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出版記念イベントレポート フィッシャーズのリーダー シルクロードさんが語った、自伝的小説『全力少年ドモラ』へこめた想い

日本国内はもちろん、世界的規模の人気を誇るYouTuber「フィッシャーズ」。とびきり個性的なメンバーをまとめているのがリーダーのシルクロードさんです。その彼が初めて書き下ろしたのが、自伝的小説『全力少年ドモラ』(KADOKAWA刊)。幼馴染でもあるメンバーとの出会い、野生児時代、「フィッシャーズ」の結成、そして家族について。これまで自身のYouTube動画でも話してこなかったさまざまな出来事が、とびきりのエピソードとともにイキイキと描かれています。その出版を記念してのトークイベントが7月31日に開催されました。第1部にモトキさん、第2部にザカオさん、とメンバーも応援に駆けつけ、動画さながらの楽しい掛け合いに、会場もオンライン視聴のファンも大いに盛り上がりました。

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購入期限:2021-08-04(水)23:59 まで
視聴期限:2021-08-05(木)23:59 まで

→ありがとうございました!終了しました。



動画から文字での表現へ。
新たに迎えたターニングポイント

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「おはよ」と、お馴染みのイケボで登場したシルクロードさん。「皆さん、本は読んでくれたかな?」とまずは質問から。多くの手が上がるのを見ると「ありがとうございます!」ととびきりの笑顔に。

シルクロード:今回、初めて本を書きましたが、文字にしてみると自分はだいぶヘンな奴でしたね(笑)。何か、自分の昔のことが形になるのは不思議な感覚です。まだ27歳なので人生を語るのはキモチ悪いと思うんですけど、このあたりで一度振り返るのもいいかなと、意を決して書きました。その結果、ひとつのターニングポイントになった気がします。読んでくださった方々に、何か響いたらうれしいです。


今回、初著作となる自伝的小説『全力少年ドモラ』が出版された今の気持ちをこう答えたシルクロードさん。メンバーのイラストを表紙にしたことについては「今の僕らではなく当時の僕らを見てほしかったから」と。頭の中にあった映像が、一発で絵になって出てきたことに驚いたそう。そのイラストを描いたのは『天国大魔境』の人気漫画家、石黒正数氏。どんなものにも自分のこだわりを通したいというシルクロードさんでも、「本当に素晴らしくて何もいうことはなかった」と大満足の表紙となった。


シルクロード:この絵にある土手に行った人います?(数人の手が上がる)
引いたでしょ!?汚くて(笑)

そこに突然、ゲストとして「フィッシャーズ」メンバーのモトキさんが登場。会場の皆さんから大きな拍手で迎えられます。

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シルクロード:俺の時より拍手が大きくない?
モトキ:え、うれしい(笑)。この本にも出させてもらってますモトキです。今日はバッチリ読んで来ました!面白かったです。
シルクロード:なんか上から目線が腹立つな(笑)

2人の掛け合いが始まって一気に場も盛り上がります。登場時、少し緊張気味に見えたシルクロードさんも、もちろん絶好調に。


全力少年たちの濃厚な日々。
それは大人となった今も続く。

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今作では、自身の誕生秘話から、小学校・中学校・高校編、そしてフィッシャーズ編と時代ごとのエピソードが満載。「幼い頃からエネルギーの塊のようだった(モトキさん談)」シルクロードさんのとびきり濃厚な体験は、読んだ人にとって大きな刺激になること間違いなし。タイトルの由来でもある「全力少年どもら」が巻き起こす数々のエピソードを、臨場感いっぱい、時に冷静な目で綴っていくシルクロードさんの文章に一気に引き込まれます。野生児3人組として小学校時代を共に過ごしたモトキさんとの衝撃の出会いもしっかりと。

モトキ:小説って聞いてたのに、本当のことがたくさん書いてあります(笑)。でも僕の登場はもっとかっこよく書いて欲しかったなあ。
シルクロード:転校生が全身銀色で、宇宙人の真似するヤツなんだもん。すぐに話しかけに行きましたね(笑)

思い出の爆笑エピソードが止まらない2人。中学時代のモトキさんの写真が大好きで、スマホの待ち受けにしているというシルクロードさん。お互いの顔を見て笑い合う姿に、その仲の良さがしっかり伝わってきました。

今回、シルクロードさんに執筆を依頼したKADOKAWAの担当者は「人気のYouTuberフィッシャーズのリーダーとしてだけでなく、人間としてクレバーで魅力的な人としてお声かけさせていただきました」とコメント。また、会場の方からは「書店で予約をしたけれど、待ちきれなくてダウンロードして読んできました。一気に読めて楽しかった」と感想が。それを受けてシルクロードさんは「とてもうれしいです」と笑顔に。


