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起立性調節障害の冬休み

起立性調節障害+過眠症の息子でしたが、
2学期の期末試験は気合で起き、何とか全教科受けられました。

テストの日はしっかり1時間目から登校できたので、周りの子たちからは「その気になれば起きられるんじゃん」と思われたかもしれませんが、
早起きに加え、集中してテストを受けるというのは相当なエネルギー消費だったようで、その後の反動がものすごかったです。

テスト1日目が終わって帰ったとたんバタンと2時間寝て、
おやつを食べた後「夕飯まで1時間くらい寝る」と言ったまま、
どんなに声をかけても起きず、次の日まで14時間寝てしまいました。
おかげで2日目は、ほとんどノー勉でテストに臨み、散々な結果となりましたが、受けられただけ万々歳。

そうして無事に迎えた冬休みでしたが、のんびり寝ているわけにはいきません。

3学期になってすぐ実施されるスキー教室のために、起きられる体にしなければ。
そのため、生活が不規則にならないよううるさく声をかけ続けました。

ところが驚いたことに、たいして苦労もせずに7時台に起きられるようになってきました。
8時台に起こすことも至難の業だったのに。

やっぱり学校生活がストレスだったんだな…

起立性調節障害の原因のひとつはストレス、というのが証明されたようでした。

成績はどちらかと言えばいい方で、運動もまあまあでき、
人間関係のトラブルもなく(本人曰く)、
1学期には学級委員もやっていた息子。

ただ、ADHD傾向があるので、
ずっと座って授業を聞いていることが苦痛、
ノートもうまく書けない、
朝から夕方まで縛られて、とにかく辛い、眠い、疲れる
おまけに担任は学年主任の体育会系の厳しい先生。

まあ、2学期は1時間目から6時間目まで授業を受けたことはなかったので、
1学期ほどのストレスはなかったはずですが、それでも
「行かなければならないのに行けない」状態はきっとストレスだったと思うので、学校に行かなくてもいい冬休みは、だいぶストレスが減っていたと思います。

12月の初めごろには、1月のスキー教室は絶望的なように思えましたが、
「これなら参加できるかも」と希望の光が見えてきました。

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