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腕のあるセラピストを採用したいけどどうやって集めればいいかわからない。


今回はオーナー様、運営様向けの内容でまとめてみます。今後のご参考にご覧頂けたら嬉しいです🥰

結論からお伝えすると、「1.確固たる理念を持ったお店のコンセプトやカラー」、「2.セラピストへの待遇」、「3.講習内容の充実化(アフターフォロー含め)」、「4.運営側とセラピスト側の連携」がどれも全て確立していたら、自ずと「腕のあるセラピスト」は集まります。

ただ「ダイヤの原石」を見つける割合としては50人に1人くらいです。要は50人面接して、ようやくそれなりに「原石といえる1人の存在」が現れる可能性が高いということです。
ですが、中には始めた頃は印象が薄くても、努力の継続ができたことを前提に後々化ける子の方が割合としては多いです。両者ともに素材や感性が最低限備わっていれば十分お店の看板になってくれる見込みがあるでしょう。ただしそのためにはやはり運営側のベースの体制が求められるのでまずはここをしっかりと押さえておきましょう。

▶︎先程紹介した、4つのポイントの具体例を解説します。

「1.確固たる理念を持ったお店のコンセプトやカラー」
例えば、とある人気店をイメージして頂きたいのですが、「セラピストのプロフィール写真が皆スーツのみのお店」「女性が主役であることを全面的にコンセプトとしているお店」「M性感がテーマでSに特化した男性陣が集まったお店」「主に20~30代しかいない清楚系男子しかいないお店」「"学園"と謳ったコンセプトの中で若い子向けのお店」などが挙げられます。コンセプトがハッキリしている方がライバルも集まりやすいため、競争心が強い(=自分がここで頂点を目指したい子ほど)子は最初から意識が高いので求人率も高い印象です。そして共通点としてはいずれのお店もHPにカラーが出ていて他店との差別化ができており、画像のチョイス、フォントやコンテンツの細部にもこだわっているため、女性からすると見やすく扱いやすいものという仕様になっています。特に女性受けしやすいイラストやキャラクターを用いることは女性用においては効果的で親近感を覚えることにも繋がります。こういった店舗には「女性目線で物事を考えられるセラピスト」が必然的に集まりやすいです。となると、HPのデザインでどんなセラピストが集まりやすいか統計が出ることにもなります。

「2.セラピストへの待遇」
待遇の意味としては、「ランキング制度の昇格に応じて昇給すること」、「リピートに対する報酬、評価」、「ロングコース(貸切等)の取り分に対しての謝礼評価」、「写メ日記等のSNS更新の頻度の多さと充実した内容に対しての謝礼評価」、「投げ銭」などがお店それぞれに存在しています。ここも求人の内容において他店との比較でメリットに感じる部分があるので、意識が高いセラピストほど結果を作れるよう頑張りたいと意思表示できる部分につながります。

「3.講習内容の充実化(アフターフォロー含め)」
店舗側に対して注意喚起表現になりますが、店舗の中には「講習料無料」「登録費用など一切かかりません」と言っているところほど危機管理が必要です。というのも、その文脈で集まってくるセラピストの層を分別している要因がここに紐づいてくるからです。お金をかけずに講習が受けれるもしくはそれ相当のお仕事のマニュアルをもらえると解釈されます。そういった方々ほど「女風のセラピスト」を簡単な仕事だと捉える方が多く、そして高収入を手に入れることができると過信している方がとても多いからです。「100万円稼ぎたい」と理由もなく話してくる方には特に要注意です。口先ばかりで行動が伴っていないセラピストほど、最終的に運営側の労力ばかり削り勝手に退店するケースが多いです。本来、一般企業でさえ高収入(要は昇きゅう)を手に入れる(給料を渡す)にはそれ相当の実績があるかを審査されます。そして現在の立ち位置、社内のセミナーはもちろん、資格取得に対して給料が上がるシステムを導入したりすることで本人の意思表示が目に見えます。稼ぎたいなら結果を出せ。そのためには努力しろと言われているようなものです。何故努力すらしないでこの女風のサービス、お仕事の正解すら知らない方が高収入を念頭に置いているのでしょうか。それ程簡単な仕事なのでしょうか。お金を稼ぐにはまず「最低限のノウハウを学ぶこと」いわば自己投資が必要です。人気セラピストほど様々なジャンルのセミナーや研修を定期的に受講し且つ貪欲な姿勢です。稼いでいる人ほど目に見えない努力をしているということを理解し、それを店舗側も講習システムの導入を充実化させることにより「退店率」ともに「幽霊セラピスト」の減少、「セラピストの選別」の流れを自動化することも可能です。ちなみに各店舗の講習費用の平均額、プログラムやアフターフォローについてはまた別の記事でまとめたいと考えています。

「4.運営側とセラピスト側の連携」
デビューするセラピストの数が多く、そしてどんな問題児でも受け入れてしまうところほど、入口が広いだけにここに対してのサポートが手薄に感じます。連携となると普段からコミュニケーションを運営側と取れているかが重点となります。もちろん時間や人数の関係で回せない、タイミングがずれてばかりでしばらく連絡が取れない間に音信不通になってしまうパターンがよく見受けられます。そのためには運営側にも人数の起用が最低限必要になる場合もありますが、それならもっとセラピスト陣を「少数精鋭化」することもおすすめします。ひとりで何でもできるオーナー様が大勢いるのも事実ですが、大手並にセラピストのキャパ制限がないとどんどん洪水のように溢れ出し、最終的にはセラピストに対して「放置」してしまう扱いとなります。セラピスト自身も「大切にされていない」と受け取るのも当たり前です。「ここのお店のスタッフさんは前のお店と全然対応が違う。」と聞くところほどやはりセラピストに対してだけでなくスタッフ同士の連携やコミュニケーションの円滑さも分かりやすく、何よりも講師から見ても風通しの良さを体感できます。

以上、簡単な説明ではありますがポイントを4つご紹介させて頂きました。腕のあるセラピストに限らず、いい子が入店するお店に共通するのは結局は「運営側、事務側の人柄の良さを始め、手厚いサポート、一緒にお仕事をする上での信頼関係」をセラピストも求めてきます。

是非次回のテーマは「セラピストの選別、電話面接やメールのやり取りでわかるポイント&かえでが直感で分かったこの子は売れる!!と判断したパターン例」をご紹介しようと考えています。

お楽しみに🫶

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