好きなアーティストが初めて地元に来たのでライブに行ったらえらいことになった話-Bimi release party 心色相環 in 名古屋

◆はじめに

このnote、私の身に降りかかった出来事を忘れないように記しておく備忘録である。
詳細なレポをお求めな方には全くお勧めしない。
また、今回のレポはセットリストにPhantomを含む。ファンサービスとか見るのが苦手なタイプの人にとってはおそらく苦行なので、各自自衛していただくようにお願いをする(Phantomが注意書きになってるのちょっとおもろいなと思った)
レポというより日記だし、なんかちょっと、甲子園で野球知ったか打ってるおじさんみたいな雰囲気でライブを振り返っての感想を言ってるな…と今気づいてしまったのだけどオタクの記録として残しておこう。
あと目次機能があるので飛ばし飛ばし読んでいただくことおすすめする。
それにしても今年はいいピッチャーが揃ってるなじゃないのよ。

◆今回すごかった

何がすごかったかって、私の運が。
今回私にとっては初の地元開催ライブということで、前回のライブでツアーが発表された時は前のオタクがたまたま名古屋の人だったこともあり抱き合って喜び、私はチケットがないうちから前の日オタクたちを関東から招集し飲む計画を立て、その日の午前に美容院を予約していた。
人事を尽くして天命を待つって多分こういうことである。(違う)
兎にも角にもそれほどバッチリ用意を整えていたのだった。
4/19の恵比寿リキッドルームが発表される前は何があるのかわからず果たして関東の方々は名古屋に前入りしてくれるのかとドキドキしたが、(本人に接触でなんかあるって聞いてるけど名古屋前乗りパーティキャンセルしたほうがいいか聞いたら、楽しそうに相当あるね〜と言われ、キャンセルしたほうが平和かもねとまで言われた)(結局強行した)
無事みなさん来てくれるとのことで、私はもうずっとその準備もありソワソワしていたのだ。

で、ライブ1週間前チケットの発券にローソンへ向かったんだけども。店員さんから発見されたチケットを見て私は息が止まった。
整理番号2番・3番

思わず店出て速攻写真を撮りローチケの封筒もらうの忘れた

2番!?!?2番って、2番ですか!?!?!
あの、1の次が2番ですよね!?

今までの人生、何度もチケットを発券したがスタンディングライブでこんな数字見たことがなかった。私はなんの徳を積んだというのか。
マジでこの数字に興奮しすぎて、渋谷とかでお友達に会った時に整番を聞かれて私はめちゃくちゃドヤ顔で✌️とやった。今思えばウザすぎる。ありがとうブロックしないでいてくれて…。

というわけでみなさん地元に好きなアーティストが来る時は最善を尽くすといい整番が来ることがあります。オススメ。もう一生こんな整番は引けないであろう。

◆ライブ前

渋谷、恵比寿を終えてついにツアー最終日。この日はあいにくの雨で、私は最前で暴れるなら上着いらないし中に何も着たくないvs普通に外寒いやんかで戦っていた。
で、結局コンビニのカイロを買ってガタガタ震えてたわけだが、マジで今回のJAMMINはロッカーは物販時使えないし、並ぶところは全然路上だしですげー!!!小箱だ!!!!!という感じ。駅のコインロッカー死ぬほど少ないので名古屋駅でロッカー取ってるオタクも多かった。
LIQUIDROOMと同じ感じで来ると死ぬのでもし2度目が合ったら参考にしてもらいたいと思う。

私たちは1番の単番の方が呼ばれたらその次ということで待機していたのだけど、2番の方と呼ばれた時のワクワク感マジで半端ではなかった。
また今回からかなりきっちり本人確認がなされたんだけども、なぜか同行者の名義登録がなかったにも関わらず、同行者も身分証を出してと言われたのは謎ではあった。
何の確認?人間かどうか?
そんなことを思いながら会場に入るとすごい、先に1人しかいない!(あたりまえ体操)
そうして私はどセンターのやや右側を陣取った。隣の1番の方はお見かけしたことない方だったので本当にお一人参戦。ちゃっかり話しかけてみると、最近ハマって初参戦、地元が名古屋の方で1番を手に入れた時は手が震えたとのこと。

よ、良すぎるー!!!!!

そんな、初ライブで地元、しかも1番を手にするなんて選ばれすぎてて最高だった。他人の強運話を聞くとかなり興奮してしまうタチであるからなんでかわからないけど私が大喜び。しかも私が時折話しかけるのに気さくに応じていただいて本当に良い方だった…。
ライブで人に話しかけられるまでになったのも個人的成長として(私は死ぬほど人見知り)自分史に残した。
そうして徐々に人が入ってきたんだけど蓋を開けてみれば後ろに知ってるお友達の方がいらっしゃって、それも嬉しかったなぁ。ライブで知り合い近くに来ると爆嬉ということも再認識した。
ちなみに今回のJAMMINはスミノフがなく蓋がある酒は缶ビールとタコハイのみ。私は乾杯用にタコハイ、水分補給用にミネラルウォーターを買った。スミノフってありがたかったんだなと思う瞬間だった。
そんなこんなで私は最善の柵に齧り付きながら開演を待ったのだ。

