今年50歳のわたしがおこなっているオフェンス(その2)

前回に記載したものは主にハーフコートオフェンスについてのことでした。
今回はトランジションオフェンス時に心掛けていることを記載します。


基本的にはリムラン

基本的な戦術はリムランです。目指すべきゴールに対してゴール下まで走ります。ゴール下まで走ることによる良いことはディフェンスを引き付けることができるということです。ディフェンスもトランジション状態であり明確なオフェンスマークマンにつくことが難しい状態では、うまくいけば自分ひとりにディフェンスがふたりつくことだって珍しいことではありません。パスをもらってシュートができなくったってOKです。ディフェンスが収縮しているため、後から来る味方オフェンスへパスをすることだって、十分すぎるほどのオフェンスの一手となります。

コーナーへ向かって走る

味方ボールマンがリングに向かってまっすぐ走れそうな場合はディフェンスをストレッチさせるために、コーナーへ向かって走ります。相手ディフェンスはもちろんボールとゴールを守ろうとするので、トランジション状態のコーナー待機のオフェンスに対してディフェンスを向けることが難しくなります。もちろんある程度のコーナースリーの確率は必要ですが、リングに向かうボールマンからのパスを受ける選択肢として、きっちりとアウトサイドで待っておくことは充分な手助けとなります。また無理してコーナースリーを打つ必要もなく(もちろん打てるに越したことはありません)、コーナーからウイングへボールラインを上げ、アングルチェンジすることにより、次の攻撃チャンスへつながることも多々あります。

ウイングへ向かって走る

味方ボールマンのほうが走り出しが早くボールラインを下げている場合、コーナーまでいかず、ウイング待機します。ウイングにキックアウトされた場合、案外インラインがあいていることがあるのでワンドリブルでレイアップシュートまでいけることも珍しくありません。もちろんスリーポイントシュートの選択肢も持つことにより、スリーポイントシュートフェイクも有効に活用できます。

クリアアウト

案外忘れがちなのがクリアアウトです。リムランのついでにできるので、頭の片隅に置いておくとよいです。ボールマンに向かおうとするディフェンスに対してシール(面取り)をおこないます。イメージはボールマンのドライブラインをしっかりと道案内するような位置取りができるとベストです。









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