Today I Learned: 2020.12.28

気づいたこと・学んだこと

価値観や文化が異なる組織をきっぱりわけることで、文化が混ざらないようにしているという話が目からウロコだった。

組織の価値観や文化は、何らかの目的を達成するために形作られるものだと思う。それらに他の組織の文化が意図せず混ざることによって、すごく中途半端な状態になり、結果として目的が達成させられないのはさけたい。

自分は、ワンチームで行こうとか、密にコミュニケーションやっていきましょうとか、それがいかなる時も常に正しいことであるかのように、これまで考えてきた。それが直感的には正しい。でも、成し遂げたいことによってはそれが正しくないことがある。

目的達成のために大切にしたい価値観や文化が薄まってしまわないように、あえて2つの組織間の距離を離して、それぞれが独立した状態にする、というのがこれまで自分の発想になかったので、すごく勉強になった。

距離を置く、距離を近づける、それぞれ手段の引き出しとして使い分けていこう。

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RDBMS で ジョブキューを実装する際に起こりがちな問題。

ポーリングやロックをつかってジョブキューの性質を実現していることで、ジョブワーカーのプロセス数をドンドン増やしていけばいくほど、主にパフォーマンスやスケーラビリティに関する問題が発生する。

・ポーリングではなく、ジョブがinsertされた瞬間をワーカーに知らせる
・ロックの時間が極力短くなるような工夫をクエリに適用する

といった解決策がある。

ジョブキューからジョブを取得するのは1プロセスに制限しておいて、後続にロードバランサーや純粋なメッセージキューのシステムを配置することで、スケーラビリティを担保する方法もある。

どちらにしろ、ジョブの実行ステータスやメタデータを細かく管理するとか、その他特別な理由・要件がない限り、RDBMS をつかってジョブキューの仕組みを構築しないほうがいいってことなんだろうなと思った。

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1on1 の位置づけのいちパターンとして。

関係者や状況が変われば1on1の目的も変わる。有用な一つのパターンとして、状況に応じて自分で選択して、うまくやれるようになろうと思った。

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今までずっと「仕事を休むこと」が苦手だった。なんだかソワソワ、不安な気持ちになって休めない。特に予定もないから、積極的に休むきっかけもなかなか見いだせなくて。

なんだけど、今日はすごくいい感じに休めたと思う。自分がやりたいことを、優先順位とか関係なく、直感に従ってただやる一日だった。その過程で仕事に関係することもしたかもしれない。けど、ものすごくリラックスした状態で休日を過ごすことができた。

休むモチベーションとして「自分がやりたいことを、優先順位とか関係なく、直感に従ってただやる」というのを置いておくと良いんだと思う。本当は、そんなモノなくても普通に休むのがいいのかもしれないけど。そういう動機づけって、休むのが苦手な自分にとっては少なくとも大事だと思った。

もっとうまくやるためには

・「組織同士の距離を近づける」以外に「距離を離す」あるいは「自分が距離を置く」ことも意思決定の選択肢に入れる。特に、複数の組織や個人の価値観・文化をまぜることで、中途半端な状態を生み出してしまわないようにするため。
・休日を「自分がやりたいことを、優先順位とか関係なく、直感に従ってただやる」日だと置いて、どんどん積極的に休んでいく。結果仕事に関係あることをしてたり考えてたとしても、それは休みだ。
・プロダクトや事業に関する比較的幅広い情報をもってるメンターとして、チームの専門領域に特化した深い情報をもってるメンティーと、双方向の情報校の情報共有とタスクの共通認識をつくりながら、担当するプロダクトに議論する時間として1on1をつかう。それ以外の1on1のパターンもあるけど、一つの引き出しとして。

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