恋人たちを解凍せよ

冬といえば、クリスマス、イルミネーション、スキー旅行、温泉旅行、バレンタインデー、ボーナス、忘年会、お正月、バーゲンセール... 本来1年間でもっとも華やかなシーズン。

恋人たちにとって、クリスマスは特に重要な日であった。バブル絶頂期であった私の学生時代には、12月24日のシティホテルや高級レストランは何ヶ月も前から軒並み予約で一杯になったものだ。今振り返ると、浮かれた男女のお祭り騒ぎの感もなきにしもあらずだが、日本経済を回す上でも重要な役割りを果たしてきたことは間違いない。

長く続くデフレもあり、そんなことは忘れてしまったという人も多いのではないか。30代未満の人には未体験の世界かもしれない。昨年冬の恋人たちは、せいぜいリモートであつ森を楽しんだくらいだろう。

自宅でしっぽり過ごす冬もよいが、感染が下火になってきた今、わが国経済のためにも恋人たちの昔の記憶を解凍してみたい。

JR東海のCM「シンデレラエクスプレスシリーズ」のアーカイブ動画である。1988年〜1992年に放映。もう30年前になる。

まさにバブルの絶頂期とはいえ、映像、曲、ファッション、感性の全てが素晴らしい。創作のヒントふんだんなので未体験の若い人にも是非見てほしい。
そして、30年以上前の牧瀬里穂、深津絵里にキュン死せよ。

「才の祭」のイラストを見て、懐かしく思った次第である。

しろくまきりん画伯のイラストは、みんなのフォトギャラリーに（才の祭がキーワード）ある。二ノ宮旬画伯のイラストとともに関連記事のヘッダーにご利用いただければ幸いである。