【突然、ゲーム制作の話③】
④サウンドを用意しよう。
私の場合、途中までは下のような仮素材で制作を進行しました。
シンプルすぎて、ちょっとテンションが下がりますね。
ところが、ここにBGMとSE、それに動きを入れると、急にゲームらしさが跳ね上がります!
音の尺によって演出のタイミングや長さが変わってきますので、音は絵と同じくらい早い段階で入れていくことをおすすめします。
今回、私はこちらからサウンドをお借りしました。
ちなみに「イメージどおりの音」を探すのはとても大変で、この文章を書いている段階でもまだ「気分がウキウキの音」を探している途中です。
また、BGMとSEだけでなく、出来ればボイスを入れてみたい!とも思うのですが。
ボイス発注はさぞ高いのだろう……と調べてみたところ、「ココナラ」等の発注サイトで、イメージに合った声の方に400文字4千円からお願いできることが分かりました。あら意外と安いな。そのうちお願いしたいですね!
さらに、見落としがちな大事なことがひとつ。
ティラノビルダーにサウンドを実装する場合、ファイル名に半角スペースが入っていると、ゲーム内でサウンドが再生されません!
あれ?と思ったら、ファイル名に半角が入っていないかを確認してみてください。
⑤プロト(仮組み)を作ろう。
さて、これで音が入りましたが。ただ立ち絵が表示され、テキストが流れる……という構成では、とてもつまらない画面になってしまうということが分かります。
なので、ここに演出をつけていくことにしましょう。
標準機能「キャラクター>キャラクター移動」で、登場したキャラクターがスライドインして立ち位置に入って来るようにします。
(たまに「あれ?動かない?」と思うことがあるのですが、なぜか「キャラクター登場」と「キャラクター移動」の間に「演出>ウェイト」を挟むと動くようです。)
ティラノビルダーには全自動で「話しているキャラ以外を暗くする」や、「話しはじめた時にピョコンとアニメさせる」機能もあるのですが、今回は手作業で演出をつけていきましょう。
キャラクターがびっくりしたときには「スクリプト>ティラノスクリプト」を選んで、以下を入力します。
さらに「キャラクター>キャラクター変更」で、通常の表情からびっくりした時の表情に切り替えて……。
もう一人のキャラクターは相手の言葉を受けて「おいおい……」という反応をしていますので、こちらにも「スクリプト>ティラノスクリプト」を追加します。
他にも「イヤイヤ」と横ブレする演出をつけたり、「?」と感じた台詞にもSEをつけたり、色々追加してみました。
演出がついた会話シーン、さっきよりも楽しそうです。
⇒次の記事では「プリプロを作る」手順について説明していきます。