バトルレポート:AoS 集いし渾沌の軍勢対サン・オブ・ベヘマット

前回の記事で紹介した『集いし渾沌の軍勢』、その中のベ=ラコォール様をジェネラルにした『第一王子の兵団』でベヘマット相手に対戦


ロスター

今回も、前のStD対ベヘマットの時と同じく1250p

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前回の記事で書いていませんでしたが、集いし渾沌の軍勢の弱点、それは低ポイントだとあまり戦力が充実させられないこと。

「ベ=ラ様は必須でしょ。ダメージ出せるヒーロー欲しいでしょ。召喚できて自身のアビリティで追加召喚できるゴーントサモナーは欲しいでしょ。」

ってやってたらあっという間にポイントがカツカツになります。不思議ですねぇ。

そんな中で何とか詰め込んだ1250pロスター。

『ブラッドサースター(インセントレイジ)』は射撃攻撃こそ持っていませんが、ダメージロールの出目6で8”以内の敵全員に最大4致命的ダメージをばら撒きます。6が2つで8致命、3つで12致命的ダメージになります。ダメージで減衰するのでそこは注意。

『マスク』は貴重なスラーネッシュの召喚用ユニット。6”接敵移動したり、接敵移動時は飛行の様に移動できたり、相手の移動力が遅いと強くなる面白いユニットです。

『ゴーントサモナー・オブ・ティーンチ』は1戦闘に1回、呪文の詠唱回数1回と引き換えに召喚を行えます。それでいて最凶の『ピンクホラー』を召喚できるティーンチ。入れない理由がないね。

他のユニットは大体ポイント稼ぎとバトルライン埋めです。『ブラッドレター』も『プレグベアラー』も『デモネット』もバトルラインなので、ヒーローが呼び出せない奴らを優先的に組み込んでいきましょう。個人的には『ピンクホラー』はポイントが高いので入れないです。戦闘中に召喚します。もしくはブリムストーンホラーのみ入れて、「『ホラー・オブ・ティーンチ』です、通してください。」ってやります。


配置開始

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〈先攻〉第一王子の兵団

中央:『ベ=ラコォール』『ブラッドサースター』『マスク』『デモネット』

右翼:『ゴーントサモナー』『プレグベアラー』

左翼:『ブラッドクラッシャー』


〈後攻〉サン・オブ・ベヘマット

中央:『メガ・ガルガント(ゲートブレイカー)』

両翼:『マンクラッシャー・ガルガント』2人ずつ


召喚があるとはいえ、正直『ベ=ラコォール』と『ブラッドサースター』以外の火力不足を感じています。

さてさてどうなるでしょうか。


戦闘開始

第1ターン(表)

今回の目標地点は第2・3ターンに戦場のどこかに現れます。

向こうは岩投げという遠距離攻撃を持っているので、あまりのんびりするのも考えもの。

とは言え、ディーモンは総じて防御力が貧弱なので、前に出過ぎるのも怖い。

ということで、ほんの少しだけ前進。

『ゴーントサモナー』は悪魔大全を読み上げ、渾沌の裂け目より『ブラッドレター』を10体呼び出します。続けてピンクホラーを召喚しようとしたのですが、出目が悪く失敗。

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第1ターン(裏)

ここぞとばかりに前進してくる巨人たち。

本気でこっちに来ないで欲しい。

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岩を投げられ、続けざまに『マンクラッシャー・ガルガント』2体が突撃をかまし、戦端が開かれる。


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何に見える?これね。ミキプルーンの苗木。


『デモネット』10体が瞬く間に消し飛びました。マジで『メガ・ガルガント』より弱いとは言え、『マンクラッシャー・ガルガント』も十二分に脅威です。すぐさま『ブラッドレター』が反撃するも、すぐに倒すことはできません。

もう一体の『ガルガント』の攻撃で『ブラッドクラッシャー』が瀕死に。突撃ダメージが強い『ブラッドクラッシャー』が完全に死んでしまいましたねぇ。

そんな『ガルガント』に対し、『マスク』と『ブラッドサースター』が報復にかかる。

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第2ターン

戦場に落ちてきた目標は、味方右翼側。敵の『ガルガント』に抑えられ、容易に手出しができない状態に。

そしていよいよ『メガ・ガルガント』が戦場に到着。敵の『ガルガント』の攻撃により『マスク』『ブラッドクラッシャー』が全滅、『ブラッドレター』も大きく数を減らす。『ブラッドサースター』も片翼を失う重傷を負いながらも死力を尽くして戦う。(翼はマグネタイズが悪く折れただけなのは内緒)