◆オープニング

今回の3公演では共通でOPの音楽と映像があった。
リリースパーティーの名にふさわしく、EP心色相環より6曲を使ったマッシュアップである。
始まりは少しさわやかな晴れの日のような雰囲気の音の中に、真昼のビルの映像が映る映像。Welcome Bimi Release Party 2024という女性の声の後、エフェクトのかかった甲高く機械のような質感の声で心色相環とコールが入る。そこにズンズンとリズムが乗せられ、徐々にBPMが早くなっていく。景色が夜に代わるような錯覚と同時に、自然と始まる手拍子。肌でわかる会場の温度がじわじわ上がっていく様にライブ特有のSEなどが大好きな私は大興奮した。
そして少しサイケな色合いのスクリーンに大きな文字でDJ dip in the DISHの文字が映されると、dip氏のご登場である。あのばかでかい年輪バスタオルを両手をいっぱい使って広げて見せた後、肩にかけてマニュピレーターを触る姿にファンは大沸き。
ていうか、知ってはいたんだけど改めて最前列で見て思ったんだが。
──dip氏男前すぎるだろ。
精悍なお顔つき、ステージでの立ち振る舞い、首元からちらつくタトゥー、何もかも破壊力充分である。真っ先にビジュアルを褒めたくないけど、しょうがないだろかっこいいんだからよ(逆ギレすな)
そして再びdip氏が手拍子するよう自身もクラップしながら促すと、Bimi in the deliciousの文字の後に会場から黄色い悲鳴。
Bimiご本人の登場であった。
登場早々の煽りに応えながら私はビビった。すごい、真上にBimiおる。最前ってすごい、だって人間の大きさで見えるんだぜ(あたりまえ体操2)
また、今回のリリースパーティー各会場で少しずつビジュアルが違った。渋谷ではガッツリ剃りこみが見える仕様で、簡単に説明するといわゆるコーンロウに近い構造の髪型。髪の中に蛍光グリーン・イエロー?のひもが組み込まれていて光っているように見えた。また、恵比寿では同じような形だが前髪をすこし垂らしており、ひもは青色になっていた。では名古屋は?
前髪を下したうえで右側に流した髪型で、彼がくるっとターンすると襟足がしっかり後ろでまとめられているのが見えた。ローポニーというよりは細かいみつあみが何本も見える、ブレイズのような仕様。グレーのTシャツの上に綱のような柄の入ったシャツを羽織っており、下は黒で太目のシルエットのパンツ。だ、大好きビジュやないか~~~!
地元開催ってすごい!(?)
そしてBimiも名古屋~~!と叫んで会場を沸かしていた記憶がある。Bimiから名古屋って言われた!!
地元開催ってすごい!(?)(2回目)
そう思いながら1曲目が始まった。
ここまで読んでわかったでしょう、筆者はとんでもなくアホの子であるし、これは全然正確なレポではない。

◆軽トラで轢く

さて今回のリリースパーティー、セットリストは全てこの曲から。
イントロがかなり特徴的で、流れた瞬間の湧き方、多分ファンは今Bimiさんから軽トラで轢くを頂きました~~!こんなんなんぼあってもええですからねってかんじだった。
心色相環から選ばなかったことには何か意味があるのだろうか、と考えていたのだけどリキッドが初心者向け、Live Gallayは恐らくコアなファンが安心できる場所、と位置付けているのだとすれば(※私の解釈を含みます)リリパはその中間という位置づけなのかもしれない。
リリパというからには新曲を引っ提げてのライブになる訳で、当然その曲を聞いて初めてBimi見に来ました!という人も出てくる。OTOKOMAEフェスでも一発目はこの曲だったし、確かヴァグラントの関係でトーク番組に出ていた時も自分の曲の例として真っ先に軽トラを上げていた記憶と照らし合わせると、そういうの人たちにインパクトを残す、且つファンからも支持が厚い曲、というのがもしかしたらBimiからみた軽トラで轢くなのかなと。
そしてこの曲、コーレスの揃い方が異常でもあって、指で声を出せよ、と指示が来るにしたってバーカ!ボーケ!!の部分の一体感がやばすぎる。恵比寿の配信をご覧いただいた方はお分かりだろうが、マジで一番この曲がファンの声がでかい。その後自然と湧き上がるフゥ~~~も訓練されたファンたちを感じるのだった。
軽トラで轢くと繰り返す部分をファンに言わせる箇所もあり、これは先のOTOKOMAEでまさかのBimiが轢かれる側という告白があったことを踏まえるとまたちょっと違った味わいで楽しかった。
然し普通に浮気はするな(4回バレたらしい)
あと純粋に演歌部分がうますぎてギャップがスゴイと毎度ながらに思うなど。演歌独特のこぶしの回し方もさらっとこなすのもテクニカルだし、そもそも何故演歌調のあの曲でぶち上れるのか、その謎を解くべくアマゾンの奥地に向かいたい。

◆輪-味変-

これまた独特のイントロで始まる本楽曲。これに関してもなんぼあってもええですからねの気持ちだった。
味変になってから始まるまでの間に一瞬音が巻き戻ってブレイクするような箇所があるのが個人的な好きポイントだったりする。
これまでアンコールの定番として定着していた(と思われる)輪を渋谷・名古屋で序盤に持ってきているのはやはりOPとEDが入れ替わる演出オタクが好きってわかってるからだろうか(??)
で、すんごい今更気づきなのだが、彼の切腹パフォーマンスの前の『うるせぇ腹切れ!』をファンが言うのは以前からあったのだろうか?なんかBimiFesとmoi詣ではなかったような?と思っていたのだが、気のせいか(何も自信がない新規)
話を戻して、ファンからの腹切れコールを受けてBimiが切腹するパフォーマンスになっているということに、最前で見て初めて気づいてマイクでの切腹に爆沸きをした。
後蛇足だけども、終盤の全員がしゃがむターンになった時、私はふとお隣のお姉さんが今日初参戦ということを思いだした。そしてBimiFesに参加した時のシンデレラのお姉さん(別note参照)に私はここでしゃがむんだよ~と教えてもらった記憶がよみがえる。
ハッ!!!!恩返しの時だ!!!
特に彼女の場合は前方はBimiのみしか見えない為、前に倣うこともできないし、慌てて私は彼女の肩を叩いた。すると彼女は瞬時に理解して一緒にしゃがんでくれた。さすがライブ慣れしてる女である。ジャンプのタイミングは私もいまだ雰囲気で飛んでるところがあるので、Bimiに従ってもらったが、なんか、こうやってコーレスって継承されるのかも……と一人でじんわりしたのでした。ハマって半年の新規がなんか言ってるわ。

