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お金の使い道に迷う私は、自由を手にしている。

先に伝えておく。
私は「お金持ち」や「高給取り」ではない。
とはいえ「貧困」にも当てはまらない。
ごく一般的な収入で暮らす会社員の1人だ。

そんな私は最近お金の使い道に悩んでいる。

生活費(家賃・食費など)を除いて残ったお金をどう使うべきか。考えれば考えるほど分からなくなり、迷宮入りしてしまう。

「どのぐらい貯金にまわすべきか」
「どのぐらい外食をしても良いだろうか」
「どのぐらい遊びに使おうか」

ぐるぐる思考を巡らせても答えは出ない。
「答えなんて存在しない」という結論に何度も至った。それなのに、ぐるぐるは止まらない。どうしてだろう。

生活に困っているわけではない。
反面、使い切れないほど余っているわけでもない。

この状況が私に「悩む自由」を与えているのかもれしれない。迷宮をさまよう中でふと考えた。

もしも今よりはるかに収入が少なかったら...
「どのぐらい」をたくさん頭に浮かべることが出来なかっただろう。

もしも今よりはるかに収入が多かったら...
余裕があると鷹をくくり、計画的に貯金をすることが出来なかっただろう。

「どのぐらい」という曖昧な思考に支配されるのは苦しい。けれど、そうして漠然と悩む状況こそが自由の象徴なのかもしれない。

そう考えると、今の状況は物凄く恵まれている。
「悩む自由」は成長につながり、未来の私に良いものを与えてくれる。そういう予感がする。






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