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7月〜8月上旬のこと

今年度の演奏活動が始まって
はや3ヶ月。
某ウィルスとの距離を保ちつつ
そ〜っと様子を見ながらスタートした今年度。
自分の活動の軸にもなっている
札幌ジャズアンビシャス(以下SJA)が
本格的に始動したのが、
7月4日の静福寺で行われた
「夏の夜のJazz Festival」への出演。
やっと今年度始まったか、という感想と共に
当イベントの開催10周年という節目に
携わることができ高揚感に繋がる。

リハ前に顔合わせと記念撮影。
ちゃっかりセンター

なんと専属司会の喜瀬さん同行(!)
リハで喜瀬さんの襟がひっくり返っていたのを
直そうと声を掛けたは良いが、
某スタジオカラーの長編アニメ映画の見過ぎが
高じてか
「喜瀬さん、襟があじゃぱーですよ」
と半世紀前の死語が咄嗟に出る。
(わかる人にはわかりますね…?)

喜瀬さんはあじゃぱー気に入ってくれたので
良しとしましょう 笑

この日のセトリは新しいアルバムに
収録したナンバーが殆ど。
後半にはシンガーの伊藤大輔さんが登場し
会場を大いに盛り上げてくれました。
これまたバンドのフィーリングが変わってしまうほどの影響力のあるシンガー。
こういう人には
そうそう出会えないんじゃないですかね
素晴らしい経験でした。
またバンドで共演させてもらいたいですね!


次の日は
Jerichoさんで
奥野2×2Cordless4tet。
(奥野義典/伊藤未央/伊藤宏樹)
配信メインの長めの1ステージでしたが
このバンドはやはり
体力!が持っていかれること。
考えるな!感じろ!という台詞が
ぴったりな内容です。
コードレス(単音楽器のみの編成、ピアノやギターの和音がない)
って自分の中で特別で、
毎回たくさんの気づきがあるんですが
まだまだ編成を活かしきれていないことが
課題であります。
来月(9/22)にあるのでそちらも覗いてみてほしいです。


7/10は自分のカルテット。
Jerichoさん。(朝川繁樹/柳真也/伊藤宏樹)
配信メインになるかな?と思いきや
ふらっと立ち寄ってくれた方、
顔見知りな方などの有観客で
演奏できるありがたい機会となりました。


最近自分の中でブームなスタンダードを
譜面なしで+Steve swallowのponytail、
オリジナルもやりつつ
ショーターのyes or noで畳みかける
流れを作っていったり。
アルト×ドラムのduoに発展して
内容の濃いギグでした

バシッとテーマに戻って良い感じだったかな?と思ったりしたんですが
そこはさすが百戦錬磨のドラム伊藤さん。
duoからの長尺のドラムソロを
想定していたみたい。
上手く汲み取れず!
バンドはこう言う空気の読み合いみたいなのが
難しくも楽しいところでして。


まだまだですね これからも続けていく
カルテットですので、どうぞよろしくお願いします。
次回は9/28Jericho。


終演後にカメラあっちだよー!の図


中旬には急遽制作現場に。


中央区のブラスワークさんですね。
そうそう。
わたしは主にここでレッスンやらせて
貰ってます。たまにはお菓子とか
差し入れしないとね。
(いつもありがとうございます乙井さん🙇‍♂️)

ギターの小郷さんと数年前にやっていた
ユニットの楽曲をYouTubeに載せるための
音録りだったんです。
アドリブスペースは
しっかり作り込みいざ
作業に取り掛かるも、首を傾げながら
あーでもないこーでもないと。
いやいや前回1発で録れたでしょ?みたいな
プレッシャーもありつつ。
いまいち音色と音程感の両立が
上手くハマっていないので悔しい現場では
ありました
こういうのはたくさんこなすしかないですよね。
(またやらせてください小郷さん!)


