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ケン・リュウを読んでいた。

クラフトビールを飲みながら『母の記憶に』をひろい読みしていた。

今夜は、この後しこたま飲む。

気を付けて小さいグラスを頼んだ。

巻頭のそれは、あっけないほどの頁の中に、母と娘の一生分の愛と哀が綴られていた。

小さなグラスが重なっていく。

なんだ、結局同じじゃないかと口を付けた。

泣きたい気持ちは言葉に出来ない....

うつむくぼくを、優しく、つつんでくれるリリックは、遠い日の記憶の名残り。

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