日常に隠れた仕草の意味!?#2 基礎編
さて今回は前回の続きです。
なんで、この前あげたこの3つ
・ ジロジロ見ない
・ 文脈を理解
・ 柔軟に考える
が大事なのでしょうか。一個一個見ていきましょう
1、ジロジロ見ない
あなたは、知らない人、もしくは恋愛対象でない友達にジロジロ見られたらどう思いますか?
ちょっとは気まずくなると思います。なんか、変な空気になるっていうか、そんな感じです。
それじゃダメなのです。
相手がリラックスしているからこそボディランゲージの観察が力を発揮するのです。(嘘を発見したいなど、警察において行われる尋問などの場合は別です。)
相手にちょっとでもストレスを与えないよう、さりげなく気づかれないようにチラッと見る程度にしましょう!
2、文脈を理解
基本的に、〜をしたらこう思ってる/こう考えている系統の事を断定することはできません。
たしかに多くの人に共通で現れる仕草は存在しています。でも、例えば、目をそらしたり嘘をついているといったような、何か特定の仕草をしたからこそ〜であると断定できることは少ないです。
ボディランゲージは、その人が今ある状況に対してどう考えているかを表しているものです。
したがって、観察している人物の置かれている状況を理解することで、ボディランゲージの解釈に役立てることができるようになるのです。
3、柔軟に解釈
2でも述べましたが、何か特定の仕草が、全人類に当てはまる特定の事象を示すということはありません。したがって、ボディランゲージというのは、観察される人によって柔軟に解釈を変化させられるべきなのです。
ただし、多くの人に共通して見られる仕草というものも存在していますので、そういったところに注目するのはとても良いと思います。
注意すべきは、多くの人に共通して現れる反応が観察対象の人に見られたとしても、必ずしもその仕草が、多くの人に共通で見られる仕草と同じ意味を持っていない可能性があるということです。
そこは文脈で判断したり、その人の普段リラックスしている時の仕草などを見ておいて、それをもとに判断したりすることが必要になってきます。
ここは練習しがいのあるところですよね!
さて、今回は少し長くなってしまったのでここまでにしておきます!
次回は、人がなぜいろんな仕草を無意識のうちにやってしまうのか、という事を簡単に説明します!
ぜひお楽しみに!
参考文献:「仕草の心理学」J.ナヴァロ著
制作:かえたん