◆博徒街道

そして和の雰囲気そのままに博徒街道へ!
渋谷で初公開されたリリック入りの恐らくライブオリジナルバージョンMVをバックに曲がスタートする。
本人もこの楽曲に関してはかなりスキルフルに作ったという通り、生で聞くたび舌の周り加減に新鮮に驚けるの改めて何事?
そして回を重ねるごとにオッズ尻込む、の部分が明らかにおっぱいシリコンに発音が寄って言ってる気がするのは私だけだろうか。この日も明らかに左手で胸の山を作った後ガッツリ揉んでいたから多分わざとだと思われる。
この曲自体には大きなコーレスポイントはない(しいて言いうならロイヤルストレートフラッシュのとこだけかな?)しピョンピョン飛ぶタイプの曲じゃないんだけどやっぱりわかりやすく上手いのがわかる曲だしかなりライブ映えする曲だよな~と改めて。
そしてこの曲の後MCへ。

曲が終わるや否や、めちゃめちゃ息の上がっているBimi氏。そりゃそうである。みんなに飲んでる?と問いかけた後、「お水しかない…」とDJブースの上にあるストローの刺さったペットボトルを取りに行き、一気にちゅーーーーとすっていた。頬へこんでたから相当な勢いで飲んでたと思われる。
そして「命の水だ…」とつぶやいた後乾杯しよ~!というファンの声にこたえてセンター付近の客にペットボトルを差し出す。
フロア降りはどうやらキンレコさんに行くなと言われてるらしいため、乾杯チャンスはおそらくここだけ。やった~~!乾杯できるぞ!!と私は思い、乾杯用で買ったタコハイをポケットから出したのだけど。

手が届かない~~~!!!

そう私の腕は恐ろしく短く、前回の詣ででも2列目にいたのに普通にハイタッチを逃した。何なら私より遠い位置の人はBimiのボトルに届いてるのに私は届かず、まあ、そんなもんよねと思うなど。(この世の大半を諦めてる顔)
そこから名古屋から来た人~?と聞いてもらえたので私は隣の方と元気に挙手したが多分ちょっと奥の方観て結構いるね、と言っていった。おい、目の前におるやろがい(?)
そこから俺も昨日栄で飲んでたよ、と報告。ライブやってからの道のりを言おうとした時なんか上陸とか言ってたけど愛知の事、孤島やと思ってんのかな(?)愛知県、結構田舎だから下手すると22時とかで寝てる街山ほどあるので、まあ行くなら栄だろうなと思っていた。
そこで、栄で俺見たよって人~と聞いてみるが該当者なし。
「俺もまだまだだな」となぜかdip氏と目を合わせてBimi氏はニヤリとしていた。

◆怒鈍器

いつも連番して下さっている方、一部の中では怒鈍器の女として認知されている為、横を見て私はにっこり。今回どの会場も共通してこの曲の時は赤照明だった。確かに『怒』といえば赤を連想する人も多いだろうな~としっくり。コーレスはWhera am I going?の部分をファンが言う形で定着しそう。実際ここ叫ぶの結構気持ちいい。
勿論このままの形でやるのもめちゃめちゃいいんだけど、ロックサウンドを意識して作られているからいつか生バンドで聞ける日が来るといいな~と私はひそかに期待している。みんなしてない?
サビの部分のツーンと抜けた高音はやはりお見事という他なく、会場の湧き方も結構ロックバンドとかのライブに行った時の湧き方に近しいようなものがあったと感じる。私の偏見かもしれない。ともかくライブ映えする曲だなーと思った。

◆Tai

で、個人的には怒鈍器を受けてのTaiがすごく良かった。
と、言うのも個人的にTaiも『怒』に分類される曲だと思っているから。
怒鈍器が爆発的な衝動を含んだ怒りだとしたらTaiはぐつぐつと鍋からこぼれるかこぼれないかの緊張感を含んだ蓄積された怒りというか。
恵比寿でも怒鈍器→Taiの順番だったので彼的にはセット扱いなのかなあ。
そもそも出だしから怒り狂うARKって始まってるし、宗教の朝礼の”せいで”、とか起こ”されて”という言葉の端々に外側の世界からチクチク刺されて苛立つ感情が、あの不安定な感情を心の奥底から呼び覚ますようなトラックと組み合わさると何とも言えない怖さと人間離れした雰囲気が醸されてくる。
で、これを今の彼が歌っても寸分たがわずあの人の中にあるであろう怒りとリンクしているのでは?と新規の私が感じられるのもすごい感覚だよなと思っていて。確実に丸くなってる部分が当時から考えたらあるはずなのに、このシャープな感情をそのままの鋭さで持ってられるこの人のことが好きだなと思うなど。彼の握りこんだナイフは刃の部分が自身に向いていて、血が流れているようそんな危うさがある。
実際歌う時もくらくらめまいしてるような顔と動きをしていた…気がする…(自信なし)
何が言いたいかというと私はTaiが予想以上に好きらしいということでした。いまさら気づいたんかワレ。

◆Anubis

恵比寿から続いておお~レアな気がする~!と思っていたが古参の方も暫くライブでやってなかった印象とのこと。
結構この曲はコアなファンがついてるイメージがある。Taiのはらわた煮えくりかえってる感じとはまたちょっと違った感じで渦巻いた雰囲気がある曲だから面白い位置に置いてていいなあと思いました。今ね。会場ではやった~~~!!ってぶちあがってました(IQ5)
ファン爆沸きポイントはやっぱりサビ前のJUDGE!の部分でマイクを思いっきり上から下に大きく振り下ろすような動きをしていたところ。曲の雰囲気が一気に変わるところでもあるからあれはアガる。
あと天を仰ぐように祈るようなポーズで歌っていたのもかなり印象的だった。緑系のライトと相まってかなり神々しく見えましたね。
後このあたりで上のシャツ脱いでTシャツだけになってなかった?気のせい?もっと前かも。

