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メイクしてもしなくても、どっちでもいいです

ぐもー。
はーいちょうど今AM5時のロンドンだお。やらかした〜

くそみたいな夢を見たんだよね。
今日遊びに行く友達をパブで待ってたら、その友達にすごい執着する変な男がいて。我がそいつにやめろよ的なことを言ったら、まぁ逆上してしまって、それ以降どこに行ってもついてくるようになった。
一番怖かったのは、トイレで手を洗って鏡を見たら、後ろにいるwwwwwww
ホラー映画かい。ベタだけど。まぁ、そんな日もあるっ

心臓ってハゲツルぴっかなのか

これ問題だよね。うぶ毛すら、生えてねぇのか。
だって毛って、大事なものを守るための毛ですよね?だからあそこやあそこに、ちゃんと毛って生えてるんですよね?

あそう、毛でいうと、俺脱毛めっちゃ嫌いやで。
脱毛業界に一石を投じたいくらい、脱毛嫌い。
いや違う、あのね、ここが大事なんですけど、正直、その人が脱毛しようがしまいが、まじでどうでもいい。
私が嫌いなのは、【脱毛を(特に幼いころから)(特に女性に対して)強制するような社会規範】のことです。はい出ました社会学。この世の要素として個人社会構造っていう2つの大きなくくりがあったとして、私が指しているのはその構造の方ね(もっと知りたい人はギデンズをどうぞっ)。構造っていうのは、私たちを取り囲む様々な要素。例えば文化もそうだし、言語もそう。今さっきの社会規範ていうと、マナーっていうのと同義語的に使われることもあるけど、まぁ一番わかりやすい言葉で言えば、「周りがやってるからやらなきゃ」ですかねぇ。

例えば脱毛で言えば、男の子とそういうことになった時になんとなく恥ずかしいからやんなきゃ、とか。あれ、AVではみんなすごい整えてるから、あれがなんとなく見本なんだろうなぁ、とか。高校の更衣室でイケイケ女子が脱毛にウン十万かけたよ〜って話してて、え俺ターザンみたいだけど大丈夫そ?って着替えのスピードを倍速にする、とか。これぜーんぶ社会構造。そして私たちは、そんな社会構造を【内面化】している個人と言える。内面化っていうのは、簡単に言えば、その社会的なものを、自分のものにしちゃってるってこと。自分で信じてしまっているんですね、その構造を。受け入れてしまっている。

「ありのまま」でいることの難しさ

はい。なんで心臓の話からこうなったのかっていうと、今日の話は「心臓に毛を生やせっ」ていう題名で書こうとしてたから。でもなんか気が変わったのでこういうことになっている。辛いことがあればあるほど、毛がボーボーになって、ちょっとやそっとでは壊れないようになる。まぁ、この話はまた今度。

それで話を戻すけど、そう、「ありのまま」ってなんなんだ問題ね。
れりごー、れりごー。うーん、れりごーって、「ありのまま」で、いいのか、、、。うーん。まぁ、そうか。うん。まぁいっか。

すげぇ違和感なのが、脱毛の広告とかで、(その脱毛サービスを享受することによって)「やっと自分に自信がついた」「ありのままの、素肌が大好き!」みたいなことを言ってるやつ。まぁ、分からないでもない。私も某H報堂のインターンで、そういうことの極意を叩き込まれたので、まぁそうだよね、広告ってそうだよねってなる。

でもさ、それは私がもう24ちゃいで、まぁ人生の先輩からすればまだまだあまちゃんですが、あまちゃんの朝ドラがやってた時はちょうど中2くらいでしたが、一応恋愛でもいろんなことがあって、女同士でもいろんな話をして、自分の中で、ああこれは今大切じゃないなとか、ここにこれくらいお金をかけるのが自分にとってベストだなとか、そういう取捨選択ができるようになったからなんですね。

【言いたいこと①】ぜーんぶ金ですよ。

あのさ、いや別にその子の人生だし、別にどうでもいいんですけど、なんか普通におかしくね?????????????
あのさ、高校生なんてさ、いろんなことやってさ、そりゃもちろん恋愛も大事だし、そういう大人の階段を登ることも必要だけどさ。こういうビジネスが恒常化すると何が起きるかって、【人間の資本化そのものが若年化】してしまう。めーっちゃくちゃ極端なこというけど、赤ちゃんだってビジネスチャンスになる。今は一応保護者というバリアがもたらされているけど、それだってこんな世の中、どうなるか分からない。赤ちゃんの数自体がどんどん減っているんだから、もっと、子供様は神様状態になるかも。ほらだって、18歳が成人みたいなこと、こないだ法律変わったでしょ?あれだって、今までは未成年という社会構造で守られてきた人たちを、解放することになっている。解放ってすごく聞こえはいいけど、その分、それを利用する悪い人たちはたくさんいる。未熟な子供ほど、だましやすいターゲットはいないからね。

【言いたいこと②】誰のための、ありのまま?

