毒育ちが語る映画『パラサイト 半地下の家族』
(画像は公式サイトより引用)
ポン・ジュノ監督は『殺人の追憶』や『母なる証明』 を通して、つい目を背けてしまうような黒い心情や行為と真正面から向き合い、それを余すことなく描き切っていました。 そのような作品を生み出すには、相当な《熱量》が必要だと私は感じ、その熱量こそが人の心を動かし得るのだとも知りました。
それから数年が経ち、カンヌ国際映画祭、そして先日のアカデミー賞でポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』が作品賞を受賞しました。本作もまたポン・ジュノ監