保存容器との付き合い方
しばらく自分用に使ってるもの、やってることをまとめた文章をかきます。今回はキッチンの保存容器編。
弁当箱
広義では保存容器のはず。
弁当箱が好きです。在宅勤務なので外に持ち出すことはないし、外出する日には弁当を作るのも持ち運ぶのもしんどいのでもっぱら室内専用のアイテムなんですが。
最近は「藤井弁当」という本のやり方を取り入れてます。卵焼き器一つで調理を完結させるというシステム。
藤井弁当のメソッドは下記。
卵焼き器にお湯を張って野菜をゆで、
野菜を引き上げたら卵焼きを焼き、
卵焼きを引き上げたら肉か魚を濃いめの味付けで焼く。
野菜もなんか味をつける
これで肉、卵焼き、野菜のバランスがとれたお弁当が完成するんですね、すごい。卵焼きって卵一個で作れるし栄養価高いしで食べたいけれど献立に取り入れるの難しいと感じてしまうんですが(なんか皿に置くおかずという気がしないというか)、弁当箱だと「むしろ卵焼き入ってないんですか?」感が出てくるんですよね。なんででしょうね。
箱にきっちり主菜副菜主食が入ってる状態っていいですよね。皿を複数使うテーブルがばらばらの服を組み合わせたコーディネイトだとすると、弁当箱に入ったそれはワンピースのようなまとまりになる気がします。洗うのも楽だし。
今はアルミの楕円型、空豆型の木製、アルミの二段型の三つを持っています。
昔の弁当箱がアルミだったのってストーブで温めるからだったそうで(今もアジアでそういうかんじのとこもあるそうですけども)、なるほど電子レンジ前提の現代だと逆にアルミや木製が使えない素材になってるのちょっと面白いですね。
メルシーボックス
これおもしろいなーと思って取り入れてます。キッチンに関する本を読んでいて出てきたものです。
メルシー、と書いたラベルを貼った、大きめのボックス。タッパーかも。冷蔵庫の中にこれを設置しておき、調理していてあまったにんじんの切れ端とか半分のきゅうりとか二口分のおかずとか、そういうのを入れていくんです。
この中身がカラになるまで絶対に新しく食材を買わない、という運用。
いつも使いかけとその他のあれそれが混ざってなんやかんやしてたので、使用状況の明確な仕分けができて助かる感じです。
仕切り付きタッパーとグラシンカップ
私、「つくりおきおかず」というものとどうにも付き合えなくて。
五食分とか作り置きしても、一食分を取り分けたあとが「つくりおき」ではなく「残り物」にしか見えなくて、なんかあんま気が進まない食べ物になるし五食分作っても二食分を一気に食べたりとかで、でもやっぱり残ったほうは残りものだし……という、なんかもやもやするシステムでした。
が、冷凍作り置き系の本を読んでいて知った「小分けタッパー」の存在でこれが変わりました。離乳食の小分け保存とかで使う冷凍用タッパーらしいんですけど。
これに一回分ずつに分けて保存すると五分の一でなく「五個あるうちの一個」として消費することができるんですよ。わかりますかね、一個の分割ではなく、一個が複数個ある状態。HPを削っていった末の瀕死ではなく残機になるんですよ。
うまく説明できないんですけど、たぶんわたしの認知の何かをすり抜けてくれてるみたいです、一個をけずるのと個体の集合の違い。
なので自宅タッパーは全部この小分けタイプになりました。グラシンカップと併せて使うと長く保管していてもなんとなく安心だし、取り分けるツールなしに皿にひょいとのせられるし。
一部小分けでないタッパーもあるんですがカップを使って「残機」タイプにしています。
ジップロック
なんらかの理由でメルシーボックスに入れる、小分けタッパーに入れる以外の方法で保管なりなんなりをする必要が出てきたときに使います。
あと冷蔵庫以外の場所でも小物収納に使ったりもします、文具とかケーブルとかプラモのパーツとか。
ポリ袋
ジップロックを使うまでもない半端な食材、メルシーボックス行き食材のラッピングになります。
が、ボウルの代わりとしてが一番出番が多いかもです。お菓子を作るときにはふるいのかわりにポリ袋、挽肉をこねるときもポリ袋、肉に片栗粉をふるときもポリ袋。
あとは三角コーナー代わりだったり(ポリ袋をかけてそういうふうに使えるやつを使ってる)、スポンジ代わりになるとも聞くもののそちらの用途は使ったことがないんですよね、どうなんでしょうね。
琺瑯タッパー
無印のやつです。二つある。なんかに憧れて買ったんだけども使いどころが見いだせていないやつです、使えてないけど捨てるのももったいない、ぬか床にでもするか。ぬか漬け……
まとめ
これもあくまで現時点での「保存容器」との付き合い方です。もっというと保存の必要性がなくて満足感のある自炊の仕組みを構築したいんですが、おいおいそのへんはやっていこうと思ってます。
土曜日にがっつり作り置きすると平日は楽ではあるんですけど、もっと楽になる方法がたぶんあるはず。nashの検討はもうしばらくあと。
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