7/25 SJAのNorth Jam Session出演のため
芸術の森へ。
23からリハ、ゲネのため通っていたんですが
午前中はレッスン→終わり次第森へ直行!という大変濃い数日間でした。

ユースジャムで会場に来ていた
旧知のお二人が顔を出してくれたり。
大人になったねぇ
最初だれだか
わかんなかったわ

東京からトランペッターの山田丈造くんが
参加してくれたのはここ最近で
いちばんと言っても過言でないくらい嬉しい場面だったな。
もっとソロ吹いてほしかった。
写真も撮ればよかった。

この日は
定演でも共演したCrystal Snowさんとの
ジョイントが主なプログラム。
リーダーの菅原さんがアレンジした
「パリは燃えているか」が素晴らしかった。
定演でもまたやることになるでしょう。
マネジメントの三枝くんが
パリ燃え」と略していたのが若干ジワる。
ストリングス×ビッグバンドのサウンドって
札幌ではここでしか聴けないのでは。
やはりこれも大切にしたい機会であります。


月末
7/29
ギターの小郷正彦さんと
リラクシンさんでのduo
配信もバッチリ。
有観客で
久しぶりの方や
いつものお客様に囲まれ
実りのあるギグでした。

7/30は
slow boatさんで伊藤宏樹セッション。
(長沼発/北垣響/伊藤宏樹)
ドラム伊藤さんが
その時どきで旬なメンツを集めて
行うライブセッション。
というのが趣旨であります。
今回で参加2回目なんですが、
やはりslow boatでの演奏って特別なんですよね。
シットインは何回もさせてもらってるんですが、
あのプレッシャーは相当なものです。
それすら楽しめるようになると
次のステップに行けるんだろうな。


8/8 久しぶりのcatsさん。
本川悠平クインテット
これまた濃いコードレスのバンドでした。
(本川悠平/寺久保伶矢/酒本廣継/宇野修)
帰省中の伶矢くんは
以前ご一緒した時より
パワーアップしてましたね!
わたしも見習わなければ。。
酒本さんは初共演だし。
終演後にちょっとだけお話しできた。
(これからよろしくお願いします🙇‍♂️)
何より宇野さんお声がけありがとうございます!

catsさんのスペシャルライブですね。
まずは参加できて大変感謝です。
こんな機会滅多にありませんから!
東京からお越しの
ベースの本川悠平さん、さすがでしたね。
ママさんが一目惚れしたというのも
頷けます。
とにかく、ベースが鳴る・鳴る・鳴る、
歌う・歌う・歌う…
3管でがっつりテーマ吹いても
鳴るベースはぜひ色んな人に体感して欲しかった!
ミンガス、ペティフォードって
たぶんこんな風に
弾いてたんだろうな、みたいな。
やはりそのプレイヤーの
好きな人、バックグラウンドにあるものが
見えたとき、或いは剥き出しになったときが
魅力的な瞬間の一つですよね。
決して物真似じゃなくその人個性の
一部分、血肉に
なっているという。
セトリはもちろん
ミンガス、エリントン、モンクの
脂っこいところをフルスイングでやった感じ。
本川さんのアレンジが見事でした。
定期的にこういう多管のバンドやりたいですね。

本川さん、MCめちゃ面白くて
笑わされっぱなしでしたね 笑
ほんと場の空気を
ちゃんと持っていってくれる。

写真は来札中だったMさんから。
今回の彼らの来札のおかげで
新しい出会いもあったり
本当に濃い〜週末でした。



実はかなり前に東京に遊びに行った際、
本川さんとは国分寺のt'sというカフェの
セッションでお会いして
一方的に認知しておりました。
ちなみにその日は
横山和明さんとか片倉真由子さんだったり
錚々たるメンツが揃ってました。ひえ〜〜

人の縁というものは
不思議なもので、
当時t'sのセッションホストを
務めていた本川さんと今回共演、
そして偶然そのセッションに
居合わせていた
テナーの桜岡晋吾さんとの
ギグが来月あるんですよね。
なにか繋がりを感じずにはいられません。

北大ジャズ研の先輩である
多田さんがその時
桜岡さんを紹介してくれたので
わたしは覚えていたんですよね。
「こんな激シブなテナー札幌にいないでしょ〜」
と多田さん談。

これは
面白いことになりそ〜。

横山ユウキオフィシャルホームページ

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