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推しぬい個別事案③


0.書いてる人のスペック

・本業は字並べ(と名乗れるほど最近書いてないので自信がない)、絵が描けない(重要)
・手芸歴はそこそこ
 編み物歴十年プラスアルファ、その前はニードルフェルトやってた UVレジンもちょっとだけ
 裁縫系(刺繍含む)は苦手だけどやらざるを得ないくらいの認識(進行形)、なのになぜか昨年(2023年)夏〜秋ごろから人型ぬいを作り始めて今に至る
・ぬい作りについては永遠の初心者
決して器用ではない(重要)
・趣味は百均とドラッグストア徘徊


1.完成したものとお借りしたもの、使った布等

1-1.完成写真

正面
背面

1-2.使用型紙等

・本体:『てづくり推しぬいwawaちゃん』(平栗あずさ著/グラフィック社) ※原寸
・顔図案:『目が最強にかわいい 推しぬいのお顔刺しゅう』(ぴよぴっこ著/産業編集センター)

※ドレスは編みました。服縫ってる方で「26センチドール用の裾を縮める」って方を見かけて本を調べたりしたんですけど挫折しまして、「編み物ならいけるんじゃない?」って思ったので……

 途中までほぼ一緒なんですけど肩周りで調整かけてます

※ショールも編みました。毛糸で編むと人間サイズになるやつをレース糸で編んでます。なんかめっちゃ玉編みやりたかったので玉編み多用の編み図お借りしてます


※ドレスの中に履いてるかぼちゃぱんつはwawaちゃん本掲載のものをそのまま使っています


1-3.使用材料

①本体
・肌:清原 ぬいクロスボア(さくらミルク)
・髪(表):ぬいぐるみの生地やさん 5ミリボア(レタス)
・髪(裏):グッズプロ ぬいれっくす(アップルグリーン)
食べ合わせはともかく美味しそうだな

※綿はメーカー品のつぶ綿、ぬいスケルトンLも入れてます。たぶん今までで一番(材料費が)高い女。

※髪のお花はキャンドゥの刺繍ワッペンです。

ふたつ買ったけどひとつで事足りた

②服
・ドレス:ごしょう産業 きらめきコットン(白)
※2本取り

・ショール:ダイソー リサイクルレース糸(ピンク(本体))/(ラメストロベリーシルバーカラー(バラ部分))

 ピンクのページ見つからなかった……

※かぼちゃぱんつはセリアのカットクロスです


2.反省と感想

2-1.くびれボディ、めちゃくちゃいい感じ

 まあ服でほぼ見えないんだけど
 元々のキャラクターの𝒟𝓎𝓃𝒶𝓂𝒾𝓉𝑒 ℬ𝑜𝒹𝓎はぬいに落とし込むのはかなり難しいんですけど、せめてということでwawaちゃん本掲載のくびれボディやってみました

センシティブギリギリを攻めてみる

 型紙上だとかなり直線的な感じだったんですけど、縫って表に返して綿詰めたらいい感じに丸みを帯びました U字の水槽って言いたくなる持病を抱えています

2-2.ペレットと和解せよ

 無理でした。
 くったりした感じにしたかったんですけど、つぶ綿が改良後のやつで元気よく跳ね返ってくることもあり、ペレット入れたらボロボロ出てくることもあり、諦めました。三角コーナー用の不織布に入れて口結んでたんだけどな……
 骨を入れてるのは入れないとT字から腕が下がらないからです。結果的にはバリカタスカート(後述)もあって単体でおすわりできるのでこれはこれでよかったなって。


2-3.まつげの縫い方へたくそ選手権

 唐突に途中の写真載せるんですけど、

地味にまつげとアイラインは2色使い

 一箇所だけまつげごん太くて長いのおわかりいただけるでしょうか。結構悩んだんですけどほどいてやり直しました。四回ほど。
 針の跡というか穴がくっきり出てるな……って思ったんですけど、ぬいクロスボアが結構しっかりした生地なのであんまり目立たなくて済んでます。

アップにも耐えうる

 V字に下縫いしてから横向きサテンで埋めてる(正確には覆ってる、の方が近い)んですけどやっぱり縫い方変えた方がいいんでしょうか…… それとも次回からルーペ導入するのでリベンジすべきなのか……

2-4.服を縫う、買う、編む

 ぬいぐるみに着せる服は別に編んでもいいんだなって思いました。当たり前か。
 当初買う方向で考えてたんですけど、まあぬい服の系統偏ってますよね。バブくしたいわけじゃないんや。
 昔別の手芸をやっていた頃「別の技法を組み合わせるとなんとなく上手そうに見える」みたいな意見を持ってたんですが、上手く見えるかは別として役には立つんだなって思いました。でも20センチぬい服もっと気軽に買えるようになってほしいしあわよくばバリエーション増えてほしい。人の作ったご飯が食べたいじゃないけど。

7号用糸の試作品(右)、かなりゆるゆる

 ドレスはかぎ針5号用のコットン糸を2本取りして7号でわしわし編んでます。裾のフリルは編まないでコットンレースとか使ったらもっと繊細な印象になったかな、とも思いつつ。でもこのごっついバリカタスカートのおかげで自力おすわりできる子になったから結果オーライだなって。

かなり後ろに反ってるけど座れる
「ぐう( ˘ω˘ )」

 ショールにバラつけたのはスナップボタンがスケスケだったからです。五億年ぶりに(※オタク特有の誇張表現)巻きバラ編んだ。

2-5.お花は必要だったのか

 必要だったよというのが結論なんですけど、つけない時点もかなりかわいかったので迷いました。共有。

これはこれで
相対的に地味といえばそれはそう

 同じキャラクターを同じ髪型同じ布表情違いで作る予定があるので、そっちはつけないつもりです。

 おしまい。


#梨沢ぬいログ
#自作ぬい #推しぬい #手芸

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