◆ミツ蜂

からのこの曲で個人的にやっぱTaiから直で来るよりはAnubis入ってた方がしっくりくるな!!良い流れ!と思うなど!
Tai→Anubis→ミツ蜂はなんというか神性を含んだ曲打線だったのかな(?)
ライブぶち上げ曲だからもともと大好きなんだけど、今回確かフリースタイルが入っていた。
結構序盤のバースで、私も聞き取れなかったところ結構あったので定かじゃないんだけど、音ハメバチバチはまってたのは記憶にある。
内容は自分の記憶とTLで見た単語をつなぎ合わせると
『教祖とかなりたくねぇけど皆が担ぐなら仕方がない。Bimiのライブは宗教じゃなくてミツ蜂教、群がるハエ共すりつぶしてお前ら最強に育てる俺はムシキング』みたいな内容だったような…(自信なし)(まじで音ハメ完ぺきだったのだけわかって湧いてた)わかる人DM下さい。さらっと直しときます。とはいえミツバチ→ハエ→ムシキングは普通に即興上手すぎて感動しました。単純に世代で沸いたのもある。はよバトルに出てくれ(5417861回目)
ミツ蜂教の教えはただトぶこと、というBimiの発言宜しくみんなブッ飛んでましたね。あと今回からBINBINの部分のマイクの使い方がセンシティブだった。いやあの人がセンシティブなのはいつものことやったな。

◆Phantom Remix

一旦Bimiがはけてフロアはdipさんのみに。ここなんだけど、私はPhantomのリミックスバージョン!と思ってたんだけど、Weakとのマッシュアップじゃなかった?と言ってる方もいて嘘そうだったっけ?!?!と思った。真偽はいかほどに。既存楽曲のリミックスとかマッシュアップ大好きオタクだから今後もっと増えてほしいな~。
マニピュレーターいじってるdip氏ガン見できるタイムでもあるので感謝。

そして戻ってきたBimiはここからスミノフを持っていたとおもう。いやスタッフさんが持ってきてくれたんだっけ?記憶がホニャホニャで申し訳ない。
ここだったか最後だったか曖昧なのだけど、スミノフを見つけたファンが分けて〜!と空になった缶を差し出した時、少し考えてからマイクも通さずに「やだよ」と答え、そのあとマイク越しに「嫌だよ、俺の酒だ!」と言いなおして飲んでたのフフになった。

◆Weak

そしてこの曲。この日がちょうど雨だったこともあって、情景がリンクするというバフもありきでいい選曲。ぶち上げ系のコラボ曲は渋谷でやりつくしていたけどやっぱ最終日だからしっとり系は名古屋で、という意識があったのかな。
この曲を歌ってる時の彼の顔が本当に泣きそうな苦しそうな顔で歌っていて、一気に会場の空気が変わったことを鮮明に覚えている。
個人的に彼の魅力の一つに、アーティストでありながらもサラリーマン的な要素を兼ね備えてることがあると思っていて、それが一番顕著なのがこの曲かなと。
彼の抱える不平不満や大きな穴や渇きといったものは通常さらっと掬った彼の中には存在し得ないように思えるんだけど、恐らく彼にとっての大きな挫折は俳優業の中にもあるのでは、と勝手に私は考えていて。
この話はどう言葉を尽くしても語弊を招きそうなので難しいんだけど、仕事は楽しくやっているのは嘘ではないという前提で、やりたくないこともやらないと生きていけないという苦味を知っている人間ということをこちらも知ってるからこそあの人の音楽は良いし面白いんだよな、としみじみ噛みしめながら聞いてました。
単純に緩急効きすぎててビビるもある。スゴイなこの人ほんとに同じ人が作っとるんかこの曲(?)とりあえず表情で私の心臓を掴むな…(良かった)

◆Phantom

さて、ここの箇所一番長いです。適宜皆さん飛ばしてください。
注意書きはしたから好き放題書くぞ。

私はこの日結構お友達が近くにいたので開演前キャッキャとお話しさせて頂いており、後ろのお友達がPhantomが好きと聞いていた為、この曲に関してはやってくれたらいいな~と思っていた。
そして、先程リミックスで使われていたからないのかな?と思いきや1曲挟んでこれが来たためやったね!と顔を見合わせて喜んだりするなどもした。
一ノ瀬みかちゃんはいらっしゃらなかったので音源が流れ、そこにBimiが被せる形で歌っていて、相変わらず素晴らしく色気のあるお声が響いていた。Weakの後だったから余計情緒があってよかったと思う。
最中の動きとしては時折ステージ上ギリギリ左右に動きながら、目線はどちらかというと比較的前の列の方に落ちていた印象があり、私はもしや???と考えていた。
というのも、サビでファンの手を絡めとるあの、大いに界隈がいろんな意味でわいたアレをやるのか??と思ったからである。
念のため説明しておくと前回この曲をやった際に、彼はステージからファンへ手を伸ばし、指と指を絡ませながらそっと握りこんだだけでは飽き足らず、そのまま自分の顔へ誘導。頬ずりをするという最高パフォーマンスをやってのけたことがあった。
だからてっきり手を握る子を探してるのかと思い観察していたのだけど、彼は時折スピーカーの間から前のめりになることがあっても、手を伸ばしそうで伸ばさず。結局1番が何事もなく終わった為、Phantom狩りは無しか、まあ前回賛否だったもんね(狩り?)と思っていた。

そう、この時までは。

問題はこの後である。
2番のサビに差し掛かろうという時、私は緩めに低い位置で手を振ってリズムを取りながら、声は出さずに口を動かしていた。
すると不意に、ステージ上でその歌唱力をいかんなく発揮し、その甘い声と表情でJAMMIN全体をとろっとろに溶かしたBimiが、センター付近のスピーカーの間まで来たのだ。わあ、初めて近くで止まった~とのんきなことを考えていたのも束の間、私は固まった。
何故って?
明らかに、彼と自分の視線が、目が、寸分違わぬ線上で交わったから。全体的にこの辺を見てる時に目があったとかじゃなく、間違いなく1対1で視線が合ったことに私が戸惑っていると、Bimiが静かな動きでその場へしゃがむ。そしてスローモーションかと思うほどそっとあちらからゆっくりと、左手が差し出された。それをまっすぐ取れるのは、位置的に1人だけ。

えっっっっっっっxrつ!?

