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歯茎のマッサージは効果あるの?あるんです!!歯茎も歯も臓器の一部です。

ねえねえ知ってる?
歯と臓器の関係。また、歯茎と臓器の関係。
歯、歯茎は臓器と繋がっています!

西洋医学だけに頼らず、自分の健康と美は自分で造りましょう!!

こんばんは!マネジメント歯科衛生士、美容家、東京医科歯科大学非常勤講師の辻村香恵です!

歯と臓器。歯茎と臓器。歯も身体も大切にしましょう!
ってことで、進めてまいります。

歯と臓器の活性を高める東洋医学的見地から

さて、人間をミクロな単位ごとに観察や診断をして治療していく立場の西洋医学に対し、
東洋医学は人間を常に1つの有機体としてみなし、その行大全体のバランスを見据えた上で状況捉えていくと言う立場です。

私たちの体は単なるモノとしての集合体の集まりではなく、エネルギー体です。

体の働きは、それぞれが複雑に組み合わさって、全体が機能しています。ある部分のトラブルが、思わぬところに症状を起こす場合もしばしばあります。そのため、生命全体をトータルで見ることが大変重要だと考えています。

東洋医学では、人間の体全体の状況を推し測る重要な概念に「気」があります。血液やリンパ液のように体内をめぐっているエネルギーのようなものなのですが、目には見えない、しかし様々な作用を人間に及ぼすものです。
この気の流れる道筋を「経絡」と呼んでいます。
東洋医学では「気の流れを良くする」あるいは「悪い気の流れを改善する」ことが最大の目標の1つなのです。

例えば、病気になり体調不良があれば気の流れは悪くなるし、患者様に自覚症状がない場合や血液など他の検査でも異常がない時でも、どこかに問題があれば、気の流れの不調として現れてくるのです。
もちろん、全身が健康であれば気の流れは大いに良くなります。私もこうした気の流れを良くする歯科医療ができれば、すばらしいことだと考えています。

さて、上の図に示すように、経絡を通じてそれぞれの歯が全身の臓器とつながっていることが知られています。上下8本の前歯は腎臓・膀胱と下の大臼歯4本(親知らずは除く)は肺・大腸とそれぞれつながっています。
こうしたことから全身の疾患の9割が歯と関連していると言われています。

虫歯による歯が痛む、しみるなどの刺激が、その歯が関連した臓器の異常をもたらします。逆に、関連する臓器の異常が、その歯の健康に悪影響を及ぼすとも考えられます。

特に、埋伏している(歯茎に潜っている)親知らずは、経絡を乱すことが多いようです。上顎の親知らずの抜歯によって、長年の偏頭痛が劇的に改善した患者様も多くいるようです。
経絡治療は歯の治療を通じて身体の他の部分の症状を改善するというケースが多くあります。

因みに、歯茎にも足の裏のように、お口の中にはツボがたくさんあることをご存知ですか?

歯茎にも多くのツボがあります。
歯茎には、40以上のツボがあり、全身の色々な所とネットワークをつないでいます。
上の図を参考にしてくださいね。
歯肉マッサージをすることによって、体の様々な症状を予防、改善が期待できます。
マッサージして「糖尿病が軽快した」という実例もあります。

私も患者様にはクリーニング時に、歯茎のマッサージをしてます!
何故なら、歯も歯茎も身体も健康になって欲しいからです!
手当をするという言葉は、手を当てて「気」を、送って治療しているのです。
私は運が良いですし、いい気をもっていますからね。患者様にもより良くなって頂きたい思いでマッサージしてます!笑

そうそうこの歯茎のマッサージの効果として、なにがあるの??

歯茎のマッサージ効果

1⃣** 血液・リンパの流れが活性化される**

歯肉のツボをやさしく刺激すると、血行促進により、歯肉内部の毛細血管では酸素や栄養の補給と代謝産物の排泄が行われ代謝能力が高まり、歯周病の予防・改善にもつながります。歯肉のツボへの刺激や 普段固まっている筋肉や粘膜のストレッチをすることにより、口角のリフトアップやほうれい線予防にも役立つといわれています。

2⃣唾液の出がよくなる

唾液には消化作用、抗菌作用、自浄作用など体を守るための大切な働きが多くあります。年齢を重ねるごとに少なる傾向の唾液の分泌量が増えることによって、日々の食事を美味しくとることができ、若々しさを保つことになります。

3⃣何よりも気持ちがいい!

歯肉マッサージを楽しみに来院される方も多くいらっしゃいます。
「あー、気持ちよかったわ。」
「とてもスッキリして口の中が軽くなった感じ!」
などのお言葉をいただいて、患者さまにはとても好評です。

私達の身体には、もともと不要なものはないわけで、不必要とみなされば排出されます。
大切な1本の歯!!ほんとに、大切に愛して下さいませ!

歯を抜く。身体の内蔵を1つとると思うとゾッとしますよね?
簡単に、歯が痛いからといって簡単に歯を抜かないで下さい!そして、歯を抜くまで虫歯や歯周病を放置しないでくださいませ!

以上になります。ほんと、神経を簡単にとってしまう患者様は沢山いらっしゃいます。でも、でもね、少し、数日我慢したらもしかしたら神経を取らなくてもよくなるんです。ですから、一週間、1ヶ月は様子をみてほしいです。それでも、痛みが収まらない場合は、神経までいっちゃってます。ですから、信頼出来る歯医者、歯科衛生士さんに相談してください!!それでは、本日も、最後までお読み頂きありがとうございました!また、お会いしましょう!

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