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ねんどウォッカことENDWALKERのMVで感情がデカかわになったメモ

何か更新するネタがないかしら、と毎日ぼんやりしていたら突然感情爆弾が投下されてきて

ビックリして泣きそうになったので、何がどうだったのかを取り急ぎ記した備忘録的なメモです。

先輩ヒカセンや有識者の方はもう知ってるよ!的な内容だと思いますが、

書かずにはいられなかった。許してクレメンシー。

もちろんFF14メインクエストのネタバレをがっつり含みますし、無垢な状態でこのMVを見る体験機会を失ってしまうのでまず見て、それから14を始めるかストーリーの続きに戻ってください。

今日から始められるぞ!フリートライアル版があるのであんしんだ!














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ネタバレを許さないうちのこガンブレイカーBB。









以下本文【】内は追記

(記事内“”中は公式ブログ

より引用した歌詞・邦訳になります)






“Heart of ember, autumntide
Cooling swiftly, bleeding light
Smold'ring softly, biding time
Marching forward, left behind
 暮れゆくころ、燃え尽きかけの心
 疾く冷まし、炎は消して
 穏やかに燻り、時を待つ
 進んでいながらも、取り残されているかのように

Fire as shadows clash
Forgotten footfalls engraved in ash
Fire will be repaid
'Fore our echoes begin to fade       
 死にゆく者が散らした火花
 灰に刻まれた忘れられし足跡
 いつかまた炎は灯るだろう
 人々の声が聞こえなくなる前に

Fade away... Fade away...
 消えていく......失せていく......”

目覚め、あるいは意識の覚醒は何かのストーリーを語る際に重用されるモチーフではあるけれど、14【がテーマ】の場合は旧版の存在を思い出させる。

写真を手に取り、『グゥーブーの』ぬいぐるみを抱き、何かを懐かしむような女性の姿。

そっと触れられる若葉【見直すと若葉ではない…と思うけど植物に触れているというのでそう見えた】はこれから先に続いていくルーキーたちへの思いだろうか。

“Fade away...”という歌詞とともに場面は新しい舞台に切り替わっていく。

“Heart of ember, autumntide
Burning brightly, hot and white
Kindred severed neverwhere
Sorrow's silence, we needn't bear
 そして結実のころ、まだ微かに燃えている心
 熱く白く、明るく盛りだす
 絆はもはや断たれることなく
 悲しみの静寂を纏う必要もない”

アスファルトに打ち捨てられたゴブレットは、毒杯の残骸。

英雄だった誰かは陰謀に打ちのめされ、それでも『外の世界』へ。

親しんだ風景の外にある世界はまだまだ新鮮で、辺りを見回す仕草はきっと誰にも覚えのあることだろう。

歩き始めた女性はしかしこのカットで、大地に座り、大きな石のような何かに身を寄せている。すがるように、頼るように。

竜のようなシルエットをあしらった装丁の回顧録が閉じられても、その歩みはいずれ知らないどこかに続いていく。【MV全体を通してそうだけどあくまでもすれ違うだけで人と直接視線を合わせたり接したりしないんだよなあ、旅感があって非常にイイ】

“Stories sown along the way
Tales of loss and fire and faith 
 旅しながら蒔いてきた、物語の種
 冷たい哀しみと、焦がすような歓び、温かな信頼が実った”

足早に通り過ぎる風景。目まぐるしく変わる情景。それでも心に遺るものはある。

この部分を叫びあげる歌唱にしてこの映像を当てるな死んじゃうだろうが。

~Footfalls部分の歌詞なので割愛《拙者heavenswardもstormbloodもshadowbringersも本編中流れたら死んじゃう侍》~

“Every step we take
Echoes in our wake

足跡を一歩刻むたび
 この背に響く声”

煙管を片手にたたずむ黒髪の女性。雑踏を『見下す』視線の先は映されることはない。

この部分の歌詞に“step”が含まれるの狙ってやってたらすごいぜ石川夏子。すごいぜマイケル・コージ・フォックス。


“Winding 'round our fate
To forge ahead       
 
 『私たちの命運も巻き込んで
  前へ進め』と”

夕暮れの光に満ちるなか息をつく女性に後ろ姿で手をひらひらと振る影。親の顔より見た手ヒラヒラ。覚えてろだったり前へ進めだったり注文の多いおじさんですこと。

画面を埋める光を、『夕暮れ時の空』に置換したのはやっぱり拡張パッチを一日の流れに見立ててるからかしらん。オシャレと寂寥感を煽る良い演出。

“Should we lose our way
Tire of all this pain
We won't be afraid
To forge ahead
 道を見失い
 痛みに疲れ切ったときには
 『決して恐れずに
  前へ進め』と”

カメラが一気に引いていき、新しい風景を画面に映し出す。まだまだ広大な世界を見せつけるよう。そのままシームレスに次の演出へ。

“Fearless hearts ablaze
(When the world comes crumbling down)
No more time to waste
(Know I'll be there)
No, it's not too late
(Though our fleeting moment has gone)
To forge ahead
(You're not--you're not alone YEAH)
 果敢な心が燃え上がる
 (世界が崩れ落ちるときにも)
 もうぐずぐずしている暇はない
 (お前のそばにいる)
 遅すぎるなんてこともない
 (私たちは過ぎ去ったけれど)
 ただ前へ進め
 (君は決して、独りじゃない)”

カメラが回転しながら次々に今まで辿ってきた道のりに切り替わり、辺りを見渡していた女性の視点が一転に定まり、強い歩調で歩いていく姿をラスサビにオーバーラップ。盛り上げが上手い。【一番ここが好きかも】

()内のコーラスイイ…アシエンというか古代人側からのメッセージにもとれるし、心に連れてきたものがある人には効果てきめんじゃないのこれ。

“As we ride again
(As you turn your eyes to the stars)
To another end
(Oh, I'll be there)
Where it all begins
(With my chorus guiding you)
Forge ahead
(Forge ahead)
 再び乗り出そう
 (あなたが星を見上げたとき)
 別の終わりへ
 (きっとそばにいる)
 新たな始まりでもあるその場所へ
 (この唄が導くから)
 ひたすらに進め
 (前へと、進んで――)”

無人の荒野を行く女性は、一度屈しても先を睨みつけ、再び歩き出す。視線がめっちゃ強くて好きになった。美人さんですよね。

印象的な足元のカットを挿入しながら、光の揺蕩うほうへ、まっすぐに。

そして曲タイトルに暁を迎える大地。


すっげえ濃い2分58秒。

あんまりこう発信側の感情を大きく決めつけて受け取ることがないようにしたいんですけど、ここまで熱のこもったラブコールを発信されてはこんなメモ書きを作らざるを得なかった。許してクレナイ。

やっぱり一つのサーガにピリオドを打つ拡張だけあって力が入っているのを感じる。

自分はだいぶ後発の駆け抜け組なので、延期というお知らせに残念感はあんまりなく、取りこぼしたコンテンツをじっくりやりながらやがて暁月を待っているので無問題。


配信とかもするよ(露骨な宣伝)。

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