暖色の系のステージライトを逆光の位置で纏ったその人は、優しく少し伏せられた瞳でこちらを見下ろしている。光で輪郭が溶けた姿はどこか幻想的で──とか思ってる場合では全然なかった。脳がとりあえず今処理してはじき出した最適解はとりあえず、手!
そう、この曲でこう来たら手を出さなければいけないのだ。初回で食らった人、よく、よく手が出せたな…!!えらすぎる。あの時は何人か手を伸ばしていて、そのうちの一つを取ったんだっけ?違ったかも、いやもうなんにせよ予習がないとこんなの対応できないに決まっている。
私が目をぐるぐる回しながら、恐る恐る手を伸ばすと、先にあったのは熱いという訳でもなく冷たいという訳でもなく、人肌と呼ぶのがちょうどの温度を帯び、なめらかな中に少しの骨っぽさと潤いを含んだ感触の白い手。

ア”ッッッッ(声にならない叫び)

そういえば詣の時彼は、手の甲側が深く開いている黒い皮手袋をしていた、あのオタクが大好きな奴。しかし今回は『生』である。(生???)(他に言い方なかった)その感触とあまりの艶めかしさを処理しきらないうちに、関節が少し曲がる形で指と指が爪側で触れて、曲のBPMに合わせてゆっくり、ゆっくりと先の方を触れるか触れないかのタッチで浅く絡むもんだから、思わず口を覆った。
エッッッッッッッロ………
全く自慢でないというか、むしろ恥なのだが、私の恋愛遍歴はとてもシラフで他人に披露できるようなものでない。しかしそんな女でも、今まで手をこんな触られ方をしたことがあっただろうか?いやない。(反語)
というかこれが、ラジオで言ってた、フェザータッチってやつか?!?!????(サイプレス上野氏とのラジオで奥さんといい雰囲気になるには?みたいな質問にまず僕はフェザータッチから…(笑)みたいな解答をし、大丈夫だったのか心配されていた)もうあまりの出来事にどうしたらいいか分からず、助けを求めて連番相手の方の顔を見ると、彼女は静かににっこり。

──ダメだ誰も助けてくれない。

いやどう助けろって話なのかは私にもわからないし、断じて嫌とかではないと前置きしておくが助けてほしかったんだよ。
Bimiはそうして固まっている私なんてお構いなしに、今度はこちらの人差し指を2本の指でそっと掴んですり、すりと丁寧に撫ではじめた。
ここで周りからいい意味の悲鳴が上がってた記憶がある。
その間はこちらをじっと見てるというよりは左手側に視線をやって、会場の反応を見ていた(ような気がする)んだけど、その仕草に私は意味があったような気がしていて。
何となくもっとこっちに手を伸ばさないのか?と聞かれたような気になったのだ。(※爆裂憶測&勘違い)それでいくらか残っていた気力を絞り出し、手を近づけると、また手先の方に感触が戻ってきて、流れるようにそのまま。するりと四本の指の間に彼の指が割り入れられる感触がした。

死。

ここからの記憶は完全に飛んでいて、私は一瞬入ってくると見せかけすぐ指は引き抜かれて少々遊ばれた後、手が離されたと記憶していたのだが、周囲によるとがっちり繋いでは無かったものの、確かに一瞬恋人つなぎの形になっていた、とのこと。そして終始優しくてエロい顔だったとのこと。
そんなことになってたの……………??????
マジでこの時間長かった、体感としては30分あった(そんなにない)
曲が終わる少し前に手がそっと離されて、照明が落ちる。フゥ~~と会場が沸いた 。その瞬間マジで腰が抜けそうだったんだけど、そこでお話ししてくれてたお隣の方が嬉しそうに抱き着いてくれたり、後ろのお友達がバシバシ私を叩いてくれたり、おめでとーといわれ後頭部を撫でまわしてくれたおかげで何とか戻ってこれた。この瞬間については恐らくBimiが思っていた感じと違う雰囲気になってしまったっぽくて、そういう感じ?とご本人も苦笑い。ごめん…とおもったが、これが無かったら私マジで抜け殻になって死んでたと思うので大感謝だった。

因みに後に聞いたんだけど私は終始怯えた様子で目玉をひん剥いていたらしい。
反応がオタクのそれ~~~~~!!!
もっとうっとり恍惚とした顔で彼を見て、小道具としての役割を全うしたかった。悔しい、悔しすぎる。
そう思うと前回のライブで柔らかく手を取られ、とろけた顔で腰を抜かして崩れ落ちていた彼女は本当に優秀だったと思う。あれ、あれになりたかった…。彼女は元気でいるだろうか…。
それと馬場さんがこの写真を撮っていたそうで連番相手の方曰く、恐らく目をひん剥いてる私がおさめられてるっぽいと聞いて。
「このままじゃ私も写ると思ってさっと体よけました(*'▽')」
う、裏切り者~~~~~~~~~~~!!!(いつも大変お世話になってます)
まぁちゃんと手を伸ばして逃げなかったことと、変な悲鳴を上げなかったことは自分をほめよう。そして当方既婚者のためBimiを人妻に手を出した男(語弊)にできたのも良かったかもしれない。お友達が一連の事を人妻Phantomと呼称したのにはウケた。
でも一番覚えてるのは終わった後に、私が動揺しすぎてきょろきょろしてたら振り返った馬場さんが良かったね^^みたいな、慈愛あふれる微笑みでこちらを見ていたことなのでした。
DMしたら写真売ってもらえるかな(しません)
終わった後も3曲ぐらい心臓バクバクしてて、曲の間に生きてますか??って心配された(首を振った)


