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【日経平均後場失速】23/10/2(月) 日経平均 前場好調!! 後場失速…  しかし、バリュー株、海運などは堅調!!

みなさん、こんにちは!
今日は10月2日月曜日です。😃
前場は堅調に推移していましたが、後場まさかの失速となりました。。。

ただ、バリュー株は買われる地合いとなりました。
そのあたりマーケット全体を含めてみていきますので
ぜひ最後までよろしくお願いします!

◆世界のマーケット


🔸日経平均 後場売られる…

先週末、アメリカ市場はNWダウは小幅なマイナス
ナスダックは小幅にプラスとなりました。

日経平均は朝方から買いが先行し前場の段階ではプラスで推移していて、10月に入ったこともあって、トレンドが変わったのかなと思っていたのですが
まさかの後場から失速しTOPIXも売られてのマイナスとなりました。。。

デイトレしている人なら、チャートの動きを見ていますが、
仕事とかしていると、チャートに張りついて動きをみていないので、
昼にみたときは好調だなと思っていてそして、後場が引けてからみたら、あれ??って思うぐらい急展開な下落でした。😥

野球でいうと、5回までに10点入っていたのに、夜の速報で結果を見たら負けてしまったみたいな。。
そんな感じに似た感情をいだきました…ww

◆日銀短観


🔸非製造業は約32年ぶり高水準

日銀が、9月の日銀短観を発表しました!

ー日銀短観ー
国内の企業9000社に3か月ごとに景気の現状を尋ねる調査で、
景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた指数です。

非製造業は6期連続改善し、約32年ぶりの高水準となりました!!

🔸業種別

製造業では、自動車や、石油・石炭製品、食料品などが改善しました!
非製造業では、電気・ガスや、インバウンド需要が回復している宿泊・飲食サービスが改善しています!

◆大企業の景況感改善続く


🔸非製造業は6期連続改善

製造業と非製造業のグラフですが、非製造業がコロナで落ち込んだあとは、
そこから、株でいう押し目をつけず右肩あがりで改善してきています。

そして、27ポイントいうことで、
今までの高値を水準を超えてきていて、1991年11月調査以来の水準ということで、日本の非製造業の見通しが良い結果となりました。😃

◆日銀短観


🔸自動車、宿泊・飲食サービス改善!

実際の日銀短観のデータをみていきますと、大企業、中堅企業、中小企業と3つに分かれています。
記事で取り上げられているのが、大企業の部分ですので、この詳細をみていきます。

インパクトの大きかったのが、
🔹製造業
・石油・石炭製品 今回14ポイント +20ポイント
・窯業・土石製品 今回16ポイント +18ポイント    
  →窯業(ようぎょう)と聞きなれい言葉ですが、ガラス・セメント・煉瓦(れんが)などの製造工業を指します。
・食料品     今回16ポイント +10ポイント
  →価格転嫁に影響で改善となっています
・自動車     今回15ポイント +10ポイント
  →コロナ禍前の水準に回復してきています!

🔹非製造業
・電気・ガス     今回22ポイント +36ポイント
・宿泊・飲食サービス 今回44ポイント +8ポイント
 →非製造業の中で一番高いポイント、調査を始めて以来の高水準となりました

ということで、
非製造業が連続で改善したことは、コロナが5類に引き下げられたことで、訪日外国人観光客が増えたことが寄与しました!

🔸楽観できない理由
3か月後の見通しについても記載があり、
大企業の製造業は9ポイント→10ポイントで1ポイントの改善でいいのですが、
非製造業は逆に27ポイント→21ポイントと6ポイントの悪化が見込まれています。

これは、雇用に関する調査では人手不足感が強まっているということが挙げられているので、それらが関係しているのかなと思います。

◆米 政府機関の閉鎖をぎりぎりで回避


🔸「つなぎ予算」案が成立

とりあえず、懸念されていた、アメリカの政府期間の閉鎖の件ですが、
「つなぎ予算」の案が上下両院で30日、可決されたことで、ぎりぎりで回避されました。

ただ、これは予算執行を11月17日まで継続できる「つなぎ予算」とのことで、またそれ以降はどうなるかわからない状態です

◆米政府閉鎖回避


🔸政策金利の道筋に再び焦点
 
一難去りましたが、今度は、市場の焦点は米政策金利の今後の道筋に戻りつつあるということです
米10年債利回りは一時4.62%まで上昇し、再び高値超えをしそうな勢いになってきています(これが一番の懸念ですね。。。)

◆日経平均チャート


🔸10月2日 31,759円 -97円

日経平均は、朝方は、
米政府機関の閉鎖が回避されたことや、日銀短観の改善もあり、朝方は買い優勢で一時32400円を超える場面ありましたが
後場から失速したため、結果的に長いうわ髭を出して、小幅なマイナスとなりました。

◆日経平均 分足


🔸前場と後場で両極端…

日経平均の日中足をみていきます。
前場と後場ではまったくことなる動きとなりました。

前場は見事な買い優勢だったんですが、それが、早くもかき消され
後場から急失速した状態となりました。
しかもほぼ安値引けということなので、なんとなく嫌な展開ですね。。


◆川崎汽船


🔸10月2日 5213円 +2.14%

そんな地合いの中でも川崎汽船は2%を超える上昇に転じています!

9月29日は、-246円下げて、海運業は業種別下落率トップになったこともあり、買戻された状況ではないでしょうか。

🔸信用倍率
とくに川崎汽船は、信用倍率が
0.63倍と1倍を割っていて、需給面でいうと、下げれば売り残が多いので、買戻しされる非常に上がりやすい状況です

さきほどの記事でっもありましたように、
政府機関閉鎖の件が、ぎりぎり回避されて今度は再び長期金利が上昇してきていますので、こういったバリュー株はまだ強いということが言えるのかなと思います。

ただ、ここまで上昇してきたので、なかなか手をだしずらい状況です。
なので、アメリカの経済状況と金利とを見極めた上でバリューが優位が続くか、グロースにいつチェンジしていくかが問われると思います。

◆業種別

🔸バリュー優位

ということで業種別をみていくと、
銀行業がTOPで、ついで海運業が2番手となりました。
やはり、バリューが優位ということが言えます。

ということで、後場から下げた理由としては、
先物主導ということが考えられます。
実際チャートをみていきます

◆日経平均先物


🔸先物主導で下落

こちらローソク足が日経平均先物です

川崎汽船と、ファストリとを比較したチャートですが。
12:30までは堅調に推移していましたが後場12:30から先物が下落し
ファストリも同じように下げていく流れとなりました。

◆主体別売買状況


🔸海外投資家は??

結局は海外投資家が買ってくるかなんですが、
発表されているデータでは3週連続の売り越し・・・

先週分は木曜日に発表されますが、株価が下げていたこともあって、
おそらく売り越しと思われます。(つまり4週連続売り越し…)

とりあえずは、長期金利の上昇が収まらないことには、
利上げ懸念から株価にはネガティブな材料となりますので、
その原因ともなっている原油のトレンドもみながらの相場がしばらく続くのかなと思っています

では、本日も最後までご覧くださりありがとうございました!
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◆本日の動画


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