動)で出来た諸島で、現在も火山活動が続いててる。  1978年に世界自然遺産第1号に登録されて以来、その素晴らしい自然を見るために、観光客は増加の一途をたどった。  2006年には14万9,000人にも膨れ上がり、環境汚染や外来生物の繁殖、横行

「世界の絶景」      5.海と空     その4.海辺のスナップ

1.ダーバン(南アフリカ共和国) ダーバンは、ヨハネスブルグやケープタウンと共に南アフリカを代表する大都市の1つで、古くから高級リゾート地として知られている。  静かな波音が漂うダーバンのビーチは、美しく優雅なリゾート地として古くから名高い。  碧い海、広がる砂浜、躍動する波。ここには、さながら自然がそっと微笑むような優雅さがあるのだ。  公共施設やサメの保護網といった安全策が完備されており、世界的にも有名なサーフィンの聖地として知られている。  朝早くビーチに足を踏み入れ