そしてBimiが「大人のえっちな時間はおわりということで」と〆たところでサプライズゲストLilniinaちゃんが御登場。
放心していた私は一気に引き戻った。彼女の地元が名古屋だと知っていたから、もともとワンチャンこないかな~~~と楽しみにしていたからである。しかしもう喜んでるんだけど脳の処理速度が追い付いてない為こっからの話はドンドン頭悪い単語しか出ないかもしれない。

◆NEVERLAND

彼女に誕生日おめでとー!!とファンが口々に言うと可愛いお顔で驚くLilniinaちゃん。この日の前日は恵比寿で彼女のバースデーライブがあったのだ。私もチェキ欲しかったな~~。
で、やっぱり音源で歌うよりもコラボ楽曲はご本人がいた方がいいよな~と当然ながらに思ったのだった。2人の声の相性がやっぱり良い。
NEVERLAND、前聞いた時はセットリストの一番最初にいてちょっと雰囲気が違った気がしているんだけど、この日はなんというか前にもまして甘ったるい雰囲気を帯びていた。ここのコラボ曲の並びも良かったな~としみじみ。Bimi曰く異性といるときに聞きたい曲がPhantomとNEVERLANDらしいのでそれを並べたということはそういうゾーンだったんだろうな(?)
あと単純に私は好き男が可愛い女の子と一緒に居るの見るのが大好きなタイプの為爆沸き。時々Lilniinaちゃんの方観て優しい顔してたのめっちゃよかったな。
端の方で歌ってるLilniinaちゃんを真ん中にもっときなよと誘導していたがあんまり伝わってなかったっぽいのフフになった。

そして歌い終わった後、袖からなんとスタッフさんが彼女宛の花束をもってご登場。Bimiが受け取ってそのまま贈呈していたのをみて、そう言うトコだぞ~~~!!(※好き)と思った。カスミソウとピンクのカーネーションかなあれは。淡い色合いが可愛かった記憶があります。
そしてdip氏がすかさずバースデーソングをかけるのでファン一同大合唱。が、一瞬ぐだっとしてしまいBimiにつっこまれる我々。ごめん。
それに何で知ってるの!?と再度びっくりするLilniinaちゃん、可愛すぎましたね。
それを受けて昨日ライブやったんだべ?みたいな問いかけをBimiがしてて「べ」…!!!!と二人の仲の良さに一人で沸いてました。これは幻覚じゃない絶対、私覚えてるもん。(必死)
後来た理由?の時出身がナゴヤディビジョンなんで…って言ってたらしい、可愛すぎるな??(可愛いしか言ってないんか?)
なんか終始控えめにしてたけど大体のBimiのファン女絡むなとか言わないタイプだと思うからもっといっぱい喋っていいんだよ…の気持ちになりました。勝手に。

そしてLilniinaちゃんがはけた後しばらく、なんと今度は、ケーキがステージ上に運ばれて来た!ざわつく会場にLilniinaちゃんが再び花束をもってご登場、Bimiの返却するなよみたいなツッコミのあと、dip氏のバースデーソング再び、ファンはもう一度名前を変えてバースデーソングをう歌った。それに対してなんか聞いてた?と会場に聞くBimi、ファンは一斉に首を振る。少し早いが、彼も4月生まれだったため、キングレコードからのサプライズが行われたという訳だった。
戸惑いつつもHappy Birthday Bimiのプレートが載せられた苺のホールケーキを見つめた彼は、何か思いついたのか袖の方でカメラを構えているスタッフさんに向けてニヤリ。
「生き様みせてやりますよ」
そういって、ケーキを持ち上げ、自分からパイ投げよろしく顔面ダイブ!クリームべったりの顔がどこが誇らしげであった。
これに関してはかなり賛否分かれそうだな~~~とは。食べ物で遊ぶなって言われたら、まあそれはそうというほかない。ただ、彼の誕生日、勿論めでたいし、彼は人の誕生日結構祝いたがりっぽい側面がある(BimiFesで福澤くんをお祝いしたあと当日にもケーキ持っていっていた)一方で彼自身は年を重ねることに忌諱感があるというか、思うことがありそうだから、結果こういうパフォーマンスになったのかな、と私は勝手に解釈した。盛り下げるのも違うし、素直に祝われるのも違うと思ったのかな。知らんけど。

顔面いっぱいにケーキをつけたあと、やり切ってやったぜのポーズをし、顔についたクリームを手で取って食べていたのだけど、それを前の方のオタクに見せて「舐める?」と聞いていたのには笑った。
なめる!と元気よく返事したオタクに「ダメだよ今そういうの厳しいんだから」と返してたのもおもろかった。そもそも普通に舐められたら嫌だろ。
ライブ後、Lilniinaちゃんがインスタで犠牲になったケーキの写真をケーキの残骸って花束と一緒にあげてたのはじわじわきたな。残骸って言葉選びが。1人で食べたんだろうかあれは。Lilniinaちゃんファンはあれ見て何が起こったのかと思うよな。
クリームまみれの顔を拭きに袖に行ってからまた出てきたんだけど全然クリームついてて、鼻の中にクリームがいたのかケーキくさっっ!と言ってたの、当たり前すぎてもう何(面白かった)

◆funky night

そしてこのテンションでこのナンバー。
しっとりパートからの切り替えとして顔面ケーキあったのは良かったのかもしれない、文字通りファンキーだったため。そして脱衣していたのもこの曲だったと記憶している。サビの部分で後ろ向きになりながら、👆の形をした手をぐるりと大きく一周させて止めて、また一周して止めて、の動きを繰り返していたんだけど、この動き絶対私何かで見たことあるんだよな〜!何のパロだっけ〜!と思っていた。
文字通り踊り狂うパフォーマンスに会場は爆沸き。
この曲は俺のこと信じなくていいぜ"見たらわかるから"、俺のこと理解しなくていいぜ"聞けばわかるから"の部分を叫ぶパートがめちゃめちゃに気持ちよかった。見たらわかる、聞けばわかる。現場至上主義を掲げる彼にとって1番シンプルでいて体現している言葉だと思うから。
あと名古屋だったか恵比寿だったかで忘れてしまったのだけど、この曲の頭にネームタグが入っていたと記憶していて、インディーズ時代の曲にはないものだからもしかして次の味変の示唆!?と思っているのだけどどうだろうか。
違うかもしれない。(すべてに自信がない)

