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SaG of Modeling for Real World

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"Stones and Gold of Modeling for Real World" 現実世界のデータ化、モデル化、作成したモデルのソフトウェアへの実装に関する、ありとあらゆ…
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#OpenAI

6. Open AI で概念モデリングアシスタントを作ってみる

はじめに前々から書いている通り、私の最終目的は、 ”関連するドキュメント群や絵、データを食わせると、概念モデルを自動生成してくれる AI の構築” ですが、そこに至る、” A long and winding road” を辿る前に、先ずは、初心者が概念モデリングを習得する時に、その用語や意味、コツなどに関して簡単に得ることができるチャットを作ってみることにします。今回は、Azure Open AI Service を使って、とりあえず作ってみた結果をまとめます。 今回

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5. 概念モデリングに関する圏論的考察 ‐ 議論のとっかかりとして

はじめに今回は、このマガジンの前の記事や、xtUML 研究会や、ALGAN のイベントで、ちょろっとずつ言及している、概念モデリングへの圏論の適用に関する、途中報告的な記事です。 ※ ”圏論(Category Theory)とは”のセクションは、半端な理解の上での中途半端な記述なので、読み飛ばし、最後まで読んでから、戻るという読み方がいいかもしれません。 出発点圏論(英語では Category Theory)というのは、数学の一分野です。それも相当なレベルの基礎数学の分野。

1. Chat GPT は 概念モデリングの夢をみるか

はじめにさて、第一回目は、こんなタイトルで始めます。 はい、そうです、すいません。タイトルは 、あの有名な”Do Androids Dream of Electric Sheep?”のパクリです、ごめんなさい。 それにしても…ブレードランナーの第一作目は衝撃的だったなぁ… そして、今時の流行りにちゃっかり乗っちゃってます、はい。 これから書く内容は、2023/4/22 に、ソフト開発軽量化技術検討会で行ったライトニングトークで話した内容を元に最近思っている事をまとめたもので