20240321 日記 光と影

朝 聞こえてきた会話
「今朝のドジャースのニュースみましたか?」「えっっすみませんみていないです。大谷が開幕で…」

(大谷じゃなくてその隣にいつもいる人……)

「そっちじゃなくて。人には光と影があるということが如実に表れていますネ」「あっそうなんですね…」


「あなたはあのニュースをみてどう思いましたか?」


太陽が輝けるのは
影があるからだって
一つにはなれないけど
遠くに影があることで
太陽は寂しくないって

ミン・ヨングン監督 映画『ソウルメイト』(23)



「光が大きくなると一緒に影も大きくなって、それで、その影のほうが次第に大きくなって、だんだんと飲み込まれていって、人は」みたいなの聞くたびに(そうなの?)と思う。

幼い頃から世の中のきれいな部分とか幸せの正解ってコレ!みたいな理想を学校で教えられたり見せられたりしてきて、私はそうじゃないと思うことも多かったから、そのたびに『そうなんだね』の一言で済ませていて、だから「光や明るい部分を多くもっている状態」から始まる話はなんとなく違うなと思う。


みんな(光と影を)両方もっている。

高校生だったときシスターからアダムとイブの話を聞いて『人間はそういう風にできている』ということを知った。
人が、事象が、そう見えるために必要な存在同士。みたいな。


私は、影の中から光が1本、2本…と出てきて、その光が増えて束になるよう走り続けて「影があるからこそ輝いている」ような人や考えが好きだ、と思う。

だから、その光が強くなりすぎて影を見失っちゃうことは、一番怖いことだ、とも思う。






光と影はいつも仲良しこよしでいようね。

20240321 日記 光と影
おわり

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