◆Frog

これまた恵比寿に続いてこの曲。
蛙はフランスで愛のメタファーとされていることに着想を受けたらしいこの曲、彼の中では人気曲に位置付けられているぽくてふむふむ、と思った。確かに聞きやすい部類に入るのかもしれない。
この曲の時に、ボトムスを下げて下腹部のタトゥーを見せていたと思うんだけど、断食以降かなりお腹のラインが綺麗になっていてそれも相まってエロさ倍増という感じだった。絵柄は縦長の楕円の中にあれは花なのか複雑な模様が入っていて、赤っぽかった記憶がある。
ラストの戯画の庶民と繰り返すところは比較的地声の高さで歌っていたかな。あとなんか、なんかdipさん結構後ろでノリノリになりながら音響管理してること多い気がするんだけど、ずっとBimiと画面を見比べてる時があって、これだったかもう少し前だったか…。どういう違いなんだろうなあと考えてました。

◆LOVE

そしてこの曲が流れたときの会場の湧き方はすごかったと思う。
元々この曲が人気ということもあるだろうけど、どちらかというと恵比寿で大いに物議をかもしたアンコールでの『ダンサー』問題がこの盛り上がりには一役買っていたのかなと。
Bimiのステージにさわやかなダンサーが入ったことが結構ファンの間では物議をかもしていて、LOVEもそのダンサーが出た楽曲の1つであった。その時ファンは結構戸惑ってしまった人も多かったのでリベンジとばかりに暴れてる人が多かったなという印象だった。
そしてありがとうございました…という所で「服着てきま~す」とステージを後にしたBimi。
自由かて。

ステージに残されたdip氏はその場をつなぐため、こういうの苦手なんだよな~と言いつつもMCをしていた。何を話すのかなとdip氏を見守る会場。そしてdip氏の口から飛び出てきたのは。
「健康診断いってきました~~~!!」
フゥーーーー!!!
いや、温度差。Bimiとの温度差。あんなバチバチにタトゥー入った体で健康気にしてるのか可愛いな。皆もこの年になったらわかるってって言ってたのもじわっときた。そして途中BGMが途切れたりしたためあわあわしつつ、結果がC判定だったことをBimiギャルたちに報告。
あんなにいい声のC判定でした~~!聞いたことないしポウポウ~~じゃないのよ。逆流性食道炎の疑いがあるらしく逆流性食道炎さいこ~~!ともいってた。なんか胃カメラで麻酔したら即落ちしたみたいな話もしていたような。dip氏のMCパート普通に楽しかったので今後もありますように。
そうこうしてるうちに今度こそクリームを全てふき取り、恐らくメイクも直されたBimiが登場。
どういう話の流れかは忘れたんだけど、この時に誰かが客席からゴム使った?と聞いていて、これはBimiサイドからCD購入特典として配布されたコンドームを受けての話で、決してファンがやべ~セクハラを働いたわけではない。
それに対してBimiはゴムはつけない、俺クズだからみたいな応答をし、そこからなぜか最近飲むと勃たないんだよな~おっさんだからと暴露。ちろのでやらしてもらってますという謎の遅漏報告を受けた。お前らちろのってかくなよって言われたけど、これは書くやろインパクトやばすぎて。
そしてDJブースに置いてあった酒を飲みつつ、話は前日にBimiとは別の動きをして栄で遊んでいたスタッフさんの話に。Bimi本人はクラブのVIPいって飲んでたみたいだが、スタッフさんは風俗に行って(なぜそれをばらす)その後ガールズバーにいったそう。
この話をする前に面白い話あって、みたいにめっちゃ目をキラキラさせて、焦るスタッフさんにプライバシーねぇからなとニヤニヤしてたのさすがすぎた。
話を戻して、栄のガールズバーで3本シャンパンを開けたら60万の請求が来てびっくり。しかも飲みに行こうと言い出した新人君はまさかの財布の中身200円。結局先輩2人がぼったくりガールズバーのお金を払ったらしい。このエピソードでBimiが言いたかったのは俺よりイカれた奴らがスタッフだったってコトっぽかった。たしかに200円で豪遊できる胆力、なかなか常人離れしているな。こっからどうやって曲に戻ったのかは記憶にない。

◆虫の音

今書いててもどうやってちろのから虫の音に戻ったのか全然わからない。これ終わったらすぐMC入っちゃうけど一回曲聞いてもらおうか見たいなことを言ってたような気がする。多分この前のMCは服きにいったがために発生したイレギュラーだったのかな。しかし歌いだしてしまえば会場の雰囲気はガラッと変わってしまうからしみじみ彼はすごいなと。Weakの時も思ったけれどしっとり系の曲を歌う時の表情、一生見てられるまじで。
また恵比寿でこの曲をやるときは簡易的に宇宙空間にしようかなみたいなことを言ってからこの曲に入っており、彼にとってこの曲は宇宙っぽいんだな…というのも気づきだった。確かにサウンドの雰囲気が言われてみれば…という気もする。

そしてこの曲から、来ました、重大発表。
NewEPのお知らせである!
渋谷では博徒MV解禁、恵比寿では7/15品川ステラボール、POPUPリバイバル発表ときて、名古屋では8月にEP『SnackBox』リリース発表。全部にちゃんと重大発表を用意してくれたことに感謝した。
しかもさらっとこのEPを引っ提げてツアーもやると思うし、とリリースパーティ第二弾を示唆。ツアーってコトは次は東京・大阪とかですか??と私は今からソワソワとしている。
で、EP発表後にステラボールにはみんなが友達を連れてくるんだからなと念押しされ、チケットのリセールとかそういったところがもろもろ整ってほしいという気持ちはあるが、ファン一同、元気に返事をした。
その流れで、今日連れられてきたよって人がいるかの確認が入り、手を挙げた子に対してそことそこダチか~とか聞いていって、多分ふと思いついたんだろうね。
♪デーデデデデッデッデデッデー
と歌いだした。これ分かんないか、知ってる?とかなんか言ってた気がしたんだけど、これが20世紀少年のテーマソング20th Century Boyであることに気づいたのは家に帰ってからである。ごめんすぐ分からず、オタク一生の不覚。いきなり鼻歌は難易度高いって。