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また、戦闘をしながら『ブラッドサースター』が召喚儀式を成功させ、『ブラッドレター』10体が再び戦場に舞い戻り、左翼から『メガ・ガルガント』に襲い掛かる。


『ブラッドサースター』と『メガ・ガルガント』のメンチの切りあい。

やはり大型モデルは戦場の華だね。

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激しい戦闘の結果、ついに『ブラッドサースター』が打ち取られる。

敵の狙いは味方のジェネラルである『ベ=ラコォール』。

しかし、影の体を持つ『ベ=ラコォール』は相手の貫通を無視することができ、ダイス目の助けもあり、中々ダメージが通らない。

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第3ターン

戦場に追加で振ってきた目標は、どちらも右翼側。3つ全ての目標が右側に固まったことで、戦場が一気に半分になった気分。


そして『ブラッドサースター』の仇を『ブラッドレター』と『ベ=ラコォール』が取る。

ディーモンの復活力が無ければジリープア(徐々に不利)だった…。

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その後『ゴーントサモナー』が召喚儀式を成功させ、拠点確保用の『ピンクホラー』を残し、がら空きとなった敵拠点の確保に飛ぶ。16mvの飛行持ちはこの動きが強い。


残った『ガルガント』の攻撃は『ベ=ラコォール』が受け止め、その隙に『ブラッドサースター』と『ピンクホラー』が頑張って削る、という戦闘を行い、とうとう『ガルガント』を打ち取り、勝利した。

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決着

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所感

AoSは40kと違い、ゲーム中の召喚ユニットにポイントを使用することがないので、召喚すればするほど得をしていくことになる。

確率とは言え、最下級ディーモンとは言え、毎ターン召喚し続けられれば相手を疲弊させることも可能。ダイス目さえ良ければ…。


高ポイント戦でなければ『ベ=ラコォール』の周りにブラッドレタープレグベアラーデモネットホラーオブティーンチが揃うことは無い。大体順番に消えていく。

真骨頂は『ベ=ラコォール』様へのダメージを受け流せる事だと思った。プレグベアラーは5+FNPを持っているので、受け流したダメージを無効化してくれる可能性が高い。ホラーオブティーンチはダメージで分裂するから、総傷数が高い。

攻めのブラッドレター・デモネット

守りのプレグベアラー・ホラーオブティーンチ

という役割分けをしていきたい。お互い仲悪い神々だけど大丈夫?仲間割れしない?


高ポイントになるとスラーネッシュの『シーカーチャリオット』とコーンの『ブラッドクラッシャー』が手を組んで突撃隊を編成したり、ティーンチのフレイマー射撃部隊が編制できたりするので、是非やりたい。


いつかやってみたいロマン編成はこんな感じかな?

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StDを筆頭に4大神とスケイブンも交えたこれ以上無い位最高のケイオスホード

『ヴァーミンキング』はスケイブン故召喚儀式が行えないものの、自身の魔法でダメージを与えると『クランラット』を召喚できるので、もりもり味方が増えていく。

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ちなみに全体的に防御は弱いのでもりもり死んでいく。

コーンヒーロー枠を『カラナック』にすることで、『フレッシュハウンド』を1回だけ召喚できるので、「何が何でも召喚するぜ!」ってネタに走るならそっち。

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そんなところですかね。

増強していこうとすると、4大神のディーモンスタコレを買っていくのがマジに早いです。最下級のディーモンは無限に必要だし、『ブラッドクラッシャー』も『シーカーチャリオット』も『フレイマーオブティーンチ』も全部手に入るので。

そしてマジにお金がかかる。召喚用ユニットを持っておかなきゃいけないので、フレッシュイーター程ではないけど、「何かボード外にめっちゃモデル置いてんな、あいつ。」

って思われることでしょう。


今回のベ=ラコォール様リメイクによって、多くの方の注目と興味を引いたことだと思います。

これを期に、『集いし渾沌の軍勢』と『第一王子の兵団』の知名度が高まると良いですね。

来週発売の「ブロークンレルム:テクリス」のその次、第3弾「ブロークンレルム:ベ=ラコォール」が楽しみですね。


ではまた、良い趣味生活を。


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