「ダサイ」ことはしたくない。
「カッコイイこと」をしたい。

会場から「どうして小説を出そうと思ったか」「世界一のYouTuberになったらやりたいことは」などの質問が出ると、迷うことなく答えていたのも印象的。


シルクロード:本を読むことが好きだし、国語の授業で小説を書けと言われたときは8本も書いた。そのくらい今でも書くことが好きですね。『全力少年ドモラ』では、過去をどうしたらわかりやすく伝えられるかと考えながら書きました。(増刷もかかり、次回作に期待がかかるというコメントを受けて)次に出すとしたら大学編かな。フィッシャーズのメンバーを集めるエピソードとか、今回出さなかった話もたくさんあるので。YouTuberとして世界一になったら、100カ国を選んで、100日間、すベて違う国から動画を出したいかな。絶対にまだ誰もやっていないことをやってみたいですね。

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第2部のゲストとして登場したメンバーのザカオさん。彼もまた野生児3人組の1人であり、シルクロードさんとの出会いは幼稚園児という幼馴染メンバーです。

ザカオ:シルクは変人であり、超人だね。変人超人(笑)。いろいろな物事に対して抵抗感がない。それがすごいと思う。1番のリスペクトポイントは、適当にしてそうで、実は周りをよく見ていること。何か問題が起きても全部わかってる。ちゃんとリーダーだと思ってます。
シルクロード:リーダーシップにとって必要なことは、自分が一番にやること。人任せにしないで、誰よりも先頭を走らなくちゃ。行動で見せないとダメだなと思ってるんです。料理に対しては抵抗あるんだよ!まったくできない。それはザカオも同じだと思うけど(笑)

やはりここでも楽しい掛け合いが始まる。エビのカッコよさを力説するシルクロードさんに徐々に説得されていくザカオさん。2人の関係性にほっこりする雰囲気の会場。これが多くの人に愛されるフィッシャーズの魅力の芯なのだと実感します。

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質問コーナーでは地元(葛飾区)の好きなところを聞かれ「ニオイがいい。いろいろな場所に行ったけど、やっぱりいちばんです。とくに夕方のニオイが昔の記憶を呼び起こしてピカイチです」と。ザカオさんも「急がなくていいや、と思えるよね」と共感を。

シルクロード:本を読んだ母と父から「あんなだったか?」と不満がきましたが、あんなだったんです(笑)。でも本の中で、お気に入りを挙げるとしたら、この両親のエピソードなんです。今まで、メンバーにすらあまり話してこなかった部分をやっと出せたので、それはすごく良かったなと。家族とはいろんなことがあったのですが、この時期を越えて来なかったら今の自分はないから。

悩んだりしている人に
メッセージが届いたらうれしい

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シルクロード:初めて本を書くにあたり、悩んだり迷ったりしたことがありました。でも、しっかりと手応えを感じたので、新しい視点でまた書くこともあるのかな、と今は感じています。毎日、何かに悩んでいる人たちにこの本のメッセージが届いたらいいなと思っています。
また、ファンの皆さんーー「ウオタミ」の皆さんからのリプはいつも力になっています。一緒に闘っているという気持ちにしてくれるし、みんなが頑張っているから、こっちも頑張らなくちゃと思えて、元気をもらっています。またゆっくり皆さんの前で話せるのを楽しみにしています。


第1部、第2部ともに大盛り上がりとなったイベントでは、そのほか質問回答タイムやシルクさんの日記紹介コーナーなどなど、ここだけのお話もたっぷりお届けしました!
どちらも違った内容でとてもレアなお話満載なので、ぜひアーカイブチケットにてチェックしてくださいね。

イベント全編は、アーカイブチケット好評発売中!
ご購入はこちら
購入期限:2021-08-04(水)23:59 まで
視聴期限:2021-08-05(木)23:59 まで

→ありがとうございました!終了しました。



シルクロード
全力少年ドモラ

定価: 1,430円(本体1,300円+税)

フィッシャーズのリーダー、シルクロードの待望の自伝的小説!
ただ、全力でバカをやり、全力でその瞬間を楽しんだ。
こいつらとなら、夢が夢で終わらない!
フィッシャーズのリーダー・シルクロードによる、YouTuberになったやんちゃ男子の自伝的青春ユーモア小説、ここに誕生!

「力こそ正義」を家訓に掲げ、木製ベッドを真っ二つに折ってしまうオトン、いつでもドーンと構え、ヤンキーやギャルに高速説教をかますオカン、小さい頃は病気で体が弱くて何もできなかったけど、手術が成功して運動も勉強もできるスーパー超人と化した兄ちゃん。ちょっと「変わった人」ばかりの家族の中で、俺、シルクロードは東京都葛飾区の下町に誕生した――!

幼馴染のザカオ、転校生のモトキとツリーハウスをつくり、ドブ川で遊んだ小学校の野生児時代。ンダホ、マサイ、ダーマとも仲良くなって、全力で遊び、バカばかりやってた中学時代。そして、中学卒業直前に荒川の土手で結成した「フィッシャーズ」とあるスライドショーとの出会いが、俺の運命を変えた―。

YouTuberを目指して走り続ける一人の男子の半生を描いた、10代から大人まで楽しめる、笑えてほろりと泣ける感動の青春小説!

装画は、「このマンガがすごい!2019」でオトコ編第1位にランクインした『天国大魔境』の漫画家・石黒正数氏による描きおろし!

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