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やっと簿記2級に合格したお話

前回、ちょうど2週間前に、簿記2級を受験するものの不合格でした。

次回への対策をこのnoteに記入し、いざリベンジということで先日再受験してまいりました。

ネット試験の良い点は、くやしいと思った4から5日後には再受験可能なことです。当初はこのシステムは邪道だ。紙の試験こそ本当の試験。とまで思っていました。

※紙の試験はゆくゆく廃止されるそうです。

私は2週間空けての再受験。簿記2級は受験料も5000円超えてきます。安くはないですよね。

※ちなみに同じ2級のFPの受験料は8,700円。
3級でも6000円します。高すぎやしませんか?FPさん


結果として、タイトルにある通り、無事2級に合格しました。

勉強を開始したのが、2021年の11月ごろ。

4月末までかかりましたので、期間でいえば約半年です。

まあ、毎日8時間も勉強したわけでなく、トータルでは300時間くらいにはなるかと思います。

ざっくりとですが、

1日あたり1時間30分程度はやっていたということですね。

ただし、勉強というものは仕事と違ってとんでもない集中力を要します。
(仕事は慣れもあり、多少は適当がききますよね。お勤めの方でも8時間ずっと集中し続けるという人はいないと思います。)

1時間から2時間ほど集中してしまうと、その後の仕事がまるで手につかないのです。。


というわけで、自分のお仕事の質を高めるべくやっていた簿記2級の勉強なんですが、いつの間にやら勉強期間が長引き、収入減という結果につながりはじめていました。

当初は、150時間も勉強すれば大丈夫。3か月でいけるっしょ。と、考えていました。

舐めていましたね。。。。。

最初につまずいたのは、税効果会計。そして次に連結会計。
おもにこの2つの要点は、テキストを見ても意味不明でした。
というより、テキストだけで理解できた人っているの?というレベルです。

このあたり、youtube動画を利用してどうにかクリアしたのですが、予定を大幅にうわ回る勉強時間となってしまいました。

さらに問題は発生します。
アウトプットにうつったとたんに、自分の実力不足がさらに大きく露呈しはじめました。

そう。テキストの例題と本試験問題レベルは明らかに違いすぎるのです。

これにはショックを受けるというか、はっきりいえば、解法をおぼえたやつの勝ちじゃね?これ。

ということに気づきはじめました。


あれ?この感覚何かに似ている。。

そう。高校時代のセンター試験の数学です。

あのときも、理解うんぬんよりも、ここに線をひくと解ける。といったような解法重視。ああ、結局資格試験も大学受験もどっかで同じなんだな。。。と再認識しました。


合格をはやめるべくTwitterで皆が使っているTACの練習問題を買い、練習を重ねることとしました。

どんな人でも問題集を2周は解け。とおっしゃいますので、自分もそのつもりでがんばりました。しかしTACの問題集の難しさにあきれてしまいます。

全部で12回分あるのですが、8回目以降は人間の解くレベルには思えませんでした。

TACはだんだん難しくなる仕組みのようでしたが、ネット試験はそんなに難問奇問はでないのに。。。と思ってしまいました。



いつの間にやら250時間超えたくらいから、勉強時間の計測はストップしました。もう正直だるくてしんどかったです。



1回目不合格で、今回不合格なら半年は勉強から離れよう。とまで思っていました。


簿記取得が明確に転職目的であれば、資格の勉強に人生をかけて良いと思います。
しかし、ビジネスの糧とすべく簿記2級に挑戦する場合は注意が必要と思います。

それは、勉強にのめりこみすぎて本業の収入、お金を稼ぐということがおろそかになるという点。

お金の流れを勉強しているのに、お金がなくなっていくというある意味矛盾した現実。

資格は取得してからが本番です。
勉強中は自己満の世界であり、一銭にもならない。

ということを改めて感じた半年間でした。


もちろん、久しぶりの難関資格の合格に嬉しさはあります。
この達成感は癖になりそうです。

また、これから堂々と会計の書籍をどや顔で読むことができます。
財務諸表を見ながら、ああでもない。こうでもない。とカフェでうなずく自分を想像しています。


未来の選択肢が増えたのは確かです。

この簿記2級に関してはまた記事にしたいと思います。

とりあえずゆっくり寝れるのでうれしい。


今回は以上です。





先日初めてサポートをいただきました。朝おきてびっくりしました。ありがとうございました。