「質問力を磨くワークショップ」開催報告
先日、開催した「質問力を磨くワークショップ」が無事に終了しました。今回はその報告と、参加者の皆さんからいただいた感想をご紹介します。
質問力は…愛だw!
普段、わたし達が自然ととっているコミュニケーションの中でも、無意識的に数多くの質問をしていることだと思います。
しかし、わざわざその”質”、については考えることは殆どありません。
ですが、相手へ問いかける際、その人の人柄や関係性が滲み出るものだと思うのです。
例えば、部下が仕事でミスをした場合、あなたが上司だったとして、その部下にどんな質問を投げかけますか?
例えば、
… 無限に書けそうなので、一旦この辺で。
如何でしょう?
受け取る側の印象は、だいぶ違ったものになりそうです。
他にも思い浮かぶ質問があるかもしれません。
それぞれの質問から、上司の人柄、上司と部下の関係性が浮かぶようですよね。さらに言えば、その時の部下の表情やその先に取るであろう行動までイメージができそうです。
質問は相手から貴重な情報を引き出す際や、本人さえも気づいてない大切なことに気づけるきっかけになったり、その結果相手が(というか、お互いにとってかな)貴重な宝にもなれば、逆に強烈な凶器にもなり得てしまうんですよね。
だからこそ、わたしは、この質問が持つパワーを大事にしたいと思っています。
ワークショップ参加者からの感想をご紹介
当日のワークショップの中では、事例などを交えて、さまざまな質問の方向性や、それぞれがどんな場面で機能するかなどをお伝えし、「意図を持って質問する」ことの意味や大切さを皆さんと一緒に考える時間となりました。
ワークショップ後のアンケートの参加者のお声を、一部ご紹介します。
師匠から学んだ…良い質問のコツ=相手に矢印を向ける、こととは?
感想に書いてくださったように、実践ワークの中では、今回の参加者の皆さんから、さまざまな視点からの質問を投げかけあってくださり、わたしも終始、感心&感動しまくりでした。
また、当日こんなことを言ってくださった方もいました。
「他の方の質問を聞いていると、もっと良い質問をしないと…と考えてしまってる自分がいて。自分で自分にプレッシャーをかけてしまいました」と。
この方のコメントは、その場にいたわたし達みんなの心の内を代弁してくれているような、とても正直で誠実なコメントだな、と感じました。
実際に、昨今では、多くの企業で「1on1」が導入されていますが、その企業の上司の方からも、同じような声を聞くことがあります。
「どんな質問をすればいいのか?」と悩んでしまう、と。
わたしはそんな時に、「矢印が自分に向いている」と表現しています。
どうすれば、相手にとって機能する質問になるんだ?
相手のことを思うが故だと思うのですが、それは自分の課題について考えている、ということでもあると思うんです。
では、どうする??
それは、相手にただひたすら集中して、興味を寄せ、相手の言葉の奥に潜むもの(感情、価値観、背景など)まで聴く!ことです。
相手に矢印を向けてみる。そうすると、雑念が振り払われていくのだと思います。
…これはわたしの師匠から教わりましたが、それが難しいのは重々承知で。わたしもまだまだ修行を重ねている感覚です^^
今後もワークショップを開催します!
今回のワークショップを通じて、質問の奥深さを改めて感じる場面が多くありました。参加者の皆さんの集中した真剣な表情や、相手を見つめる温かいまなざしに、質問力の重要性を改めて実感しました。今後、さらに、より多角的な視点からの質問力を磨くワークを取り入れたいと考えています。
質問は、相手の気持ちや考えを知るための大切なコミュニケーションツール。このワークショップが、参加者の皆さんの日常や仕事に少しでも役立つことを心より願っています。次回もご期待ください!
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