◆インベーダーインバイト

ラストに選ばれたのはこの曲だった。恵比寿のときから引き継いだ虫の音からの宇宙サウンドという流れがあったのでこれは結構予想通りだったかな。
初めて披露された時に比べるとしっとり感がちょいちょい薄まってきている気もする。この曲を歌う時の彼はどこか優し気な顔をしていて、それもめちゃくちゃよかった。恐らく彼の中でもファンの中でも一緒に歌う曲という意識が染みつき始めてるので、本編の最後に来ると異常な締まった感が出るな~とも。

歌い終えて最高、といいながら袖にはけるBimiを見送った。

◇アンコール

今回のツアー全体的に、アンコールで出てくるまで結構ラグがあったような。
ファンが思い思いにBimi~!!と叫んだり手拍子したり。
このパートになって終電を気にしなくてよいことに再度私はハッピーになった。地元開催ってすごい(3回目)

◆輪-味変-

さて出てきたBimiが披露したのはまさかの輪おかわり!
アンコールとして定着してるっぽいということを冒頭に書いたのだけど、2回目来てもやはりぶちあがる。
そして多分2回目の方だったと思うのだけど、切腹パフォーマンスの時にこちらから見て左手からマイクを突き立ててゆっくり腹をさばく動きの後、バッサリ上から下にファンを一刀両断。介錯された!!!!!!!!と私は思ったんだけどここじゃなかったらごめんなさい。リリパのどっかの輪の話です。一緒に切腹するかカジュアルに聞かれたのもここだったような。
あとジャンプの為しゃがむところでなぜか20世紀少年のデーデデデデを再び。トーモダチ!トーモダチ!とコールをさせられたんだけどマジで謎だった。楽しかったから良いけど。

◆ミツ蜂

こちらも前半でやった曲のおかわり。定番メニューってのは定番たるゆえんがあるんですよね。
楽園は音の中とかの前にミツ蜂教の教えはただトぶこと~~とファンを爆あおりし最強のぶち上げ曲で会場を沸かせていた。
最強の曲はなんぼやってもええですからね…をかみしめて今回のライブは締まりました。

あとこれ、最後に言ってたのか、ちろのの時に言ってたのか定かじゃないんだけど、本当に現場に来てくれるファンの事を大事に思っているという旨の発言があって。その流れで大いに物議をかもした恵比寿のダンサーの件についても言及があった。
あれに関しては試行錯誤の一環だから「黙ってろよ」とのこと。
この黙ってろよはバチ切れとかじゃなくて優しい言い方でした。福澤くんにキングレコードから正式にオファーしてやってもらった仕事である、というのもそうだし、どちらかというとあれはギャグのつもりでやった事で、みんなの返ってくる場所にしたいと言っていたGalleyシリーズとかでは絶対入れないからそういうのが嫌な人はそっちだけくればいい、とのこと。リリースパーティは色々試行錯誤の場になるっぽいということを聞いて、かなり私自身腹落ちした部分もあり良かった。
そういうことをしっかり口にしてくれるところも改めて、良だなと思ったのでした。

◆総括

地元開催ライブってすごい(4回目)
いや、というか今回私は死ぬほど強運の巡りだったがために今回のライブ一生忘れないと思う本当に、何。
オタク史のハイライトに出てくるライブとなりました。
はぁーーーーーーッ(大ため息

あと彼の現場至上主義、ということを痛感した3公演でもあった。ごちゃごちゃと甲子園で高校野球の采配とかに文句いってるおじさんみたいな感想を書いたものの、やはりあの人のライブは、彼を信じられない、理解できないと感じてる人間も見たらわかる、聞けばわかるなんだよなと。
これは批判とかじゃなくて、単純にそういう視点もあるのかと思ったから書くんだけど、彼がプライベートは諦めてくれ、その代わりステージに立ってる俺は絶対かっこいいからということを言った時に、ステージ上がかっこいいのって当り前じゃない?という意見を見た。
私はそう思ったことがないから目から鱗っていうか、そういう考え方にならないんだけど、じゃあステージ上がかっこいいことってどういう事なのかということに思いを馳せてみるんだけども、やっぱり音楽、ことHIPHOPやロックについてはバックボーンが大事。つまりステージ上だけかっこよくてもそれは=イカすではない、というのが私の持論である。
だから彼の言動とかSNSとか、私たちに見せている面をトータルとしてみた上でないとステージングだけいいは私の中では成立しえない。からこそ彼がステージ上は絶対かっこいいと言い切ることに価値を感じるのだ。これは一見矛盾してるんだけど、私の中でかっこいいというのが綺麗に整えられたという意味合いではないということで、むしろ彼のカリスマ的なステージ上のきらめきは垣間見せる繊細さや人間くささ、トリッキーに見えてクレバーなところとのギャップが大いに効いてる部分もあると考える。また甲子園おじさんみたいになってしまったのだけどつまるところやはり私は生き様トータルコンテンツとして彼のことが好きだし、LIVEの彼は本当にいいのだということを再認識したという話だし、7月の品川ステラボールも本当に楽しみすぎるということでした。

に、したって何。
オタクの処理できる情報量を超えてる。
はぁーーーーーーッ(2回目)
一生これになってしまうし、私多分老人ホーム行ってもこの話してるよ。
名古屋にびみがきたことがあってのぉ、その時手が伸びてきてのぉ…
あー!おばあちゃんまたPhantomの話してる〜!

結論:Bimiはマジで遅効性の毒

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