はいすみません。いつものように脱線していますね、ありのまま話に戻ります。
もちろん私も脱毛で悩んだ。えーみんなってどうしてんだろ、でも恥ずかしくて聞けない。えーなんか電車の広告で、高校生でも契約できる100円のプランがあるし、とりあえずそれで申し込んでみようかな、、、ってなる。うん、実際なりましたよ。これ実体験ね。
まぁ今思えば、彼氏もいねーくせに、見せる機会もねーくせに、そんなことに金かけんなと思うけど。

あっはは!!こここ!!わかる???
上記のセリフ部分に、私による、社会構造の内面化が潜んでいる。
そう、正解!「彼氏もいねーくせに」

脱毛ってさ、実際やった人の話を聞くと、結構すっきりなのよ。とくにVIOなんかは、生理の時に非常に楽だよ、とか。あー確かにそうか。そうだよね。だから、そういう理由での脱毛もある。うん、納得。

でもね、特に、女性向け脱毛広告って、そこじゃないところでターゲットを広げようとしてる。つまり、【モテるか、モテないか】
あの子は可愛い、なぜなら脱毛してるから。あのお姉さんってほんと素敵、なぜなら脱毛してるから。
はい、youtubeを日本でご覧になったことがある方は一度は身に覚えがあることなんじゃないでしょうか。あのクソ広告ね。「私はアミ!今度サークルのみんなで温泉旅行に行くことになったんだけど….」のやつ。
多分まだ署名運動やってるから、もし興味ある人は調べてみて。

ジェンダー学へようこそ

万が一勘違いしている人がいる可能性があるので、もう一度言うと、私は、脱毛している人が嫌いではない。もしそうだったとしたら、私結構友達いなくなる笑。脱毛するもしないも、あなたの自由。私は自分の人生で忙しいので、そこまで気にしている時間はないです。はい。
私が嫌なのは、脱毛を売り出そうとする、もしくは推進しようとする社会構造(まぁ例えば広告とかね)の中に、「女はこうあるべきだ」っていう、【らしさ】を押し付けるジェンダー規範が存在していること。

あのさ、原始人は脱毛してねぇわけよ。
あいや、わかんない、してるかもしれない。でもさ、まぁしててもしてなくてもどっちでもいいんだけどさ、脱毛技術が発達していない古代でも、人は恋に落ち、子供を産み、次の世代を紡いできたわけでしょ?だから、結局全部、その場、その時間の、社会構造が大きな影響力を持っているわけですよ。「脱毛してないからモテない」はぁ?原始人に笑われるよ、、、

さ、うぇるかむとぅジェンダースタディーズ。
ジェンダー学にもいろいろあるので、込み入ったことは話しません。
上記の話1つとっても、フェミニストたちの様々なアツい議論がある。そして私はそれを読むたびに、涙が出てくる。自分たちの生きづらさを、どうにか言語化して、どうにか社会に訴えようとした女たち、そして男たちがいる。その闘いがあったその先に、私たちは生きている。その闘いを、踏み台にして立っている。

つい100年前に、女は投票ができなかった。それに抗った女たちがいる。テロリストだとののしられても、ハンガーストライキをしても、ハンストによって死人が出るのを防ごうとした体制側が彼女たちにチューブを使って無理やり食べ物を食べさせようとしても、闘い続けた女たちがいる。だから、私は投票ができる。投票率向上キャンペーンを、女の私が、先人切って進めることができる。それに、ついてくる人がいる。こんな状況は、100年前は考えられなかった。

結論

結論言います。
どっちでもいいけど、あなたの選択肢が、なぜ生まれたのか、考えてみるといいかもね。その選択は、誰に影響を受けたことによるもの?お母さん?お父さん?友達?テレビ?youtubeの広告?じゃあ彼ら彼女らは、何に影響を受けているの?

あーおもろっ。
これだから社会学っていうやつは、、、

じゃあ今日は、私のゴッドソン(っていうのかな?私がその子のゴッドマザー)に愛を注入してくっから。
どどすこすこすこ!(楽しんご元気してる?)

P.S.
女の投票運動話は、この映画がおすすめ。
実はイギリスが舞台なのよーん。ね、イギリスおもろいよね。



まぁすっぴん可愛いって言われると、結構うれしい



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