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転売とプレ値と。

転売屋が色々と騒がれてますけども、
玩具とお靴の世界では
もともと差があったモノだと思ってたんですが、

どちらも投資のものとしてみられ始めてから、
だいぶにてきたと言うか、
思い入れのない人が売れるものとして扱った為に似通ってきた感がある。

転売と一言に言っても、
過去の者を寝かせる、または、足で売れ残り等を見つけて、ある程度の価値をつけて売る形の、転売ってのは、今はほぼ無くて、
売れ筋の新商品を買い占めて高くする行為となってる現状が問題だと感じているわけで。

ここまで前置き。

僕の肌感の話なのだけど、
プレ値ってのは、どちらかというと
玩具の方が言葉としての認識や流行は早かったと思う。
テレビ東京のなんでも鑑定団とか、
所謂、セカンドマーケットの走りといえば

『まんだらげ』とかで、古い玩具に価値を見出してそれなりのお値段で売る形。
古い物や思い出に対して価値をつけて、時間的な価格を踏まえて、所謂プレミアム価格ってのが成り立っていったと感じてる。
それがその時代のプレミアム価格であって今みたいに、
予約の段階でプレミアム価格なんてさほど無かったと思う。勿論玩具のコレクターとかはその当時からプレミアム価格ってのは感じていたかもしれないけれど、今ほど一般的ではなかったと感じてる。

そして、その時代も欲しいものが手に入らないって事はあったと思うし、玩具でもゲームまで含めたら、並びだとか強奪とかもあった。

それに似たのはマックス狩りだろうなぁと、その当時靴にさほど興味のない僕は思う。

ここでも、玩具と靴の似通ったところが今みたいに悪い所で出てきてる気がする。

じゃ靴は?

僕がブームを追っかけていないだけで、
今話を聞けば、似たような状況でリセール価格でとか、
並びとかあったよーって言われるけれど、
それこそ『なんでも鑑定団』とかで靴を扱われることなんてなかったし、ビンテージなんて靴よりジーパンのための言葉と錯覚してたくらい。

そんな中で転売・プレミアム価格なんて事はそこまで一般的ではなかったと。

それで何が似てるの?

って話なんだけど、
どちらもネットの繁栄がありきで起こってる状況がまず一つあるかと。
足で探すとか、奇跡の出会い的なものは、時代の流れもあり、機会事態が無くなってるとは思う。

そこで出てきたのが、ネット予約的な奴よね。
靴で言えば、抽選販売が近しいのかな?

そこで、手に入らない人が顕著に状況を伝えられる環境が整っていて、
転売ヤーと呼ばれる人達の流通にも役立ってしまって、
結果
欲しい人に手に入らない!
高値で売るなんで外道!

って言いやすい状況になってる。

もともと、そこに目をつけて始めた人ってのが必ずいる訳で、セカンドペンギンなどと抜かして群がった銀蝿どもが節度もマナーもルールもへったくれもなく荒らした土壌だと僕は感じている。

一番最初に悪意があったかどうかなんて知るよしもないけれど、

今の転売ヤーの中には間違いなく、
誇りも気遣いも優しさもない奴がいるのが現状で、

それって実の所、どこでも同じ。

結論!結局は人それぞれ。種に交わって赤くなるのも、その人個人。

大切なのはそれが正しいのか、正しくないのか?の判断とかではなくて、ちゃんとした個の形成がなされてるか否かだと僕は思う。

人にやられて嫌な事はしない!
なんてのは商売に置いて綺麗事。

それでも寄り添いたいと思いつつ。

閉め。

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